タコマに乗る姉の影響を受けて選んだのはH2!

SUV

アメマガガールズ

ハマー

アメ車女子のライフスタイル

H2

アメマガ2021年5月号

アメ車女子

彼女たち流のアメ車との付き合い方
HUMMER H2

#アメ車女子のライフスタイル


HUMMER H2

高校生の頃、姉のジュンさんが「成人式までにタコマを買って会場に乗りつける!」と断言して実現させたのを見て、「私も免許を取ったらカッコいいアメ車に乗る!」と決意した福岡県在住のカンナちゃんのお眼鏡にかなったのはH2!

若い男は寄り付かないけどオジさんたちからは大人気

154cmの小柄な女の子がリフトアップを施したハマー・H2に乗っているのをインスタで見つけてDMで連絡。「ガールズオーナーとして取材させてほしいのですが…」とメッセージを送るも返事がない。後に聞くと、新種のナンパか変な詐欺ではと思いアメ車関係に詳しい姉に相談していたみたいで、数日経ってから返事が届いた。取材時に経緯を伺うと、姉が「石井の名を雑誌で見つけてくれてホンモノやから大丈夫!」と後押ししてくれたことで安心して取材に対応してくれたとか。


確かに怪しいよね。「何かすんません」と本物の石井が遥々福岡へ出張取材に向かったのは1月中頃の話。 第一印象は〝イマドキ〟の女の子といった印象のカンナちゃんだが、ブレイズヘアに凄まじい眼力、そして発する言葉一つ一つに説得力があり、いきなりのDMに不審がるなど思慮深く、良い意味で警戒心をちゃんと持っているところに凄く好感を持てる。H2に乗っている女の子と聞くと、割とチャラチャラしたイメージを抱きがちだが、芯が一本通ったブレない自分を持っているところもカンナちゃんの魅力だ。

HUMMER H2

H2購入のキッカケは姉のジュンさん、そしてデボネアに乗っていたカーマニアの父の影響が大きいとのことで、自分も大人になったら当然の如くアメ車に乗るものだと確信していた。最初はエスカレードやナビゲーターなんかを検討していたが、父の知人から「H2を手放すけど誰か乗りたい人いない?」と声がかかり、実車を見に行くと一目惚れ!


あまりカスタムされていない程度の良い個体だったこともあって、即決でローンを組んだという。ちなみに購入に関しては父を頼らず、「自分で稼いで維持する!」と頑なに父からのサポートを拒む辺りも、潔くて格好良い。H2に乗り出してから若い男の子たちは近寄ってこなくなったと言い、代わりにヤンチャそうなオジさんたちからは大人気というカンナちゃん。H2は軟派な男を寄せ付けない用心棒として最高のパートナーである。

DSC_5285 DSC_5279 DSC_5377 DSC_5294 DSC_5303DSC_5304

2020年11月にリフトアップを敢行。さらに大きくなって乗り降りが大変になったと言うカンナちゃんのH2。あまりごちゃごちゃイジるのは好きじゃなく、グレーインテリアはほぼオリジナルをストック。エンジンルームも前オーナーが大切に乗っていたことが窺えるグッドコンディション。ベティーちゃんは彼女が愛してやまないキャラクター。

DSC_5330

横ノリ系アパレルショップに勤務しているのに、サーフィンやスノーボードをしないカンナちゃん。攻めてスケボーだけは…とデッキデザインの可愛さに即決したマイボード。まだ初めて間もないとのことだけど凄く様になっていて、その存在感やオーラはもはやプロライダーレベル!

