アウトローなモデルとして人気を得た初代デュランゴ

SUV

ダッジ

アメマガ2022年3月号

ジャパンレーストラックトレンド

ジョイベース

グランドアーツ

AMERICAN CUSTOMS

デュランゴ

2001 DODGE DURANGO

AMERICAN CUSTOMS


2001 DODGE DURANGO

進化し続けることでデュランゴの灯は消させない!

ミッドサイズSUV の中で、アウトローなモデルとして人気を得た初代デュランゴ。カスタムに励むオーナーも多かったが、今ではその数も激減。だが、今も進化を模索しているのが中澤さんのデュランゴだ。こだわりのバイオレットパールでイメージを一新!

仲間が減って寂しいけど、まだまだ乗り続けます!

2000年代初頭、アウトローな独特の個性を持つSUVとして、コアな人気を得ていたダッジ・デュランゴ。だが年を重ねるごとにその姿は消えていき、初代デュランゴをベースにカスタムに励むオーナーはごく僅かだ。そうした状況にあっても、15年一途に乗り続け進化を模索しているデュランゴがいる。それが中澤さんの01年型デュランゴだ。

2001 DODGE DURANGO

約8年ほど前に現在のカタチとなる姿で紹介させてもらったが、今回はグランドアーツでオリジナルのバイオレットパールでオールペンし、ピンストライプもボディ全体に注入。ボディキットは当時と変わらず、日本初のデュランゴボディキットであるレーストラックSP360の前後バンパー、ロングノーズグリル、イーグルアイ、丸目4灯ヘッドライト、フェンダーダクト加工、ダクトボンネットを装着。新たに追加変更したのはカナード、ワンオフ2本出しマフラー、リアディスクブレーキ化。ブラック&バイオレットでカスタムペイントされたアメリカンレーシングの20インチホイールは、これも当時と変わらないが、現在のボディカラーになることを想定してのカラーリングだったようだ。

 

中澤さん的には外装カスタムはこれで一段落で、次のステップはインテリア。だが大幅な変更は予定しておらず、「DIYでゆっくりやっていきたい」とか。沢山いたデュランゴオーナーがクルマを降りて寂しさも感じるようだが、デュランゴカスタムの第一人者として、まだまだ走り続ける中澤さん。

 

取材後には、同じデュランゴ乗りとして記念に撮影もさせてもらうなど、二人だけのデュランゴミーティングを開催したのだった。

_K2A0568 _K2A0585 _K2A0652

デュランゴ用ボディキットの代表作である、レーストラックSP360の前後バンパー、ロングノーズグリルに加え、丸目4灯ヘッドライト、ワンオフ加工のイーグルアイ、フェンダーダクトなど、デュランゴカスタムの最高傑作といえる姿は今も健在。新たにフロントカナードを追加している。

_K2A0598 _K2A0640 _K2A0658

グラフィックアートペイント、ピンストライプで名高いグランドアーツ・ヒデ氏によって、バイオレットパールでオールペン。グランドアーツのイメージキャラクターでもあるクロスヘッドのピンストライプが、ダクト付きボンネットなどボディ全体に描かれる。

_K2A0616

ホイールはアメリカンレーシングの20インチを、ブラック&バイオレットで塗り分ける。8年前にこのカラーリングになり、遂にボディも同様のカラーになったというわけだ。年式的にリアブレーキはドラムだが、後期型のディスクブレーキを移植している。

_K2A0665

初代デュランゴの後期型エンジンである4.7?V8を搭載。インテークパイプなどもボディマッチペイント。K&Nインテーク、ヘダース、JET追加コンピュータ、ワンオフ2本出しマフラーなど吸排気系をメインにチューニングがされている。


JAPAN RACETRACK【ジャパンレーストラック】

TEL:03-5661-3836
URL:http://www.racetruck-trends.co.jp

JOY BASE【ジョイベース】

TEL:048-812-4176
URL:https://www.joy-base.co.jp/

GRANDARTS【グランドアーツ】

TEL:048-575-1910
URL: https://www.grandarts.net/

_K2A0680


★写真&文/相馬一丈
アメ車マガジン 2022年3月号掲載

関連記事

RELATED


愛車が変化していく過程を楽しみながら、バランスを見てチューニング

2003 DODGE RAM VAN

【DODGE DURANGO SRT HELLCAT】SUVの概念を超えた、正真正銘のモパーマッスル

710hpのハイパフォーマンスに加えて、けん引能力は約4トン。3列シートSUV史上最高峰のハイスペックを誇るデュランゴSRTヘルキャット。当初は2021年モデルだけの一年間限定生産だったものの、熱い要望に応えて2023年モデルからラインナップに復活!

