愛車が変化していく過程を楽しみながら、バランスを見てチューニング

バン

ダッジ

ラムバン

アメマガ2022年3月号

AMERICAN CUSTOMS

ジャパンレーストラックトレンド

東京都

2003 DODGE RAM VAN

AMERICAN CUSTOMS


2003 DODGE RAM VAN

求めたのは速さじゃない、気持ちよく走るためのチューニング

チューニングといえば馬力数値を追い求めることが多いが、レーストラックのチューニングは数値でもなく、速さだけでもない、いつものドライブで気持ちよく走ることを重要視している。長年愛用するラムバンが「走るのが楽しくなった」と言う細谷さんもまた、レーストラックでチューニングを行なった一人だ。

愛車が変化していく過程を楽しみながら、バランスを見てチューニング

ランボルギーニ、バイパー、ラムSRT10などなど、、これまでレーストラックが速さを追求したモデルは数多くあるが、一般ユーザーに対する基本的なチューニングの考え方は、「愛車が変化していく過程を楽しむこと」にある。それは決して馬力数値ありきではなく、オーナーが「体感」できるチューニングを行ない、日頃のドライブで気持ちよく走ることを一番に考えている。

2003 DODGE RAM VAN

ずっと憧れていた03年型ラムバンを購入し12年目を迎える細谷さんは、イントロの18インチホイールをアメリカにオーダーメイドしての装着や、九州までのロングドライブを行なうなど、ラムバンへの愛着は強くドライブは日課。そんな折に、信頼あるメンテナンスを行なうショップを探して訪れたのがレーストラックだった。代表の高橋氏が試乗して気になったのはラムバンの状態よりも、直管気味のマフラー。「走ることが好きなのに、あのマフラーでは排気ロスが大きい。何より音もうるさいしね。もっと気持ちよく走ることを考慮した、チューニングを提案したんだ」。

 

排気効率を高めたワンオフのサイド出しマフラーに変更し、ハイカム、ミッドチューブヘダース、ワンオフラムエア、MSDアンプ、ブラスターコイル、2インチローダウン、カヤバショック、強化スタビライザーにより、吸排気系、電気系、そして足回りも強化。もちろんこれらは一度に行なったものではなく、段階を踏みながらバランスを見て行なったもの。細谷さんは、徐々に変化していくラムバンの走りに「毎回ワクワクしながら運転するのが楽しくなった」と語り、生まれ変わった愛車がさらに好きになった。

気持ちよく走るためのチューニングは、愛車をもっと好きにさせてくれる一つの方法なのだ。

_K2A9559_K2A9563_K2A9579_K2A9567 _K2A9566

愛車が変化していく過程を楽しむのもチューニングの醍醐味。段階を踏みながらバランスを見てチューニングを実施。ハイカム、ミッドチューブヘダース、ワンオフラムエア、MSDアンプ(6A)、ブラスターコイルを組み込み、吸排気の効率を高め電気系を強化している。

_K2A9474 _K2A9483

イントロの18インチ(F:18×8J、R:18×10J)は、細谷さんが車両購入と同時にアメリカにオーダーメイドして装着したこだわりのホイール。この自慢のホイールをより引き立たせるために、レーストラックのオリジナルフェンダーを装着してボリュームアップ。

2003 DODGE RAM VAN _K2A9585 _K2A9499

丸形デザインに一目惚れし、初めてのアメ車として03年型ラムバンを購入した細谷さん。それ以来12年乗り続ける。当初は迫力を求めた直管気味のマフラーを装着していたが、排気効率ロス&うるさすぎる音を指摘され、レーストラックワンオフサイド出しマフラーに変更。2インチローダウン、カヤバショック、前後強化スタビライザーを加えて足回りの強化もされ、乗り心地は大幅に向上されている。

■ OWNER:細谷さん


JAPAN RACETRACK TRENDS【ジャパンレーストラックトレンド】

TEL:03-5661-3836
URL:http://www.racetruck-trends.co.jp
■写真&文:相馬一丈
アメ車マガジン 2022年3月号掲載

関連記事

RELATED


無骨に乗りたいアメリカンフルサイズバンの筆頭ダッジラム

丸さがあるデザインが個性的で、高い人気を誇るダッジ・ラムバン。2003年に生産が終了したが、今も多くのユーザーが状態の良いラムバンを求め、高品質なモデルの注目度は高い。そうした熱視線を浴びそうな、グッドコンディションの98年型ラムバン・ショートがガレージダイバンに入庫したのでピックアップしていこう!

ライフスタイルに合わせた自分だけの1台が製作可能【アメリカンクラシックス】

普段の買い物や通勤はもちろん、休日のアウトドアまで1台でカバーできる。しかも他人とカブらないようなアメ車が欲しい…。そんなワガママ満載なクルマがあるはずないと思っていたら、なんとあるじゃないか!15年の歴史を誇るアメ車専門店のアメリカンクラシックスなら、そんな夢が現実のものとなる。

アウトローなモデルとして人気を得た初代デュランゴ

2001 DODGE DURANGO

GMC・バンデューラをLAのストリートで見掛ける様なリアルスタイルに体現

1991 GMC VANDURA
2011 CADILLAC CTS

ノーマルモデルが多いラムバンはコンバージョンモデルは珍しい?

ショップがイチオシするアメ車中古車を徹底試乗紹介
2003y DODGE RAM VAN

 

最新記事


2025/12/11

【ジープオーナーズミーティング】Jeepがあるから楽しい。仲間といればもっと楽しい!

イベントレポート

Jeep owner's meeting in SAGA vol.3
佐賀空港グランド

2025/12/09

【WHAコーポレーション】ユーザーと一緒になって、ジープを楽しむ専門店!

SUV

ジープ

ショップ

日本国内でジープは正規販売されているが、アメリカ仕様は日本にないボディ色やエンジンなどがラインナップされる。正規輸入車は確かに乗りやすいが、それを差し引いてもUSモデルに乗りたい人たちが、WHAコーポレーションの扉を叩く。

2025/12/04

【1970 シボレー ノバ】90年代の350エンジンを搭載して気楽に乗れる

クーペ

シボレー

日本の道路事情にマッチしたサイズ感と、70年代のアメ車らしさを色濃く感じさせるフォルム。同年代のシェベルとは異なる魅力を放つNOVA。その個性を生かしつつも快適に乗れるようにアップデート!

2025/12/02

【Camp Jeep 2025】Jeepとともに全力でアウトドアを満喫できるキャンプイベント

イベントレポート

Camp Jeep 2025 with Feel EARTH
新潟県 苗場高原オートキャンプ場

ランキング


2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2024/03/22

1997年の新車購入から四半世紀を経てフルリメイクを敢行!【1997 シボレー サバーバン】

SUV

シボレー

OBSを語る上で新車からずっと乗り続けているオーナーは非常に興味深い。それがスラムドサバーバン界の重鎮且つ、ショーカーで普段使いまでこなす強者となればなおさらだ。そこで濱田さんに登場頂いた次第だ。

2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。

2019/02/23

コルベットがスーパースポーツへと歩む転換期となったのは、このC2から。

クーペ

ビンテージ

シボレー

スプリットウインドウの人気は絶大