メカニックとしての腕を上げるべく、人生初のアメ車にシングルキャブのC1500をチョイス!

ピックアップトラック

シボレー

ナオキモータービルド

C1500

大阪府

アメマガ2021年8月号

ラットスタイル

ヤレこそ粋なラットスタイル

オールドボディスタイル

1992 CHEVROLET C-1500

RUSTY ヤレこそ粋なラットスタイル


1992 CHEVROLET C-1500

020年3月に自動車工業専門学校を卒業後、縁あって大阪府堺市のナオキモータービルドにメカニックとして就職したジュンさん。学校で学んだことを活かせるか? と思いきや勝手の違うアメ車に四苦八苦。学ぶならまずは乗るべきと一念発起!

再塗装の予定で剥離したが未だそのまま放置(笑)

地元堺市の自動車工業専門学校に通っていたジュンさん。クルマが好きで、さらにはスケートボードが好き。休みの日は彼女と旅行やデートを楽しむごく普通の好青年。芸人で言うところの第七世代、ミレニアムベビーとか騒がれていたのがつい最近の様にも感じるが、そんな世代もすでに成人を迎え免許を取得しているという事実。


40代の筆者を含め、我々が憧れを抱いた90年代のアメ車たちは既にOBS(オールドボディスタイル)と呼ばれ、ポストビンテージカーとして人気が高まり、価格も年々高騰中。ジュンさんはもちろん、20歳前後の若者たちが挙ってこの世代のアメ車の虜となっているらしい。

1992 CHEVROLET C-1500

彼がC1500を購入するキッカケとなったのは、興味本位で立ち寄ったBBQミーティング。後に勤務先となるナオキモータービルド、スターキーズが主催するこのミーティングで多種多様なアメ車乗りたちとそのライフスタイルに魅了されて「自分もこんな風に楽しみたい!」と決意したと言う。それから度々ナオキモータービルドへ訪れる内に「ウチで働く!?」と言われ、即答で返事をしたのが2020年の秋だった。


就職が決まると同時に愛車として迎え入れたC1500。当初ほんのりラットなレベルだったが、段階を踏んでレストアしていきたいとの思いから、従業員総出で片面やボンネットを剥離。やっているうちに通常業務が忙しくなり、冗談半分のつもりで「とりあえずコレで乗っとく?」と言われたのを真に受けて、「良いっすね!」と快諾。見た目はラットでも機関は絶好調みたいなメカニックの愛車が一台あっても面白いのでは?と今となってはプラスに転じているが、20歳の若者がそれをアッサリ受け入れる辺り、タダモノならぬ大物感(笑)。


稼いだお金はスナップ・オンの高額工具に潔く使い、毎晩遅くまで作業に没頭するジュンさん。クルマはラットでも、作業はピカイチ。いずれはレストアを進めてバリモノのOBS(オールドボディスタイル)に仕上げていきたいと語るジュンさんのアメ車ライフは、まだまだ序章に過ぎない。

DSC_3699 DSC_3697 DSC_3704 DSC_3701DSC_3702

メッキの褪せたスチール感が良い塩梅のビレットインナー、フォグランプ付のフロントバンパーに黒いフロントグリル主体のフェイス周りが、色褪せた赤いボディにマッチ。剥離した際に素地が所々出てきて、そこに錆が侵食していった様子は天然ラットとなり、雨ざらしにすることでそのリアルな風合いを育てているか否かは定かではないが、18インチの鍛造ホイールと室内、エンジンだけはクリーンに保つ辺りがメカニックらしくて好印象。

DSC_3756DSC_3745 DSC_3744

途中で剥離をやめたおかげで右側側面はラットと呼ぶには申し訳ないレベルの艶感を保持。SSミラーへ換装して、ナオキモータービルドの宮田氏が以前愛用していたマニュアルの白いC1500から高年式用のリアゲートステップウィングなるものを継承しており、ベッド部分はモデルイヤーの割に綺麗な状態を維持。彼女が乗る助手席側だけは綺麗にしておくこともジェントルマンの使命。

