敢えてTOYOTAロゴのタンドラ1794エディションと「ラプタースタイル」のF150
2019 TOYOTA TUNDRA 1794 EDITION
2017 FORD F-150 RAPTOR CUSTOM
AMERICAN TRUCKS -ピックアップトラックの無限なる可能性-
2019 TOYOTA TUNDRA 1794 EDITION
2017 FORD F-150 RAPTOR CUSTOM
サイズや圧倒的な存在感がUSピックアップの最大の魅力
マッスルカーやSUVなど、ジャンルを選ばず様々なアメ車を取り揃えるトップスピード。もちろんピックアップもその守備範囲に収まる。ここでは、ノーマル+プチカスタムだけでなく、トップスピードが得意とするラプタースタイルカスタムも紹介しよう。
カスタムすることで魅力と個性をより引き立てる!
アメ車はもちろん、USトヨタも得意とするトップスピード。紹介するのは、トップスピードが得意とする「ラプタースタイル」のF150と、充実した装備が魅力的でありながら、敢えてTOYOTAロゴを採用しラギッドな雰囲気を演出するタンドラの1794エディションだ。
アメリカ本国で販売されるピックアップは非常に価格帯が広く、いわゆる実用車然としたスタンダードモデルから、ファミリーカーとしても充分満足できるハイグレードまで、実に様々。フルサイズピックアップともなれば、前後方向の広さはもちろん、横方向の居住性も非常に快適で、大人5人が充分快適に移動できる。さらに大きなベッドを備えているので、アウトドアで活躍しないわけがない。
さてタンドラの細部を見てみると、ノーマルよりも少々リフトアップを実施。オーバーフェンダーを追加し、タイヤサイズは295/55R20に変更しており、一回り大きなスタイルを実現している。リアスプリングにはヘルパーのエアバッグも備え、重量物の積載にもしっかり対応する。
対するF150は、ラプターマスクに変更し、オーバーフェンダーを追加。MOTOMETALの22インチをセットし、ラプター同等の存在感と言うか、威圧感さえ感じさせてくれる。 ノーマルで十分と思うかもしれないが、少々スパイスを利かせることでより魅力を増してくるアメリカントラック。トップスピードなら、より魅力的な1台を提案してくれることだろう。
2019 TOYOTA TUNDRA 1794 EDITION
ノーマルのままでは比較的フラットで、やや物足りなさを感じるエクステリアデザイン。そこでオーバーフェンダーやパイプタイプのサイドステップを装着し、立体感を強調する。TRDのリアスタビライザーやエアバッグのヘルパースプリングも装着済みだ。
現在トヨタが乗用車にラインナップするエンジンの中で、最大の排気量を誇るV8・5.7ℓの3URエンジン。401lb-ftもの極太のトルクのお陰で、3tを超える巨体でありながら、軽々と走らせることが可能だ。
明るいブラウンの内装色が高級感を醸し出し、エクステリアと良い意味でギャップを感じさせてくれる。一般的なモデルが6ATコラムの6人乗りであるのに対し、フロア6ATを採用。フロントシートはセパレートタイプで、乗車定員は5名となる。
2017 FORD F-150 RAPTOR CUSTOM
フロントグリルやバンパーなどをラプタースタイルに変更し、ノーマルのやや軟弱な雰囲気を一変させる。以前同様のラプタースタイルカスタムを紹介したことがあるが、それとは別の車両。言い換えればユーザーからのリクエストが多いカスタムだと言えよう。
ベースとなるのはV6・3.5ℓを搭載するXLT。リアルラプターまでのスペックではないが、雰囲気は十二分に楽しめる。22インチのMOTOMETALのアルミに、33×12.5R22のMTタイヤをセット。トノカバーも装着済みで、実用性も追求する。
ベンチシート&コラムシフトを採用しており、乗車定員は6名を確保。オリジナルはファブリックとなるが、敢えてブラックレザーに張り替えており、高級感を演出する。タンドラほどの艶やかさはないが、実用車として気兼ねなく使えるところがポイント。
THANKS:TOPSPEED.inc【トップスピード】
TEL:058-322-7547HP:https://www.garage-topspeed.com
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2021年 9月号掲載
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