ハニーDがタンドラカスタムシーンの可能性をより一層深める

TOYOTA TUNDRA
Honey D
ストリートで抜群に映えるロー&ワイドフォルムの威力
TOYOTA TUNDRA
昨今のトラッキンカスタムシーンはリフトアップスタイルが主流である。そのスタイルもマイルドリフトからリハイリフトまで年々多様化しており、2014年開催されたセマショー でも上げ幅で注目を集める車両が数多く出展されていた。
もちろん往年のスラムドスタイルも人気のスタイルとして不動の地位を確立しているが、ボディドロップやチャネリングなど、その手法は普段乗りを犠牲にしたカーショー目的のものが多い。
その図式を覆すべく、ロワードスタイルをターゲットにハイクォリティーなジャパンメイドでアメリカ向けに開発されたボディキットがハニーD だ。
SEMA SHOW2015でひと際異彩を放つ!!
注目すべきは車幅2.3m超えのワイドオーバーフェンダーである。現在市販されているフェンダーの大半はリフトアップを視野に入れたデザインであるが、それとは一線を画すロワードスタイルで映えるフォルム作りに着手した。
また、トータルフォルムを考慮してフェンダーからフロントアンダーにかけてのシルエットをアグレッシブに演出するアンダースポイラーも同時にリリース!
ベースは高価なサスペンションが装備されているTRD PRO。その足を取っ払っての大胆なロワードカスタムに本国ビルダーたちも唖然。
一目で分かる限定車専用ボディカラーの甲斐もあって、セマショー では声を掛けられる度に「Why Japanese People!?」といった声も(笑)。 しかしその大胆かつ思い切ったスタイルは会場で注目の的となった。
リム幅の深いフォージド2ピースのGRID 20インチ+ワイドトレッドスペーサーで総幅2.3m超えとなったボトムス。295/55R20サイズの極太タイヤでも超ワイドなHoney D オーバーフェンダーならサラリと履きこなせてしまう。
LEDバーがセットされたT-REX製のグリルや、LEDスポットライトの追加などでアグレッシブかつワイルドな印象を強調。TRD PRO純正のインナーブラックヘッドライトとの相性も良く、オレンジ×ブラックのカラーバランスも抜群。
異彩を放つニューカマーは、タンドラ カスタムシーンの可能性をより一層深める存在であり、もっともHOTな一台といえるだろう。
■取材協力:honeyD
PHONE#310-787-9500
■Text &Photo:石井秋良
最新記事

2025/10/14
【TDI-Tuning】サブコンを装着することでパフォーマンスと燃費が向上!
アメ車は燃費を気にしていては乗れないクルマだとしても、良くなる方法があるのであれば試してみて損はない。さらにパフォーマンスアップするとなればなおさらだ。TDIチューニングがもたらす恩恵は百利あって一害なし。

2025/10/09
【2012 シボレーサバーバンLT】走りを楽しむなら 6ATモデルを狙え!
ハマー・H2を主軸に高品質なアメ車を長年販売する埼玉県のSIC。今回、在庫車で注目したのが12年型のシボレー・サバーバン。07年から登場した第10世代のモデルだが、10年型以降はミッションが6ATになるなど走行性能がブラッシュアップされているため、より走りを楽しむことができるモデルとして狙い目だ。

2025/10/07
【1or8カスタムライドミーティング】初回より本誌で追い続けてきた
1or 8 Presents AMERICAN CUSTOM RIDES MEETING
11th May 2025
高鷲スノーパーク駐車場

2025/10/02
【ClassicForged】鍛造削り出しなので、スタイリングだけでなく強度と軽さも追求
ホイールを履き替えるだけで、クルマの印象はガラリと変わる。比較的新しいモデルならどんなホイールも似合うが、ビンテージカーオーナーにとって、切実な問題でもある。