DSC_3706

ナオキモータービルドでここ最近メインとなっている販売車両がO.B.S(オールドボディスタイル)。VORTECやTBIのメンテナンスは最重要事項となる。自らの愛車でTBIを熟考し、乗りながらウィークポイントや改善策を見出すこともメカニックとして腕を上げる最善の策。

DSC_3731DSC_3741

94年型までのインテリアは直線基調でノスタルジック。小さめのステアリングは背が高く足の長い彼にとって必需品。見た目はラットでも室内はクリーンな状態を保つ。

1992 CHEVROLET C-1500

OWNER : JUN


THANKS:Naoki Motor Build【ナオキモータービルド】

TEL:072-236-7300
HP:http://naoki-mb.co.jp
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 8月号掲載

最新記事


2026/09/10

理想を求め妥協はしたくない、細かい部分も現場で確認

HOUSE

細かい部分まで自由に設計ができるジェネラルアメリカンホーム。しかし、その細かさが逆に面倒になることも…。だが鈴木さん夫婦は本当の理想の住宅を求めて妥協せず、何度も建築現場を訪れ収納の位置やサイズまで微調整していった。

2026/09/07

【1968 シボレー シェベル ワゴン】半世紀以上前のアメ車をサラッと日常使いするのが粋

ステーションワゴン

シボレー

アメ車を知れば知るほどに、旧車に興味を持つ傾向にあると以前も話したことがあるが、まさにそのセオリー通りの展開。4年前に本誌で取材したYOSUKEさんの新しい相棒を公開。

2026/09/03

【ジープ パトリオット】独自の色とツートン化で、現代風にアップグレード

SUV

ジープ

「色が変わるだけで、まったく別のクルマのように見える!」そんなマジックのようなカスタムを得意とするのが、トップスピード。乗用車ライクなパトリオットが、俄然オフロードカーらしく見えてくる!

2026/08/31

【EDGE CUSTOMS CHALLENGER S】年月の経過を感じさせない 魔力を感じさせるフォルム

クーペ

ダッジ

ボディワーク

流行を追い求めるカスタムの場合、月日が経つとどうしても古さを感じることがある。だが、このチャレンジャーSはどうか?2019年に10台限定で販売されたが、オリジナリティ溢れるスタイルには、一切の曇りも見られない。

ランキング


2026/09/07

【1968 シボレー シェベル ワゴン】半世紀以上前のアメ車をサラッと日常使いするのが粋

ステーションワゴン

シボレー

アメ車を知れば知るほどに、旧車に興味を持つ傾向にあると以前も話したことがあるが、まさにそのセオリー通りの展開。4年前に本誌で取材したYOSUKEさんの新しい相棒を公開。

2026/09/10

理想を求め妥協はしたくない、細かい部分も現場で確認

HOUSE

細かい部分まで自由に設計ができるジェネラルアメリカンホーム。しかし、その細かさが逆に面倒になることも…。だが鈴木さん夫婦は本当の理想の住宅を求めて妥協せず、何度も建築現場を訪れ収納の位置やサイズまで微調整していった。

2026/08/31

【EDGE CUSTOMS CHALLENGER S】年月の経過を感じさせない 魔力を感じさせるフォルム

クーペ

ダッジ

ボディワーク

流行を追い求めるカスタムの場合、月日が経つとどうしても古さを感じることがある。だが、このチャレンジャーSはどうか?2019年に10台限定で販売されたが、オリジナリティ溢れるスタイルには、一切の曇りも見られない。

2026/08/11

「アメ車が好きでよかった!」2026年第2弾は「アメマガ祭り 2026 in Osaka」開催!

アメマガミーティング

イベントレポート

2024年のスタートから年4回ペースで熱い盛り上がりを見せる『アメ車マガジン』主催イベント。その2026年第2弾となる「アメマガ祭り 2026 in Osaka」が、6月28日に大阪・泉大津フェニックスにて開催されました!