仕事でも使えて家族もゆったり乗れるクルマとして選んだのがアストロ

バン

シボレー

アメ車と一緒にアメリカンライフを満喫

ピットインアクツ

アメマガ2021年4月号

アストロ

埼玉県

WORK STYLE × 2002 CHEVROLET ASTRO
AMERICAN LIFE STYLE with AmericanVehicles 12

アメ車と一緒にアメリカンライフを満喫 AMERICAN LIFE STYLE with AmericanVehicles 12


WORK STYLE × 2002 CHEVROLET ASTRO

仕事でも使えて家族も喜ぶ自分なりのコンバージョン

家族が増えたことをキッカケに、仕事でも使えて家族もゆったり乗れるクルマとして選んだのがアストロ。見た目はアメリカを走る仕事クルマのアストロ仕様にして、内装はDIYで作り上げていくのが石塚さん流のアメ車ライフだ。

内装のプロだけにDIYはお安い御用!

石塚さんは家族が増えたこと、仕事でも使えるクルマとして、69プリムス・バリアントからアストに乗り換えた。アメリカで仕事で使われているような仕様を目指し、カーゴフェイスのパネルバンを探したものの、そんな珍しいモデルとは出会うことはなかった。そこで02年型のアストロディーラー車を購入し、運良く見つけたカーゴフェイスのアストロを部品取り車として車体ごと購入し、部品を移植。問題はパネルバンの「パネル」の部分。鉄板で埋めることも考えたが、ピットインアクツの阿久津社長に相談したところ「塗装でやってみるか」と提案される。「最初は塗装でそんなこと出来るのって半信半疑でしたけど、完成してビックリ。誰も塗装だと分からず満足です」と石塚さんは笑う。

2002 CHEVROLET ASTRO

外装は理想のカタチができ、今度はインテリアの改装に着手。仕事が内装工事をやっているため、工具類を満載にして移動することもあり、荷物を置くスペースは必須。さらに、遠距離移動での仮眠場所としても使いたい。そしてなにより、子供たちがノンビリできる空間も欲しい。そうして考え出し製作したのが、かさ上げしたフラットベット。中央のパネルを移動すればソファにもなる仕組みだ。たった数日で、図面もなしで作ったというから流石内装のプロ。実は数年前に、石塚さんが当時所有していたド派手な内装のバンデューラを取材したこともあるのだが、アストロは実用性を考慮した「自分なりのコンバージョン」だそうだ。まだまだ未完成で、さらなる構想が石塚さんにあるようだ。

ピットインアクツによるマル秘加工ペイントでパネルバン仕様に改良!

_K2A9214 _K2A9284 _K2A9295_K2A9290

リアサイドガラスを塗装によりパネルバン仕様へと改良。特殊なパテを使用し段差もパネルバンらしさを演出。内側から見るとガラスなのが分かる。2列目の手前側のシートは、子供が乗り降りしやすいようにと、石塚さんがDIYしたシートレールにより、さらに後方へスライドできる仕様になっている。フロントのシートはディーラー車用を取り外し、少しでも2列目のレッグスペースを確保するため、背もたれが薄いタイプを移植している。

_K2A9190_K2A9225 _K2A9202_K2A9196

ノーマルのディーラー車を購入し、新たにカーゴバンアストロを部品取り車として購入し移植。マットブラックに塗装したUSバンパー、USミラー、サイドエアロレス、ワンオフマフラー、US純正鉄チンホイールを装着。まさにアメリカで走っていそうな仕事クルマだ。

_K2A9253 _K2A9247 _K2A9242

仕事で使う工具類を積める、遠距離移動での仮眠室、子供たちの遊び場が、石塚さんが求めたアストロのリアスペース。その答えとして作ったのが、かさ上げしたフラットベット。下の空間には工具などを置け、ベットにすれば仮眠もできる。中央の板を外し横に立て掛ければ対面型のソファにもなる仕組みだ。ここで子供たちがDVDを見ながらノンビリするという。

