アナタ好みのキャンピングカー造ります【VORTEX YOKOHAMA】

バン

キャンピング

シボレー

アメマガ2023年9月号

ヴォルテックス横浜

神奈川県

エクスプレス

誰に気兼ねすることなく自由を追い求めてキャンプを楽しむのであれば、既成ではなくトコトンこだわり抜いた仕様へと仕上げられた内装のキャンピングカーで謳歌したくはないだろうか?それを具現化してくれるのがヴォルテックス横浜だ。


十人十色の要望に応えるまさにオリジナルの内装

新型コロナウイルスに端を発し、他人と極力接することなく外出して楽しめる遊びとして巻き起こったアウトドアブーム。コロナ過が落ち着いた今でもこの流れは継続しており、より拍車が掛かっているようにも感じられる。アウトドア遊びの中でも一番の人気はキャンプで、テントを張るスタンダードなものから、キャンピングカー&トレーラーで行なうものまで、ありとあらゆるスタイルで楽しむ人たちが増えているとあって、キャンプ関連のイベントはどこも大盛況だったりする。

 

アメ車マガジンとしては自動車雑誌なのでキャンピングカー&トレーラーを主軸としたキャンプにスポットを当てたいし、それらがアメ車ベースであったり、アメリカ製だったりしたら言うことはない。しかし、我々が望むタイプのものを日本で目にする機会はそう多くない。なぜなら日本車もしくは欧州車をベースにしたものが主流を占めているためだ。アメリカにも数多くのキャンピングカーメーカーが存在しているというのに…。

 

だが、この状況を嘆いていても何も始まらないため、どこかにアメ車をベースとしたキャンピングカーを製作しているショップはないものかと探していたところに紹介されたのがヴォルテックス横浜だ。聞けば「好みや仕様用途に合わせて一から製作しますよ」とのことで、早速シボレー・エクスプレスをベースに製作されたキャンピングカーの車内を見てみると、両車の造りはまったくの別物。共通しているのは最後部にベッドが設置してある、または設置できるようになっているぐらいで、そのほかのシンクやテーブルなどの配置に共通性はなく、まさに好きなように造りこむことができるのだ。

これらの製作を担当する和田さんに話を伺ったところ、「既成のってカッコ良くないし、使い勝手が悪いじゃない。だからユーザーさんの用途に合わせつつ実用的でカッコイイものを造ってあげたい」とのこと。これまで大工として腕を磨きつつ、プライベートではアメ車を所有してきた和田さん。しかもキャンプ好きだけにアメ車乗りの思いもしっかりと把握。まさに痒いところに手が届くとはこのこと。ちなみにヴォルテックス横浜では製作済みのキャンピングカーの販売もしているが、車両を持ち込みによるオーダーも受け付けているので、まずは気軽に相談してみてほしい。

Chevrolet Express
外観はごく普通、しかしドアを空けると快適な車内


天井から側面、そして床にリアルウッドとフェイクを適材適所に配して仕立てられた室内が特徴のロールーフ。ウッドテイストが漂いまさに癒しの空間へと仕立て上げられている。こちらはベッドが常設となっており、その下にはトイレがセットされるとともにリアドア側には収納と電動シャワー設備が備えられている。サイドドアを側にはキッチンがセットされ、反対側には椅子を配置。そして中央部にはテーブルが設けられている。

Chevrolet Express
ハイルーフモデルならではの室内高を生かす


ハイルーフモデルは最後部がコの字型のリビングルームとなっており、室内高もあって解放感のある快適性に優れる。中央にセットされたテーブルは取り外し可能で、さらに脚を取り外すことでベッドの床板として利用することで大人3人が就寝できる広々としたベッドルームが出現する。サイドドアを開けてすぐの棚にはシンクを備えたキッチンを設置し、反対側にはトイレ&クローゼットをセットしている。


SHOP info:VORTEX YOKOHAMA
住所:神奈川県横浜市旭区上川井町564
TEL:050-5277-3005
営業時間:11:00-19:00
定休日:月曜
URL:https://www.redlinecars.jp/


