覇王ホイールの新たなディビジョンとして誕生したのが「IRON WORKS」だ。
既製品のラックにオプション品でアレンジ。もちろんそれは効率的かつ確実。だけど、本当はもう少し手前にこのアイテムを積みたいとか、もっとインパクトのあるシルエットにしたいなど、こだわればこだわるほどに欲が出る。そんなアナタに朗報!
マニュアル通りのソト遊びを打破するIRON WORKS
アメ車と楽しめ「ソト遊び」-ENJOY!! OUTDOOR STYLE-
ラックの製作からアレンジまで自由自在の職人技!
覇王ホイールの関西営業所、セールスアドバイザーとして各地イベント遠征のサポートをしているのが、新作ビードロック装着第一号車のタンドラに乗るコウキさん。毎年クロスファイブファイナルに向けて衣替えをするかの如くハイフォージドホイールを履き替え、さらにベッド部分のアレンジも年々難易度の高い溶接技を駆使して展示する様は、その筋のユーザーたちから注目の的。わざわざベッド部分に積めるバギーをベッド上にワンオフキャリアを製作してまで積載するなど、手間暇を掛けた魅せる演出に情熱を注ぐ。
また先日開催されたビークルスタイルでは心機一転、可動式の斜めレイアウトで背面タイヤを豪快に搭載するバハスタイルへ一新。40インチの重量に耐えうる強度など緻密な計算を重ねて実現させるアイアンワークの技術は、やがてその腕を頼りに「こんなの製作できますか?」と依頼が多数寄せられるまでに成長した。そんなキッカケで覇王ホイールの新たなディビジョンとして誕生したのが「IRON WORKS」だ。
実はバンパーもアイアンワークスのワンオフ品!
両サイドフェンダー部分に向けて大きくシェイプされたシャープな印象のバンパーもアイアンワークスのワンオフ製作品。ミリ単位でデザインや形のオーダーが可能なので、タイヤのインチアップでインナーフェンダーやフロントバンパーに当たるなどの対策としてはもちろん、大きく仕様変更する際に既製品では不可能な次元まで愛車のフォルムを大胆にアレンジできる。
イメージ通りのワンオフラックなどの製作が可能!
荷台部分の積載能力をストックしつつ、上部キャリアとしても機能する独自レイアウトに加え、背面タイヤ部分は可倒式にアレンジしてビジュアル面における狙い通りのシルエットを実現。両サイドに立ち上がりを付けたデザインのアオリは某車両のサイドステップを流用加工したもので、強度と見た目を考慮しながら的確で理に適ったアイアンワークで理想的なワンオフラック& キャリアを製作する。機能美のみならずショーカーとして魅せ方にこだわりたい方は、ぜひ相談してみるといいだろう。
2022年5月22日に開催されたクロスファイブ大阪会場では、単独でもインパクト絶大なタンドラの後ろにトレーラーをドッキングして、リアルオフローダーなプラドを積んで会場を沸かせていた。ちなみにこのプラドのオレンジはタンドラ同色にイベント直前塗装を終えたばかりで、こちらの車両も競技用と普段履きでタイヤ& ホイールを履き替える強者。
2021年末のクロスファイブファイナル会場ではバギーを積んでエントリーしていたタンドラ。お披露目が終わると一旦リセットして、再びワンオフキャリアスタイルに挑む熱意には脱帽。頑張ればバギーをベッドに搭載できなくもないが、あえて難易度の高い上積みにすることで、トータルバランスやビジュアルのインパクトを高める。
ライトでカジュアルな製作依頼もお気軽に!
サイドオーニングの取り付けやサーフボード、SUPの搭載を目的にしたフラットトップのルーフキャリアを実際に製作して取り付けてもらった筆者。実際に積んで大阪からふじてんリゾートまで走らせたが強度もバッチリだった。
今回は純正のルーフレールに直付けするシンプル設計でオーダー。ルーフレールの無い車両でも台座部分から製作可能ということなので、何をどんな風に積みたいかを気軽に相談してみるといいだろう。イメージする形状や角パイプ? 丸パイプ!? 高さは!? など、ご要望通りの逸品が仕上がるハズだ。
覇王ホイール
TEL:0995-73-8684
URL:http://www.haouwheels.com
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2022年8月号掲載
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