せっかくアメ車に乗るんだからネガティブな部分も魅力

初めてのアメ車は、桁違いなエンジンに惹かれたC1500・454SS。それ以来アメ車の魅力にハマり、数々のアメ車を手にしてきたKAZさん。現在の愛車はダッジデュランゴ。

ファミリーカーとしてデュランゴヘルキャット

フルレストアされた極上のハコスカと、自慢のチャレンジャー・ヘルキャットワイドボディが並ぶ自宅ガレージ。しかしそこにはもう一台、奥様用の普通のファミリーカーも並ぶ。この光景に違和感を感じるようになり、相応しいクルマを探し求めたオーナーさん。その答えがデュランゴ・SRTヘルキャットだ。

デュランゴの存在は、まだまだ評価されてもいい!

2011年にフルモデルチェンジを行ない、3世代目がスタートしたダッジ・デュランゴは、初代のデザインを取り入れながらプレミアム性を高めた。にもかかわらず、日本ではイマイチ人気がない。生で見るデュランゴは、見れば見るほど惚れるカッコよさ。SICに渋いボディカラーのデュランゴがあると聞き、今一度詳しく見ていくぞ!

 

最新記事


2025/01/13

ノーマル?ローダウン?リフトアップ?アナタならどのハマーH2を選ぶ?

SUV

ハマー

素のままでも十分過ぎるほど強烈なインパクトを放つハマー・H2。だがそれでは満足できずにさらなる高みを目指すためカスタムを施す。今回はノーマル、ローダウン、リフトアップ、3車3様の違いを検証。

2025/01/11

【カーボイス1】各種作動信号に連動してしゃべる音声自動発生装置

OTHER

2025/01/10

【FPx3 フューエルポーション3】排気系の洗浄効果が高い、世界初のガソリン添加剤

メンテナンス

エンジン内部にカーボンやスラッジなどが溜まりエンジン不調を引き起こすトラブルは、多くの輸入車に発生している事例。その予防としてガソリン添加剤が使われるケースもあるが、ここで紹介する「FPx3 フューエルポーション3」は、鬼門となる排気系にも作用する唯一のガソリン添加剤だ。Jeepはもちろん、多くの輸入車にも効果的だと言える「FPx3 フューエルポーション3」の特徴を解説していこう。

2025/01/09

【AMEMAG AG-00】定番だからこそ奥深き5スポークの美学!

ホイール

ワンオフオーダー鍛造ホイール「HIGH FORGED」、スチールホイールの大本命「NEO STEELS」、そして今回紹介する鋳造オリジナルホイールの「AmeMag」。覇王ホイールが独自に展開するオリジナルブランドから目が離せない!

ランキング


2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2021/03/15

【注目のアメリカン雑貨】大阪の老舗ブランド、アンダーウッドが同業者の買い付け地に!

ショップ

大阪府吹田市の閑静な住宅街にあるユニークなショップ「アンダーウッドブランド」。ヴィンテージカーやオートバイからアパレル、多肉植物など幅広いアメリカンアイテムが豊富。同店はヴィンテージ・アイテムの素晴らしいコレクションを展示するだけでなく、カスタムカーやオートバイのレストアなど様々なサービスも提供しており、一度は訪れるべきショップ!
UNDERWOOD BRAND【アンダーウッドブランド】

2021/10/13

ライバル達が生産終了するなかエクスプレスは今も現役販売される

バン

シボレー

2017 Chevrolet Express 2500 LONG EXPLORER CONVERSION

2025/01/10

【FPx3 フューエルポーション3】排気系の洗浄効果が高い、世界初のガソリン添加剤

メンテナンス

エンジン内部にカーボンやスラッジなどが溜まりエンジン不調を引き起こすトラブルは、多くの輸入車に発生している事例。その予防としてガソリン添加剤が使われるケースもあるが、ここで紹介する「FPx3 フューエルポーション3」は、鬼門となる排気系にも作用する唯一のガソリン添加剤だ。Jeepはもちろん、多くの輸入車にも効果的だと言える「FPx3 フューエルポーション3」の特徴を解説していこう。