SUVも豊富に取り揃えている、札幌のトミーモータース
以前ビンテージアメリカンを紹介した、札幌のトミーモータース。実はSUVも豊富に取り揃えており、最新モデルもいち早く導入。今回は、エスカレードとタンドラを紹介しよう。
SUVは北海道の生活必需品、最新のモデルを豊富に在庫中
TOMMY MOTORS【トミーモータース】
https://tommy2525.com/
ファッションほどではないが、クルマのデザインも年代とともに大きく変わる。1950〜60年代は丸々としていたが、80年代はスクエアなスタイルが流行。
そして2020年代は、20数年ぶりに角張ったスタイルの時代が到来している。とくにその流れをいち早く掴むのはアメ車やUSトヨタで、中でもSUVは、かつては乗用車に近いスタイルが好まれる傾向が強かったが、近年はむしろ逆で、四駆らしいマッシブさを求める傾向が強い。これはアメ車に限らず日本車でも見られる流れなので、多くの読者が感じているに違いない。
さて、モデルチェンジの度に装備面を充実させ続けるエスカレード。LEDや液晶モニターなど最新テクノロジーをふんだんに盛り込みつつも、キャデラックのアイコンと言うべき縦長のテールランプはしっかり踏襲。進化をさせつつも、伝統もしっかり守り続けるところに好感が持てる。
一方タンドラは、エッジが効いたシャープなスタイリングへと一変。グリルもかなり大型化され、いかにもアメリカ人が「好きそう」なデザインを採用。ベースモデルはSR5で、TRDオフロードパッケージを装備。またオーバーフェンダーも追加され、WALDの限定ホイールもセットされており、既に完成されたスタイルと言えるだろう。
カスタムしなくても十分すぎる装備や個性を実現したエッスカレード。また少し手を加えるだけでガラリと雰囲気を変えられるタンドラ。人それぞれ好みは違うだろうが、トミーモータースなら幅広い要望にしっかり応えてくれる。
国道36号線の南側に位置する羊ヶ丘通り。そんな幹線道路沿いにあるトミーモータースは、旧車だけでなく最新モデルのアメ車やUSトヨタを豊富に在庫。現行だけでなく1世代前の中古車も在庫中。様々なカスタムにも対応可能だ。
'21 CADILLAC ESCALADE PLATINUM
従来の縦長なヘッドライトから一変し、スリムで涼しげな目元となった現行型のエスカレード。アメ車もダウンサイジングが進むが、フラッグシップらしくV8・6.2ℓを搭載。グリルやライト周り、さらにはマフラーのフィニッシャーまでクロームで仕上げられる。
大型の液晶モニターを採用し、近未来的な雰囲気を感じさせるインパネ。駆動方式の切り替えはスイッチ式で、AUTOだけでなくマニュアルでも操作可能。3列ともレザーシートを採用。豪華絢爛と言うよりは「上品さ」を感じさせてくれるインテリア。
'22 TOYOTA TUNDRA SR5
シャープなスタイリングとなった新型タンドラだが、メカニズム的にはリアサスペンションにコイルリジッドを新採用。ボトムスにはWALD・ジャレットホイールの限定品をセット。またオーバーフェンダーやプレデターステップも装着され、機能と個性を追求する。
3.5ℓのV6ガソリンエンジンと10ATを組み合わせることで、排気量が減ってもスムーズな走りを実現する。トランスファーはスイッチ式で、様々な路面状況に対応したマルチテレインモードや牽引モードも装備。シートは撥水性の高いファブリックを採用する。
TOMMY MOTORS【トミーモータース】
住所:北海道札幌市清田区美しが丘3条7丁目1番30号
電話:011-887-2525
URL:
https://tommy2525.com/
営業時間:10:00-19:00(火曜~土曜)10:00-18:00(日曜・祝日)
定休日:月曜日
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2023年10月号掲載
最新記事
2024/12/02
激レア!フルウィンドーのダッジスポーツマンの愛らしさ
いつかはウェストサイドなローライダー!そんなイメージを抱きがちなDJではあるが、本国では意外とそうでもなかったりする。現地で見たリアリティ溢れるカーカルチャーを、日本でサラッとこなすナイスガイを直撃!
2024/11/29
【ファニーガレージ】クルマ全般に精通しており、頼れるアニキのような存在!
自動車メーカーやアメ車専門店など、様々な経歴を持つファニーガレージ代表の森 博章さん。アメ車専門ではないが、常にユーザーに寄り添ってくれる、真のモータースと呼ぶのが相応しいお店だ。
2024/11/28
【GMCラリーSTX】真鍮&ウォールナットとGMCラリーのコントラストが映える
モノ選びは直感。既製品で存在しない物は作ってでも納得のいくモノを愛用したい。そんなこだわりの強いオーナーに好まれるビンテージバン。飾り過ぎはナンセンス。ありのままを受け入れる余裕が魅せる“濃い目のバンライフ”。
2024/11/27
V8+MTで走りを本気で楽しむ【2018 フォード マスタングGT】
「エコブーストを買ったけどV8が欲しくなった」。そんなエコブーストはよく聞く話で、そうしたオーナーの行き着く先はV8・MTモデル。CAR3219上尾タワーでは、マスタングはV8に拘り、更にMTモデルを積極的に導入し、走りを本気で楽しむオーナーを受け入れている。