元ハイラックスサーフオーナーがカスタムしたシボレー・エクスプレス!多用途で魅力的なフルサイズ・バン

国産SUVからフルサイズ・バンに乗り換えたオーナーを取材!元々はビジネスバンとして使用していた2000年型シボレー・エクスプレスを大幅にモディファイ。ローダウンサスペンション、ドリルド&スロテッドブレーキローター、カマロ用の21インチホイールなどをカスタムし、釣りや旅などフルサイズ・バンの魅力を体現する。
2000 CHEVROLET EXPRESS
Let's Enjoy Van Life! AMERICAN VANS -いまこそVANに乗ろうじゃないか!!-
2000 CHEVROLET EXPRESS
初めてのアメ車に思い切って一番デカいのをチョイス!
小さいよりは大きい方が良い。どうせ釣るなら大物狙いで!大は小を兼ねるとはよく言った物で、新築のガレージに収まるギリギリのサイズ感で選んだエクスプレス。道具の多いフィッシングからファミリーユースまでオールマイティーに大活躍!
国産SUVから思い切ってフルサイズバンオーナーへ
半年前まではハイラックスサーフのオーナーで、過去にはミーティングに参加して姉妹紙であるレッツゴー4WDに載ったこともあるTakeruさん。ジミーで取材に向かうと「あの時の!」と覚えてくれていた。まさか8年近くの時を経て、また筆者が巡り巡ってアメ車マガジンで取材することになるとは、何だか運命を感じた次第である。
さて、そんな彼が満を持して初めてのアメ車に選んだのが2000年型のエクスプレス。ナオキモータービルドの藤本氏も過去にサーフを愛用しており、その頃からの付き合いという旧知の仲であり、彼のショップのビジネスバン、いわゆる社用車として活躍していたブロンズカラーのエクスプレスを売りに出すと聞いて興味津々。
元々ハードに使用することを想定して重整備を重ねてきたこともあって、コンディションは上々。おまけにローダウンやフロントブレーキドリルドスロットローター、セラミックブレーキパットで制動力強化を図り、カマロ純正21インチをパウダーコート塗装して流用履きするハイセンスな仕立てに即決で購入を決めたとのこと。
結婚して子供ができて家を購入してとなれば、一般的な流れとしては趣味の四駆を諦めて国産ミニバンへってな話をよく聞くが、彼は大幅にスケールアップしてフルサイズバンを迎え入れた。
初めての左ハンドルにしてはハードルの高いロングボディ&フルサイズではあったが、納車後はすぐにサイズ感にも慣れて、ここ最近は様々な釣りスポットへドライブしては、岸壁へ乗り付けてフィッシングを楽しんでいるそうだ。全然釣れない時は広大な車内で寛いで過ごしたりもできるし、アレもコレもと欲張ってギアを積み込んでも、有り余るラゲッジスペースはまさに理想。大きいことは良いことだ!ゆとりを楽しむことこそフルサイズバンの醍醐味だ。
C/K、タホ、サバーなどのO.B.Sやヴィンテージのイメージが強いナオキモータービルドではあるが、実はフルサイズバンを社用車として長く愛用しており、イベント遠征やパーツの配送、レスキューなど、近郊から遠方出張までハードに乗ることを想定して、販売車両同等に整備は万全。ちなみに現在の社用車が白いエクスプレスだ。
ただのバンで終わらせないところもナオキモータービルドの腕の見せどころ。良い塩梅のロワード加減に社外ホイールではなくカマロ純正21インチのマニアックなリムをパウダーコート塗装でブロンズボディにマッチさせ、おまけにドリルドスロットローターまで入れる辺りが粋!
運転席と助手席の間は大人が余裕で移動できる幅を確保しており、セカンド&サード間の移動もゲート横のスペースから楽にアクセス可能。このゆとりの幅がミニバンでは味わえないフルサイズバンならではの魅力である。
OWNER : Takeru
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 10月号掲載
最新記事

2025/08/14
カマロと出会ったことで人生がより鮮やかになった【カマロLT RS】
クルマを選ぶ時に、エクステリアデザインは一番気になるところ。もちろんそれも重要だけど、カマロの名前の由来を知ったことで、俄然愛着が湧いたという心尋(みひろ)さん。クルマは移動手段でなく「相棒」のような存在だと語る。

2025/08/12
一度は諦めかけたが夢を追いかけ理想の家に辿り着く
某ハウスメーカーでサーファーズハウスの建築を目指していたが、理想の形を追い求めていくと建築費用は膨れ上がっていった。現実を知り諦めかけたが、インスタで見たハウスメーカーにダメもとで電話すると…。再び理想の住宅計画が動き出す!

2025/08/07
マスタングは人生の原動力、そして人と人の絆も紡ぐ
新しい事を始める時は期待と不安が交錯するが、その一歩を踏み出さないことには、違う世界は見えてこない。この春、初めてアメ車を手にする女性オーナーたちを紹介しよう。