愛車サバーバンは、子育てでドリフトはお預けでも車高短は譲れない!

SUV

アメマガガールズ

シボレー

アメ車女子のライフスタイル

サバーバン

ナオキモータービルド

アメ車女子

アメマガ2021年4月号

彼女たち流のアメ車との付き合い方
CHEVROLET SUBURBAN

#アメ車女子のライフスタイル


CHEVROLET SUBURBAN

車高短、ドリフト世代の父から受け継ぐDNA!

物心付いた頃からいつも見ていたアニメは「頭文字D」。休みの日は峠を攻めたり、ガレージで熱心に整備をする父親の背中を見て育った彼女にとって、ドリフトは身近な存在。そんな彼女が選ぶ愛車の条件は当然〝車高短〟だ!

子育てでドリフトはお預けでも車高短は譲れない!

1年ほど前に、エクスプローラーをガッツリ下げた女性オーナーがいるとの情報をキャッチしていたものの、緊急事態宣言や移動自粛などで妊婦さんや新生児のいる方へ気軽に取材依頼できないご時世だっただけに中々タイミングを掴めなかったが、落ち着き出した年始になって連絡したところ「実は3カ月前に乗り換えてしまったんです…」と残念な返事。子供が生まれてと、よくあるパターンの話かと半ば諦めかけた矢先に出た二言目が「それで今サバーバンに乗っています?」だった。「よっしゃー!」と心の中で叫び、即座に日程を決めて取材を決行した次第だ。

DSC_3352

話を聞くと、エクスプローラーの車検時に偶然リフトに上がっていたのが現在の愛車サバーバンで、旦那さんはもう一世代前のサバーバンに興味津々の傍ら、第8世代が好みだった彼女はこのサバーバンの虜に。車検の話をしている最中も、「もう一回見てきていいですか?」と話そっちのけ。挙句の果てには車検を受けたばかりのエクスプローラーを下取りに出して、これ買います宣言!「どうせ買うならあっちの80年代の方が…」と言いたげな旦那さんだったが、ここまで一目惚れ状態なら仕方がないと快諾した。


購入したサバーバンは現状フロント6インチ、リア4インチほどロワードされており、車高短マニアの彼女の条件は満たしてはいるものの「まだちょっとリアが高すぎるかな?」と、購入からわずか3カ月目にしてさらに低くしようと模索中。車高短スタイルに対してはシビアで、納得がいくまで優しく見守る旦那さんと、満足の行く愛車フォルムを追求する妻は、世間一般的な夫婦とはまるで逆。

DSC_3401-1

でもそんな二人を見ていると何だかホッコリする。愛娘の叶絆(とき)ちゃんもサバーバンがお気に入りの様子で、取り去った3列シート部分の広大なスペースは彼女のキッズルームとして活躍中。この様子だとサバーバンで育った愛娘も、間違いなく車高短DNAを紡いでいくことだろう。

DSC_3359 DSC_3365 DSC_3386 DSC_3366 DSC_3369

第8世代最終モデルの99年型で、2WDの5穴に対してFUELのオフロード志向なデザインのリムを履くサバーバン。フォグとビレットインサート付の社外バンパーはいずれ純正物へ交換予定で、車高はもう少し落としていきたいと。フロントベンチはシートベルトも3人分用意される純正物で、もう少し大きくなったら叶絆を真ん中に乗せて横一列3人でのドライブも可能だ。

DSC_3330

1ナンバー登録で取り去ったサードシートによって大人でも余裕で寝られる広大なラゲッジスペースと化した最後尾は叶絆ちゃんのキッズスペースに。オムツ替えも余裕で、普段はここに玩具やお昼寝マットなど子育てグッズがたくさん。何もないのはあくまで撮影用だ。

2446EE2C-9D2F-423B-B91B-C9B102C1368E (2) 7E6FDCB9-895E-44B7-B8E0-1A8634B8D747 B5AD1AEC-C15D-43DA-B024-AD1F0D0C6B80

免許を取得してからの愛車はFDのRX-7にはじまりシルビアとガチのドリフト仕様ばかり。もちろん彼女自らステアリングを握って峠を攻める事も日常茶飯事だ。その後結婚して手に入れたエクスプローラーのスポーツトラックも、彼女の手に渡ればアッサリと車高短スタイルに(笑)。

