アウトローなモデルとして人気を得た初代デュランゴ
2001 DODGE DURANGO
AMERICAN CUSTOMS
2001 DODGE DURANGO
進化し続けることでデュランゴの灯は消させない!
ミッドサイズSUV の中で、アウトローなモデルとして人気を得た初代デュランゴ。カスタムに励むオーナーも多かったが、今ではその数も激減。だが、今も進化を模索しているのが中澤さんのデュランゴだ。こだわりのバイオレットパールでイメージを一新!
仲間が減って寂しいけど、まだまだ乗り続けます!
2000年代初頭、アウトローな独特の個性を持つSUVとして、コアな人気を得ていたダッジ・デュランゴ。だが年を重ねるごとにその姿は消えていき、初代デュランゴをベースにカスタムに励むオーナーはごく僅かだ。そうした状況にあっても、15年一途に乗り続け進化を模索しているデュランゴがいる。それが中澤さんの01年型デュランゴだ。
約8年ほど前に現在のカタチとなる姿で紹介させてもらったが、今回はグランドアーツでオリジナルのバイオレットパールでオールペンし、ピンストライプもボディ全体に注入。ボディキットは当時と変わらず、日本初のデュランゴボディキットであるレーストラックSP360の前後バンパー、ロングノーズグリル、イーグルアイ、丸目4灯ヘッドライト、フェンダーダクト加工、ダクトボンネットを装着。新たに追加変更したのはカナード、ワンオフ2本出しマフラー、リアディスクブレーキ化。ブラック&バイオレットでカスタムペイントされたアメリカンレーシングの20インチホイールは、これも当時と変わらないが、現在のボディカラーになることを想定してのカラーリングだったようだ。
中澤さん的には外装カスタムはこれで一段落で、次のステップはインテリア。だが大幅な変更は予定しておらず、「DIYでゆっくりやっていきたい」とか。沢山いたデュランゴオーナーがクルマを降りて寂しさも感じるようだが、デュランゴカスタムの第一人者として、まだまだ走り続ける中澤さん。
取材後には、同じデュランゴ乗りとして記念に撮影もさせてもらうなど、二人だけのデュランゴミーティングを開催したのだった。
デュランゴ用ボディキットの代表作である、レーストラックSP360の前後バンパー、ロングノーズグリルに加え、丸目4灯ヘッドライト、ワンオフ加工のイーグルアイ、フェンダーダクトなど、デュランゴカスタムの最高傑作といえる姿は今も健在。新たにフロントカナードを追加している。
グラフィックアートペイント、ピンストライプで名高いグランドアーツ・ヒデ氏によって、バイオレットパールでオールペン。グランドアーツのイメージキャラクターでもあるクロスヘッドのピンストライプが、ダクト付きボンネットなどボディ全体に描かれる。
ホイールはアメリカンレーシングの20インチを、ブラック&バイオレットで塗り分ける。8年前にこのカラーリングになり、遂にボディも同様のカラーになったというわけだ。年式的にリアブレーキはドラムだが、後期型のディスクブレーキを移植している。
初代デュランゴの後期型エンジンである4.7?V8を搭載。インテークパイプなどもボディマッチペイント。K&Nインテーク、ヘダース、JET追加コンピュータ、ワンオフ2本出しマフラーなど吸排気系をメインにチューニングがされている。
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★写真&文/相馬一丈
アメ車マガジン 2022年3月号掲載
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