_K2A91661

T-Style 石塚匠さん


Thanks:PIT IN AKUTSU【ピットインアクツ】

TEL:048-421-1787
HP:http://www.pitin-akutsu.com/
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2021年 4月号掲載

関連記事

RELATED


愛車より高いロードバイクを運ぶのは、18年以上所有するアストロだ。

CYCLING × 1995 CHEVROLET ASTRO
AMERICAN LIFE STYLE with AmericanVehicles 13

半年違いでアストロ生活がスタートした親子

子供が大きくなって免許を取得すれば、親子がそれぞれにクルマを所有することは特に珍しいことではないが、揃ってアメ車を選び、しかも同じアストロを所有するというケースは珍しい。しかも購入した時期が半年しか違わないというのもレアケースだろう。

頼りになるショップと早く出会ったのが大きい【ピットインアクツ】

どんなに好きなクルマを手に入れても、いつかは飽きが来て乗り換えを検討するのが自然の流れ。だが高嶋さんは「乗り換えなんて考えたこともない」と、20年以上も一途にアストロに乗り続ける。その長い時間を過ごすには、サポートしてくれるショップとの出会いや、トラブルが起こる前にメンテをすることが重要のようだ。

父から譲り受けたアストロが兄弟の絆を深めていく

父が大事に所有していたアストロを、18才の時に譲り受けた弟さん。そして、楽しそうにカスタムに励んでいく弟の姿を、羨ましそうに見ていたのがお兄さんだ。「俺もアストロが欲しい…」。我慢できずに即決し、アストロ兄弟としてお互いにカスタムに没頭中!

多くのアメ車を所有するもずっと頭から離れなかった憧れのアストロ

アメリカンカルチャーが好きでアメ車にハマり、これまで所有したアメ車は片手では収まりきらない角田さん。しかも常に2台所有が基本スタイルで、現在はシルバラードと、いつかは乗りたいとずっと願っていたアストロが愛車になっている。

 

最新記事


2025/12/30

【NITTO】リッジ・グラップラーが描くカスタムジープの現在地

タイヤ

NITTO RIDGE GRAPPLER
【ニットー リッジ・グラップラー】

2025/12/25

【レネキャン】レネゲード10周年!変わらぬ絆、広がる輪

イベントレポート

Rene Camp in Lake Saiko

2025/12/25

チューニングパーツメーカー「HKS」がコルベット用サスペンションを開発

足回り

HKS HIPERMAX TOURING
HKS HIPERMAX S

2025/12/23

【キャデラック エスカレード EXT】地味すぎず奇抜すぎない、絶妙なバランスを意識!

ピックアップトラック

キャデラック

ショップ

株式会社プルーヴ
愛知県一宮市

ランキング


2023/02/21

80年代のサブカル好きのZ世代が選んだC4コルベット

オープン

シボレー

時代性を反映したアイコニックなC4コルベットのサバイバー状態のオーナーは、80's~90's のサブカルチャーをユニバーサルに愛するヤングガイ!幅広さも奥深さも相当なハードコアながら、フレンドリーなキャラが愛車ともマッチしてステキ!

2021/03/15

【注目のアメリカン雑貨】大阪の老舗ブランド、アンダーウッドが同業者の買い付け地に!

ショップ

大阪府吹田市の閑静な住宅街にあるユニークなショップ「アンダーウッドブランド」。ヴィンテージカーやオートバイからアパレル、多肉植物など幅広いアメリカンアイテムが豊富。同店はヴィンテージ・アイテムの素晴らしいコレクションを展示するだけでなく、カスタムカーやオートバイのレストアなど様々なサービスも提供しており、一度は訪れるべきショップ!

2022/07/14

チャレンジャーとチャージャー、実はこの2台は双子の様な存在と言える。

セダン

クーペ

ダッジ

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK WIDEBODY[SUBLIME]
2018 DODGE CHARGER DAYTONA392[YELLOWJACKET]

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger