AZRはカスタムだけにあらずビンテージも熱い!

1957 CHEVROLET 210WAGON
THE VINTAGE
1957 CHEVROLET 210WAGON
アズールモータリング(AZR)といえばカスタムをイメージするが、実はビンテージの取り扱いも積極的に行なっている。本国との太いパイプにより、極上のモデルを手に入れることができるのだ。
出会いはまさに一期一会のビンテージ
アズールモータリング(AZR)でカスタムすることに憧れを持つユーザーは数多い。それほどに、AZRに対するイメージは「カスタム」が強い。だが、最新カスタムのトレンドを取り入れ、新型モデルをいち早く導入することを基本としながらも、ビンテージの扱いも積極的に行なうことで購入ユーザーも増えている。
SEMAショー出展など、アメリカでの活動も行なうAZRだけに現地のネットワークも広く、それ故、一期一会の出会いであるビンテージの「FOR SALE」情報も各地から数多く入る。そうした車両のなかから、極上車を定期的に日本に持ち込んでいるのだ。今回撮影した57年型シボレー・210ワゴンもその一台で、本国オーナーがフルレストアした極上車。オイル交換一つからメモに記録を残すなど徹底管理されていただけあって、機関系の状態もグッドコンディションだ。残念ながらこの210ワゴンは成約済みで購入することはできないが、次なる極上車の導入も予定されているというから期待したい。
もちろん、車種・年式などを指定してのオーダー相談も可能で、条件に合う車両をAZRの現地ネットワークを駆使して探してもらうこともできる。メンテナンス対応もAZRには熟練のメカニックが在籍しているため安心できるし、シート張り替えなどのリメイクは「カスタムのAZR」だけにお手の物。新型車両や最新カスタムだけではなく、ビンテージでも頼りになるのが、現在のAZRの本当の姿だ。
1949年に登場したシボレー・スタイルライン、フリートライン。そのデラックスモデルだったベルエアが1953年に単一車種として独立。同じくベーシックモデルを150(ワンフィフティ)、上級モデルを210(ツーテン)へと変更。210にはセダン、クーペ、ワゴンなどボディスタイルが多く存在する。撮影した車両の正式名は210・4DOOR BEAUVILLE WAGON。本国の取引先から、滅多に見ない極上車があるという情報を受けAZRが仕入れたモデルだ。エンジンも載せ替えられるなど、内外装がフルレストアされている。すでに売約済みだが、こうした希少なモデルがAZRに定期的に入庫されるので要チェックだ。
AZZURRE MOTORING
所在地:愛知県豊明市沓掛町前田2-5TEL:0562-95-1118(アメ車ショールーム)
HP:http://azzurre-motoring.com
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2021年 7月号掲載
最新記事

2023/10/03
せっかく乗るのなら、踏めるマッスルはいかが?【ガレージトップスピード】
マスタングに乗りたい! 走りを楽しみたい人のために6MTのレアな個体がベースその中でも断然シェルビーに憧れるけれど、こんなじゃじゃ馬を乗りこなせるのか? そう考える人は少なくはない様で、トップスピードではエコブーストをベースに、GT500ルックを提案中だ。

2023/10/02
カーボックス秘蔵のシェルビーをロックオン
以前所有していたGT350は、仲間やカーボックスに止まるGT350と比べるとヤレて故障も多かった。もっと極上なGT350に乗りたい…。そんな折、カーボックスに隠されていた超極上のGT350を発見。それは、カーボックス山西社長が長年大事に保管してきた秘蔵のGT350だった。

2023/09/29
アメ車と、仲間と戯れる、最高の空間を手に入れた夫婦
夫婦でそれぞれクルマを所有しているのは珍しいことではないけれど、それが共にアメ車となれば話は別。さらにガレージ、アメ車が10台以上止められる広い敷地、これはもうアメ車乗りの理想形が詰まっている!

2023/09/28
汚して使い倒してこそが、トラック(シルバラード)の正当な乗り方!
アメ車のことはまったく知らなくても、乗り出したことでどっぷりとハマるなんていうパターンはよくある。紹介する小野さんもそのひとりで、シルバラードに乗り出してからは充実したアメ車ライフを過ごしている。