チャレンジャーに新たに採用された“フロストバイト”を同系色の“B5ブルー”と並べて吟味!

クーペ

ダッジ

チャレンジャー

BUBU阪神

チャレンジャーRT SCATPACK

アメマガ2021年4月号

2020 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK [FROSTBITE]
2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK [B5 BLUE]


2020 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK [FROSTBITE]
2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK [B5 BLUE]

一口にチャレンジャーと言っても、モデルイヤーごとにグレードが増減したり、エンジンの種類が増えたり、前期と後期とでエクステリアデザインが異なったりと、その変遷を挙げ出したらキリがない。その中で、同モデルの同グレードであっても最終的に頭を悩ませるのがボディカラー。今回は同じブルーでもまったく異なる雰囲気を醸し出すモパーブルーについて紹介していこう。

2020年より新たに採用された“フロストバイト”を同系色の“B5ブルー”と並べて吟味!

ボディカラーとは不思議なもので、同じカタチ、同じフェイスであっても、まるで別物の様な印象を受けるほどにクルマを象徴する要となる。例えば、ブラックはどこか荒々しく強面な雰囲気を醸し出し、逆にクリームやホワイトだと爽やかなイメージを与えるなど、カラー選択は重要ポイントであることに間違いはない。


しかしアメ車の場合、日本車や欧州車ではあまり採用されることのないハイインパクトカラーを1970年代から取り入れており、往年のマッスルカーたちがこぞってまとったことで、ハイパフォーマンスモデルには目にも鮮やかなハイインパクトカラーが定着。なかでもダッジは、ハイインパクトカラーのラインナップが豊富で、プラムクレイジー/ゴーマンゴー/サブライムグリーン/ヘミオレンジ/パンサーピンク/トップバナナとった様々なカラーを用意しただけでなく、そのネーミングセンスもバツグンで、いちいちカッコ良かったりするのだ。

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK [B5 BLUE]

このハイインパクトカラーが現在のマッスルカーたちにも受け継がれていることはご承知のとおりだと思うが、今期もっとも注目を集めているのが半艶なイメージでスモーキーな色味が目を惹くブルー系の新色フロストバイト。取材先のBUBU阪神で2019年まで採用されていたB5ブルーのR/Tスキャットパックが偶然在庫していたので、2台を並べて撮影してその違いを検証。

2020 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK [FROSTBITE]

こうして見比べてみるとその差は歴然。とは言っても、どちらも魅力的で甲乙付けがたい。強いて言えばモパー伝統の原色計が鮮やかなメタリック色を放つB5ブルーで、シックにトレンドを嗜みつつジェントルに乗るならフロストバイトかな?と言うのが個人的な印象。2台を見比べて色以外で異なる部分といえば、リアフェンダーのデカールやホイールのデザイン程度なので、どちらを選んでも正解と言うのが正直なところだ。


やはりこれからはカタログやスマホの画面上では伝わらないものがあるので、できれば現車を見ての吟味をオススメしたい。BUBU阪神なら2020年から注目を集めるデストロイヤーグレーなどのトレンドカラーのモデルもいち早くショールームに並び、各グレードの比較や こちらで紹介した50周年限定モデル など、より多くの個体を見比べられる。まずはお店に足を運ぶことから始めてみると良いだろう。

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK [B5 BLUE]
モパーマッスル伝統のハイインパクトカラー!

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK [B5 BLUE] 2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK [B5 BLUE] DSC_4263 DSC_4264 DSC_4298 DSC_4283DSC_4293

2020年モデルよりフロストバイトへと移行したことによって廃盤カラーとなったB5ブルー。元々日本国内のチャレンジャー在庫量の中でも希少カラーだったため、数年後はさらに希少色としてレアモデルに化ける可能性も秘めている。現車は走行0.5万kmで国内未登録となり、日本国内で新規登録可能な新車に限りなく近い個体だけにB5ブルーをお探しの方はぜひこのチャンスをお見逃しなく!!

2020 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK [FROSTBITE]
新色のフロストバイトがいち早くショールームに!

2020 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK [FROSTBITE] 2020 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK [FROSTBITE] DSC_4344 DSC_4347 DSC_4317 DSC_4305 DSC_4311

V8-392HEMIを搭載する6.4?で485hpを発生させるモパーマッスルの代名詞的存在のスキャットパック。ブレンボブレーキシステムを標準装備しており、20インチグラナイトホイールでボトムスを惹きたてる。SRTパフォーマンスページやドライブモードセレクト、ビルシュタインショックなど、ハイパフォーマンスエンジンを余すことなく堪能できるギミックが満載。これら装備は隣の2019年型も共通だ。


BUBU HANSHIN【BUBU阪神】

TEL:06-6427-5151
HP:https://www.bubu.co.jp
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 4月号掲載

最新記事


2025/12/09

【WHAコーポレーション】ユーザーと一緒になって、ジープを楽しむ専門店!

SUV

ジープ

ショップ

日本国内でジープは正規販売されているが、アメリカ仕様は日本にないボディ色やエンジンなどがラインナップされる。正規輸入車は確かに乗りやすいが、それを差し引いてもUSモデルに乗りたい人たちが、WHAコーポレーションの扉を叩く。

2025/12/04

【1970 シボレー ノバ】90年代の350エンジンを搭載して気楽に乗れる

クーペ

シボレー

日本の道路事情にマッチしたサイズ感と、70年代のアメ車らしさを色濃く感じさせるフォルム。同年代のシェベルとは異なる魅力を放つNOVA。その個性を生かしつつも快適に乗れるようにアップデート!

2025/12/02

【Camp Jeep 2025】Jeepとともに全力でアウトドアを満喫できるキャンプイベント

イベントレポート

Camp Jeep 2025 with Feel EARTH
新潟県 苗場高原オートキャンプ場

2025/11/27

真夏にサーキットを全開で走る?【82CUP】

イベントレポート

82CUP
美浜サーキット
2025.07.27

ランキング


2025/12/09

【WHAコーポレーション】ユーザーと一緒になって、ジープを楽しむ専門店!

SUV

ジープ

ショップ

日本国内でジープは正規販売されているが、アメリカ仕様は日本にないボディ色やエンジンなどがラインナップされる。正規輸入車は確かに乗りやすいが、それを差し引いてもUSモデルに乗りたい人たちが、WHAコーポレーションの扉を叩く。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。

2021/03/15

【注目のアメリカン雑貨】大阪の老舗ブランド、アンダーウッドが同業者の買い付け地に!

ショップ

大阪府吹田市の閑静な住宅街にあるユニークなショップ「アンダーウッドブランド」。ヴィンテージカーやオートバイからアパレル、多肉植物など幅広いアメリカンアイテムが豊富。同店はヴィンテージ・アイテムの素晴らしいコレクションを展示するだけでなく、カスタムカーやオートバイのレストアなど様々なサービスも提供しており、一度は訪れるべきショップ!