日本初導入として組み込んだマスタング用オーバーフェンダー

2013 FORD MUSTANG
過激に進化 -GET A THRILL- OUT OF AMERICAN SPORTS CAR
“やり過ぎ”を感じさせない、日本初導入のオーバーフェンダー
2013 FORD MUSTANG
マスタング用の社外オーバーフェンダーは、大胆な幅広と控えめな幅小という極端なタイプしかなく、「そこそこカスタムしたい」中間タイプが存在しなかった。今回ガレージダイバンが導入したのは、まさにその中間タイプといえる幅のオーバーフェンダーだ。
大胆なワイドにしたくないでもワイド化したい
オールジャンルの車両販売を行なう中で、第5世代マスタングの販売数&カスタムでは関東屈指の実績を誇るガレージダイバン。カスタムにおいては、オリジナルパーツを開発してワンオフ製作するというよりも、アメリカ中を探しまくって個性あるパーツを仕入れて組み立てていくのが主流で、ダイバンが日本初導入というパーツは過去にもいくつか存在する。だからといって、オリジナルパーツがないという訳ではなく、TEINと共同開発した車高調はロングセラーアイテムだ。
今回の13年型マスタングGTプレミアムは、「大人でも乗れるシンプルカスタム」をテーマに、これまた日本初導入のオーバーフェンダーを組み込んだもの。これまで販売されていた専用オーバーフェンダーは、大胆なワイドタイプか、気持ちワイドになる物しかなく、「そこまで目立ちたく無いがワイド化したい」という声に応える中間タイプが無かった。
今回ダイバンが導入したオーバーフェンダーは、まさに中間タイプ。ワイド幅は5cmで、ホイールは今回のオーバーフェンダーに合わせミリ単位でオーダーメイドしたSSRの20インチを装着。フロント20×9.5J・リア20×10.5Jの設定でツライチが可能となる。デザインはボルトがむき出しのワークススタイルで、装着にはボディ加工が必要となる。 派手なカスタムを望むオーナーだけでは無く、痒い所に手が届くカスタムを作りあげるのもダイバンの魅力といえるだろう。
マスタング用のパーツを長年探し続けるガレージダイバンが、今回日本初導入として組み込んだオーバーフェンダー。ワイド幅は5cmとなる。素材はFRPでタイヤハウスのインナーも備わる。ボルトが剥き出しのデザインはダミーではなく、固定用のボルトだ。今回はマットブラックで塗装されており、パーツ代(20万円)の他、取り付け加工+塗装代(20万円)が必要となる。
今回のオーバーフェンダーに合わせミリ単位でオーダーメイドしたSSRの20インチホイール。サイズはフロント20×9.5J、リア20×10.5Jで見事なツライチを披露する。オーバーフェンダーに合わせてオーダーが可能で、ホイール4本タイヤ(ピレリ・P-ZERO F255/35ZR20、R295/35ZR20)込みで60万円。
ガレージダイバンオリジナルの2005~2014マスタング電動格納ミラーは大人気アイテムだ。
GARAGE DAIBAN【ガレージダイバン】
TEL:03-5607-3344URL:http://www.daiban.com/
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2021年 12月号掲載
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