PHOTO&TEXT:編集部
アメ車マガジン 2023年9月号掲載


関連記事

RELATED


スタイルに合わせた仕様でアウトドアライフを満喫【ヴォルテックス横浜】

アウトドアライフの醍醐味は、誰にも縛られることなく、自由に、そして気の向くままに行動して楽しむことにある。ならば相棒も自分色に染めた仕様にすれば満喫度合いも高まるに違いない。

未来の五輪を目指す子供たち、メンバーの夢も乗せて走るエクスプレス

国産ミニバンでは物足りないキャンパーが増えている?【2006 シボレーエクスプレス】

空前のキャンプブームの現在、アズルモータリング・アメリカンショールームには、国産ミニバンでは物足りないとして、フルサイズバンを求め訪れるユーザーが増えている。そうしたユーザーに対して、フルサイズバンのカスタムも提案し、その代表モデルがミリタリースタイルのエクスプレスだ。

中学生の頃に見たナイトライダーが俺のアメ車人生のスタート

中学生の頃に見たナイトライダーをキッカケに、18才でファイヤーバード・トランザムを購入したKさん。それ以来、愛車はアメ車オンリーで次々と乗り換え。思い出のトランザムと共に、夢の複数台アメ車ライフを満喫中!

ポストビンテージバンの大本命として人気高騰中【シェビーバン ビュービル】

70年代の丸目を筆頭に、フルサイズバンの中でも80年代までの個体がビンテージバンとして人気を博してきた。しかし紹介する個体の様に90年代中頃まで基本コンセプトは変わらない。むしろ熟成された最終モデルこそベストバイ!

 

最新記事


2024/07/26

物静かな青年が次第に豹変、マスタングにもっと刺激が欲しい!

クーペ

フォード

燃費が…維持費が…。マッスルカーに憧れを持つも、アメ車へのネガティブな思いが強く決断できずにいたオーナーさん。そんな彼が、彼女の後押しによって購入を決めるのだが、次第にアメリカンマッスルの魔力に染まり豹変していく。「音も見た目も刺激が欲しい!」

2024/07/25

ポストビンテージバンの大本命として人気高騰中【シェビーバン ビュービル】

バン

ビンテージ

シボレー

70年代の丸目を筆頭に、フルサイズバンの中でも80年代までの個体がビンテージバンとして人気を博してきた。しかし紹介する個体の様に90年代中頃まで基本コンセプトは変わらない。むしろ熟成された最終モデルこそベストバイ!

2024/07/24

アニメを見て惚れたマスタング、今では押しも押されぬ爆速女子へ

クーペ

フォード

名探偵コナンに登場したマスタングに惹かれてカーボックスを訪れたオーナーさん。一番ド派手なエレノア仕様を選び、チャレンジャー・ヘルキャットに乗る旦那様は走りで負けたくないライバルだ。

2024/07/23

仮契約までしたけどLBスタイルに惚れて変更【ダッジチャレンジャー】

クーペ

ダッジ

過去2回、LBワークスで武装したチャレンジャーに乗ってアメマガ主催イベントamZに参加したみっちさん。軽自動車が長年の愛車だった彼女が、初めてのアメ車としてチャレンジャーを手にするストーリーとは。

ランキング


2024/07/26

物静かな青年が次第に豹変、マスタングにもっと刺激が欲しい!

クーペ

フォード

燃費が…維持費が…。マッスルカーに憧れを持つも、アメ車へのネガティブな思いが強く決断できずにいたオーナーさん。そんな彼が、彼女の後押しによって購入を決めるのだが、次第にアメリカンマッスルの魔力に染まり豹変していく。「音も見た目も刺激が欲しい!」

2024/07/25

ポストビンテージバンの大本命として人気高騰中【シェビーバン ビュービル】

バン

ビンテージ

シボレー

70年代の丸目を筆頭に、フルサイズバンの中でも80年代までの個体がビンテージバンとして人気を博してきた。しかし紹介する個体の様に90年代中頃まで基本コンセプトは変わらない。むしろ熟成された最終モデルこそベストバイ!

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger