サリーン・S281のデザインに惹かれ、条件に合うモデルを10年間探し続けた。

2006 SALEEN S281 SC
俺たちのアメ車ライフ
2006 SALEEN S281 SC
憧れのサリーンを求めて10年、遂に念願の愛車を手に入れいる!
10年という長い年月を掛けて車両を探し、初めてのアメ車にサリーン・S281を選択した瓜生さん。撮影数日前に納車され、当日が家族で初のロングドライブ。娘さんも将来はアメ車乗りを目指す!?
納車が待ちきれずに眠れず体調不良に
スーパーチャージャーを搭載し、435hpを発揮する06年型サリーン・S281。そんなパフォーマンスモデルの駐車作業はかなり慎重だ。それもそのはず、初めての左ハンドル、初のアメ車、数日前に納車、そして本日が家族で初のロングドライブという瓜生さん。
サリーンのデザインとパフォーマンスに惹かれ、車両を探し始めたのがなんと約10年前。「車両を見つけては悩み、そうしている間に車両が売れる。その繰り返しでした」。それでもサリーンに対する思いは一途に持ち続け、妥協してマスタングに心変わりすることなく探し続けた瓜生さんの前に、2021年春に条件にピッタリハマるサリーンがネットにアップされた。「一度も行ったことのない広島県にあるカーボックスさんでした。ダメ元で、旅行する気分で広島に飛びました」。もちろん、万が一ということも想定し、ハンコを持参して…。
生で見る理想のサリーンを前に、さほど悩むことはなかったという瓜生さん。その場で契約書を交わし、納車の日を毎日数えて待つ日々。風呂場で運転のイメージトレーニングは日課となり、納車数日前には到着が待ちきれず不眠で体調を崩したほど。そして念願の納車は、家族総出で動画を回して待ち構えた。因みに、納車後は興奮し過ぎて熱を出した瓜生さんである。娘さんもそんな父のクルマが大好きになり、将来はアメ車に乗る夢を持ち、整備士資格も取りたいとか。撮影後にはサリーンで整備士学校の下見に行くというから、今後は娘さんに注目かも!
サリーン・S281 SCのデザインが大好きということから、大きなカスタムは予定していないという瓜生さんだが、購入時に装着されていたHREの20インチや、タイヤステッカーはお気に入りの部分。
ただでさえ数少ないS281のなかでも、購入の絶対条件として譲らなかったのがマニュアル仕様。初めてとなる左ハンドルのシフト操作も、風呂場でイメージトレーニングしてきた成果もあり不安はないそうだ。
20年ほど愛車を所有せず、もっぱら会社のクルマを使用していた瓜生さん。サリーン・S281のデザインに惹かれ、条件に合うモデルを10年間探し続けた。家族揃ってサリーンTシャツを着て登場など、家族みんながサリーンを愛する。娘さんも父に触発され、ビンテージのカマロやマスタングの所有を夢見て、仕事も整備士になりたいと語る。
OWNER : 瓜生さん
CARBOX【カーボックス】
TEL:082-815-8448HP:http://www.bs-carbox.jp/
PHOTO &TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2021年 9月号掲載
最新記事

2025/08/14
カマロと出会ったことで人生がより鮮やかになった【カマロLT RS】
クルマを選ぶ時に、エクステリアデザインは一番気になるところ。もちろんそれも重要だけど、カマロの名前の由来を知ったことで、俄然愛着が湧いたという心尋(みひろ)さん。クルマは移動手段でなく「相棒」のような存在だと語る。

2025/08/12
一度は諦めかけたが夢を追いかけ理想の家に辿り着く
某ハウスメーカーでサーファーズハウスの建築を目指していたが、理想の形を追い求めていくと建築費用は膨れ上がっていった。現実を知り諦めかけたが、インスタで見たハウスメーカーにダメもとで電話すると…。再び理想の住宅計画が動き出す!

2025/08/07
マスタングは人生の原動力、そして人と人の絆も紡ぐ
新しい事を始める時は期待と不安が交錯するが、その一歩を踏み出さないことには、違う世界は見えてこない。この春、初めてアメ車を手にする女性オーナーたちを紹介しよう。