DSC_3777

完全着地のスラムドミニトラッキン、ダンプベッドとカスタムトラッキンライフを謳歌する姉のジュンさん。3年ほど前に地元から神奈川県へ移り住んでおり、妹のH2とのコラボはいまだ実現せず。機会があればぜひ姉のジュンさんにも本誌に登場してもらいたいものだ。

DSC_5370

owner : KANNA


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 5月号掲載

関連記事

RELATED


私もアメ車に乗ります!一番大きいH2に乗りたいんです

両親と弟がアメ車に乗る、アメ車好きの家庭で育ったオーナーさん。家族からアメ車に乗ることを勧められたことはなかったが、密かに「私も乗りたい」と思うように。そんなオーナーさんが突然「アメ車に乗りたい」と宣言したことで、家族は大騒動に。

僕たちの自慢のおばあちゃんは黄色いハマー乗り

21年所有したアストロが致命的な故障を負い、泣く泣く手放すことになったオーナーさん。新たな愛車は絶対にアメ車。次に乗るアメ車を相談するためにショップを訪れた際、光り輝いて見えた1台のクルマ。それが黄色いH2だった。

大きなアメ車が大好き!ハマーH2  YOSHIKO☆アメマガガール

北海道で、ビンテージカーからH2のフルカスタムまで幅広いアメ車を扱うSCSモータースポーツ。その看板娘的存在なのが、ここで紹介する井上さん。半年前に念願のH2に乗り換え、カスタムを進行中だ。

【ブロンコ愛】ヴィンテージSUVの魅力と運転の楽しさを語る

1980年型フォード・ブロンコを所有し、大型アメ車、特にSUVに情熱を燃やすオーナーを取材。ヴィンテージカーを所有する友人たちの影響で、現代のクルマにはない個性のあるクルマに乗りたい!と感じ、エクスプローラーに乗り換え、最終的にブロンコに落ち着いた。愛車であるブロンコについてや、運転する喜び、満足感について紹介している。

そろそろ私もジープが似合う、大人の女性を目指そうかな。【Sareee】

もっと強くもっとかっこよくなるために自分磨きに挑戦
プロレス界の太陽神 Sareee

 

最新記事


2025/09/18

【ウイングオート】車両の購入やメンテだけでなく クルマを走らせる楽しさも提供

クーペ

フォード

ショップ

愛車のポテンシャルを引き出して走るは、技術や知識が必要となる。ウイングオートではドライビングアカデミーを開催し、それらを提供する機会と場所を提供する。

2025/09/16

【モーターファンフェスタ 2025】様々なクルマを身近に感じられる日本最大級の「体験・体感」イベント

イベントレポート

MOTOR FAN FESTA 2025
in 富士スピードウェイ
20th Apr 2025

2025/09/11

足利から宇都宮に場所を移したが、変わらずアメ車ファンが押しかけた。【K-Styles × DETERMINATION】

イベントレポート

K-Styles × DETERMINATION
20th Apr 2025
マロニエプラザ

2025/09/09

【1985 シボレーC-10】人気爆上がりの第3世代後期 激レアのディーゼル

ピックアップトラック

ビンテージ

シボレー

シボレー・C/Kモデルの第3世代(1973~1987年)。特に角目4灯に変更された後期型の人気は高く、車両の争奪戦が行なわれている。スカイオートで販売中の85年型C-10は、ディーゼルエンジンを搭載する超激レアモデルだ。

ランキング


2025/09/18

【ウイングオート】車両の購入やメンテだけでなく クルマを走らせる楽しさも提供

クーペ

フォード

ショップ

愛車のポテンシャルを引き出して走るは、技術や知識が必要となる。ウイングオートではドライビングアカデミーを開催し、それらを提供する機会と場所を提供する。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2025/09/16

【モーターファンフェスタ 2025】様々なクルマを身近に感じられる日本最大級の「体験・体感」イベント

イベントレポート

MOTOR FAN FESTA 2025
in 富士スピードウェイ
20th Apr 2025

2020/06/28

クーダはプリマス・バラクーダの中でも尖ってるモデル

クーペ

ビンテージ

プリマス

1971 PLYMOUTH 'Cuda 383 & 1970 PLYMOUTH 'Cuda 440