マグナム&300Cをベースにするフェイスリフト。
ガレージジョーカーで今、プロジェクトが進行中だ。それが、マグナム&300Cをベースにするフェイスリフト。手始めにお互いのフェイスを入れ替えたモデルを披露するが、最終的にあの人気モデルのフェイスを移植する予定だ。
フェイスリフト計画始動
最終形態は4枚ドア・ステーションワゴンのチャレンジャー
決して張りぼてじゃない高度な鈑金技術を駆使
千葉県銚子市のガレージジョーカーといえば、90年代を中心に、消耗品や外装の細かいパーツを交換して新車並みの状態で車両を販売するショップ。また、単にパーツ交換するだけではなく、鈑金塗装に関しても小さな錆すらも見逃さず徹底的に防錆処理してから下地処理を行なうなど、代表の小川氏の豪快な風貌からは想像もできない(失礼)繊細な作業を行なうのも特徴だ。
そのガレージジョーカーが、最近注目しているモデルがダッジ・マグナムだ。アメ車では数少ないステーションワゴンとして、日本でも当時注目を集めたが、本国では人気がイマイチだったため短命に終わったモデル。だが「セダンより広く、SUV未満」を望むユーザーは根強くいて、ガレージジョーカーでは改めてマグナムの価値を見出している。さらに、同年代のクライスラー系に多い故障履歴も洗い出し、ショップの強みである本国とのホットラインも活かして対策品も多く入手するなど、万全体制を構築している。

そうしたガレージジョーカーのマグナムに対する取り組みはカスタムにも発展し、現在大きなプロジェクトが進行中だ。それがフェイスリフト。そのひとつが、マグナムにクライスラー・300Cフェイスを移植したモデル。それはもしかして? そう、見た目は300Cのステーションワゴンである300Cツーリング。しかし本家300Cツーリングは北米では販売されておらず、オーストラリア産の右ハンドル仕様。それが当時日本に導入されたということで、左ハンドルは設定されていない。その知る人ぞ知る違いが、このマグナム・300Cフェイス。そしてもう一台が、マグナムとフェイスを入れ替えた300C・マグナムフェイス。
実はこの2台、グリルを外したコアサポートの取り付け位置も同じで、入れ替えはそれほど難しくはない。よって、今回の2台はガレージジョーカーが大きなプロジェクトと呼ぶフェイスリフトの序章に過ぎず、あくまでも肩慣らしの意味合いを持つ。
では、大きなプロジェクトのフェイスリフトとは何か。それはズバリ、マグナムと300Cをベースに、ダッジ・チャレンジャーのフェイスを移植することだ。その作業に向けて、コアサポート形状、フェンダーなどの構造を把握するために今回の2台が製作されたというワケだ。
最終的には、4枚ドアのチャレンジャー、ステーションワゴンのチャレンジャーが完成する見込みで、移植には高度な鈑金技術も駆使される。また、チャージャーフェイスも準備されており、ステーションワゴンのチャージャーも製作予定。今後、作業状況をレポートしていくので乞うご期待。因みに、イメージ写真を拝見したが、個人的にステーションワゴンのチャレンジャーが一押しだ。


マグナムと300Cではコアサポートの取り付け位置が同じため、お互いのフェイスの入れ替えは加工不要で行なえる。だが、今後予定しているチャレンジャー、チャージャーのフェイス移植は、コアサポートの位置やフェンダー形状も違いポン付けは不可能。鈑金によって、ベース車両と馴染ませる高度な技術が必要となる。とくにチャレンジャーは高難度で、それ故、今まで誰もやらなかった。それを本気でやり始めたのがガレージジョーカーだ。
DODGE MAGNUM


マグナムに300Cフェイスを移植。BMWのチェスナット・ブロンズパールでオールペンし、ホイールは300C用の20インチを履きブロンズペイント。タイヤはヴォーグホワイトリボン。他にダクト付きフェンダー、メッシュグリルを装着する。
CHRYSLER 300C


ベースは300C 5.7HEMI。マグナムフェイスを移植し、グリルはバラクーダタイプ。リアスポイラーはチャージャーヘルキャット用を装着する。当初は社外フロントリップスポイラーや社外ホイールが装着されていたが、純正らしさを演出するため、スポイラーを外し、ホイールは純正18インチに履き替えている。
GARAGE JOKER【ガレージジョーカー】
TEL:0479-25-774 0
HP:https://www.garage-joker.com/
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2022年7月号掲載
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