DSC_3372

owner : RINA & TOKI


Thanks:Naoki Motor Build【ナオキモータービルド】

TEL:072-236-7300
HP:http://naoki-mb.co.jp.jp
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 4月号掲載

関連記事

RELATED


オトコ勝りなカスタムでメイクされたタホが相棒

彼女たち流のアメ車との付き合い方
2009 CHEVROLET TAHOE

愛車のブレイザーはマットブラックで男勝りなワイルドなフォルム

1982y CHEVROLET BLAZER

「主役はクルマ!」ガレージは大切な愛車を眺めて楽しむ特別なショールーム!

AMERICAN LIFE STYLE with AmericanVehicles 04
GARAGELIFE × 1996 CHEVROLET SUBURBAN POLICEver & 1965 CHEVROLET CHEVELLE 2dr WAGON

【キャデラック・シボレー・カマロ】アメ車大好き、アメ車女子のこだわり

アメ車といえば「男っぽい趣味」というのは時代遅れ。世の中にはかわいく、ときにはセクシーに、アメ車を乗り回すカッコイイ女性たちがいる。そんな彼女たちのアメ車へのこだわりは男性顔負け。さあ、彼女たちの愛車たちをご紹介しよう。

【ブロンコ愛】ヴィンテージSUVの魅力と運転の楽しさを語る

1980年型フォード・ブロンコを所有し、大型アメ車、特にSUVに情熱を燃やすオーナーを取材。ヴィンテージカーを所有する友人たちの影響で、現代のクルマにはない個性のあるクルマに乗りたい!と感じ、エクスプローラーに乗り換え、最終的にブロンコに落ち着いた。愛車であるブロンコについてや、運転する喜び、満足感について紹介している。

 

最新記事


2025/09/16

【モーターファンフェスタ 2025】様々なクルマを身近に感じられる日本最大級の「体験・体感」イベント

イベントレポート

MOTOR FAN FESTA 2025
in 富士スピードウェイ
20th Apr 2025

2025/09/11

足利から宇都宮に場所を移したが、変わらずアメ車ファンが押しかけた。【K-Styles × DETERMINATION】

イベントレポート

K-Styles × DETERMINATION
20th Apr 2025
マロニエプラザ

2025/09/09

【1985 シボレーC-10】人気爆上がりの第3世代後期 激レアのディーゼル

ピックアップトラック

ビンテージ

シボレー

シボレー・C/Kモデルの第3世代(1973~1987年)。特に角目4灯に変更された後期型の人気は高く、車両の争奪戦が行なわれている。スカイオートで販売中の85年型C-10は、ディーゼルエンジンを搭載する超激レアモデルだ。

2025/09/04

【シェルビーコブラ427】飾って眺めるよりも走って楽しむスタンス

オープン

アメマガガールズ

OTHER

40代、50代を中心に憧れの名車として名高いコブラ。アーバンガレージで販売されるスーパフォーマンス社製のコブラを即決で購入し、それと同時に始めたユーチューブでは赤裸々にそのカーライフを更新。一躍有名人となった「蛇女」の魅力に迫る!

ランキング


2025/09/16

【モーターファンフェスタ 2025】様々なクルマを身近に感じられる日本最大級の「体験・体感」イベント

イベントレポート

MOTOR FAN FESTA 2025
in 富士スピードウェイ
20th Apr 2025

2024/01/30

日本では割とマイナーな68年型ダッジ・コロネット

クーペ

ビンテージ

ダッジ

ビンテージマッスルに魅せられし7人のカーマニアたち【バーニーズ】

2023/09/04

【右ハンドルのマスタングが人気な理由】フォード・マスタング右ハンドルの魅力まとめ

フォード

ショップ

フォード・マスタングといえば、アメリカンマッスルカーの代名詞。力強いパフォーマンスと独自のスタイルが特徴的だ。

そんな多くのファンを持っているキング・オブ・アメ車「フォード・マスタング」に、実は右ハンドルが存在することをご存じだろうか?

今回はそんな右ハンドルのマスタングが、いかに魅力的か、ご紹介していこう。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger