60年型インパラと36年型フォード・ロードスターの2台を所有しアメ車ライフを満喫

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素晴らしきアメ車人生

アメマガ2021年5月号

1960 CHEVROLET IMPALA
1936 FORD ROADSTER

素晴らしきアメ車人生 -American Cars IN MY LIFE-


1960 CHEVROLET IMPALA / 1936 FORD ROADSTER

ロッド&カスタムを地で行く、ホットロッダーのアメ車ライフ

開放感抜群のロードスター&スタイリッシュな“バブルトップ”によるロッド&カスタムを地で行く理想的なコンビでアメ車を複数台所有する山本さん。いずれも、オリジナルの魅力を保持しつつ、ホットロッドとしてのアップグレードを施した魅力大の個体に注目せずにはいられない。

1台に絞るなんて無理…魅力の異なる2台を所有

クルマが好きになればなるほど、理想の1台に絞るのは中々難しいもの。スタイリング、パフォーマンス、ステイタス、扱いやすさや拡張性など、1台の愛車に求める要素は何かと多いもの。それだけに、自分の気持ちと条件のバランスを取るのは難儀する。思いが強いほどに、こだわりも深く、譲れない要素が増えてしまう。


ましてや、それが旧いアメ車ともなると、運も必要かもしなれない。そこで、愛車に求める理想を、1台ではなく複数に分散するのも一つの方法と言えるだろう。保管スペースや維持費を確保できるなら、むしろより現実的に自分の理想を満たすことができるし。

1936 FORD ROADSTER 1960 CHEVROLET IMPALA

オーナーの山本さんは、旧いアメ車に興味があったが、こだわりは特にない中で、知人から60年型インパラを譲り受けた。その知人とは、ロッド&カスタムの専門ショップ「アンディーズ」のオーナーで、ショップ開業前からの関係で、60インパラも、ベース状態から仕上げまでの工程を知っていたため、安心して入手することができた。低いプロポーションや、より美しく魅せる独自のカスタムを施した個体だ。


その後、理想のオープントップで、より走りのパフォーマンスに富んだ36年型フォード・ロードスターに巡り合い、乗り換えるつもりで入手。しかし、魅力のベクトルの異なる2台でこそ得られる満足を知ってしまったため、2台とも保持している。イベント、クルーズなどTPOに合わせて出動車両をチョイスして楽しんでいる贅沢なアメ車ライフを満喫している。


1936 FORD ROADSTER
ファットフェンダーが愛称のスタイリッシュなロードスター

1936 FORD ROADSTER IMG_3574

ファットフェンダーの愛称でお馴染みの36年型フォード。ストリートロッドとしても頂点的存在のロードスターは、コンバーチブルと違い、フロントウィンドーが独立式で、サイドガラスをもたないのがポイント。フロントウィンドーが低いため、トップを閉じた状態でもルーフが低くスタイリッシュ。オープントップ特有の開放感と、軽量なロードスターならではの軽快な走りのパフォーマンスが楽しめる。この個体はストリートロッドとしてアップグレード済み。

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アメリカンV8におけるスタンダードなパワートレイン、GM350ciエンジン&TH350オートマチックに換装済み。オーソドックスな仕様ながら、シングル4bbl搭載で必要にして十分なポテンシャル!

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6連装のゲージは、戦前のFORD車にOEM供給していたスチュワートワーナー製でアップデート。ストリートロッドでは定番の楕円化粧板によるセンターレイアウト。シンプルなベンチシートは見た目以上に快適。コラムはGM対応のチルト式を採用している。

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レストロッドとして、往年のイメージを尊重したスチールホイール&ハブキャップ。カスタムオフセットによるディプナリムがホットロッド的。FORDロゴのハブキャップは、40年型でアレンジ。幅広のホワイトウォールタイヤも雰囲気。


1960 CHEVROLET IMPALA
ロー&ワイドなスタイルを際立たせたホットロッドカスタム

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インパラというと、日本ではローライダーのベース車としてのイメージが強いが、アメリカではロッド&カスタムとしてモダンにアレンジするケースも多い。この個体は、“バブルトップ” 特有のスムースなトップと、“バットウィング”の愛称でお馴染みのロー&ワイドが際立つ60年型をベースに、そのスタイリングの美しさを際立たせたホットロッド的アプローチで国内にてカスタムした。サイドシルを微妙に延長して低い車高を際立たせたり、バンパーを一体化してスムースなルックスを獲得する。

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もともとモダンなエンジンが搭載されていたが、山本さんが所有してから、フルサイズ時代のインパラに採用されたHOTなWエンジン409に換装した。独特のヘッドの形状や、特定の年代だけに採用された希少性もポイント。ムーン製のバルブカバーが美しい。

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同世代のコルベットにも通じる航空機を思わせるダッシュパネルは、59年型から引き継がれている。ゲージ類はモダンなデザインのアフター品にてアップグレード。シート&ドアパネルはストックのを活かして、上品なタンのスキンで張り替えている。

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ホットロッドでは定番のスロットタイプを進化させたバドニック社のビレットホイールをF:18インチ、R:20インチでセット。右側はフルポリッシュ、左側はガンメタリック塗装と、それぞれ異なったイメージを楽しんでいる。

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オーナー:山本雄一さん

象徴的な2台のロッド&カスタムを所有するだけに、生粋のロッダーと思いきや、初代フィアット500、軽トラにしてオープンカーのホンダ・バモスといった珍車からシェビーVAN なども乗り継ぐワイドバンドなクルマ好き。生業はバイク屋さんとあって、愛機としてのバイクは2台、4輪はバイクを積めるハイエースなど全5台体制。


Photo & Text ◆石橋秀樹
アメ車マガジン 2021年 5月号掲載

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