創業60周年を迎えた最高峰ブレーキメーカー【ブレンボ/Brembo】

株式会社ブレンボ・ジャパンは、一般公道用とサーキット走行用の新しいブレーキシステム(キャリパー、ディスク、パッド、フルードなど)、さらに偽装防止対策として新しいプログラムのアップグレードを発表した。 このプログラムはSport、GT、Pistaの3つのメニューからなる。
まずSport は純正ディスクより高性能なディスク、パッド、フルードを用意したいわゆるブレーキカスタムのエントリーメニューだ。次にGTは車種ごとに専用設計されたキャリパー、パッド、ディスク、ブラケット、ホースなどを含んだキャリパーキット。サーキット走行を含んだスポーツ走行はもちろんのこと、カラーチェンジも楽しめるドレスアップにも適したものだ。最後にPistaはコンペティションシーンに対応する、レーストラックに特化したスペシャルなレース用キャリパーキットだ。
それに加えて、正規品かつ本物である証を専用アプリとQRコードで管理することのできる〝ブレンボ・チェック〟のサービスも開始されている。
ブレンボ・ジャパン代表取締役のフェビオカサブランカ氏と橋本コーポレーション代表取締役である橋本晃氏が、ブレンボの新しいパーツ供給体制を発表した。現在は欧州車中心のラインナップだが、チャレンジャーやマスタングといったマッスル系、エスカレードやラングラーといったSUVなどのアメ車用も揃えている。今後はよりバリエーションを拡充していく予定で、それらはブレンボ・ジャパンのWEBで公開される。
イタリアに本社を構える世界屈指のブレーキスシテムメーカーがブレンボ。F1を始めとしたモータースポーツ用から純正装着まで、あらゆるブレーキスシテムをリリースしている。
ハイパフォーマンスなアメ車には必須アイテム
アメ車でもとくにハイパフォーマンスなモデルには純正装着されているブレンボ製ブレーキキット。それほどまでに信頼性の高さが伺える。
Brembo Japan(ブレンボジャパン)
https://www.brembo.com/jp取材協力:橋本コーポレーション
https://www.h-c.co.jpPHOTO 清野央
TEXT マーク清原 、編集部
アメ車マガジン 2021年 8月号掲載
最新記事

2025/04/21
【ティフィン アレグロ ブリーズ 33BR】異次元の存在感と質感、究極のアウトドアカー
自由気ままなクルマ旅がしたい。それを実現するにはトレーラーかモーターホームの二者択一となる。取り回しを考えるとトレーラーに軍配が上がるが、熊本のワッツが輸入するティフィンは、まさに贅を尽くした1台だ。

2025/04/19
僕たちの自慢のおばあちゃんは黄色いハマー乗り
21年所有したアストロが致命的な故障を負い、泣く泣く手放すことになったオーナーさん。新たな愛車は絶対にアメ車。次に乗るアメ車を相談するためにショップを訪れた際、光り輝いて見えた1台のクルマ。それが黄色いH2だった。

2025/04/18
8年住んで分かったことビンテージ感が生まれてそれもまた好きになる
ジェネラルで建てたのは約8年前。当時は今ほど建築例も少なく任せて大丈夫か不安もあったが、時間が経っても飽きることなく毎日が楽しい日々。家具や壁に多少のキズも増えてきたけれど、アメリカンビンテージみたいに味が出てそれもまたお気に入り。

2025/04/17
雨ニモマケズ風ニモマケズ… アメ車ファンミーティング開催!
2024年に引き続き2025年度も年4回のイベントを開催していくこととなり、その第1弾となる「アメ車FAN ミーティング」を3月16日に、千葉県のフェスティバルウオーク蘇我にて開催した。