躍動感溢れるスタイリングと利便性を兼ね備えた万能SUV【インフィニティQX60】

ラグジュアリーSUVに乗りたいけれど、人と同じクルマには乗りたくないし、日常の使い勝手も重視したい。そんな要望を満たすクルマって…と思っていたら、QX60が急浮上。ある意味ダークホース的存在だ。
AMERICAN TRUCK & SUV
ゆとりのあるキャビンに3列シートを装備する
2017 INFINITI QX60
アメ車も良いけど、一度乗ってしまうと日本車の安心感は捨てがたい。そんな両者のいいとこ取りしたといえるのが、USトヨタやインフィニティといった、ジャパンブランドの逆輸入車。でもトヨタはいっぱい走っているから…と悩むそこのアナタにオススメしたいのが、このQX60だ。2012年に北米で登場した当初はJXを名乗っていたが、2014年にはネーミングが変更されQX60を名乗る様になる。2016年には力強さをましたフロントマスクに変更されており、ここで紹介する車両は後期型となる。
躍動感溢れるフロントマスクからはスポーティな雰囲気が漂い、ただ荷物がたくさん積める便利なクルマとは明らかに異なる、真のSUVの在り方を主張する。パワーユニットはV6・3.5ℓで、近年のダウンサイジング化の流れを考えれば比較的大きなエンジンを搭載していると言えよう。
駆動方式はAWDで、季節やシーンを選ぶことなくオーナーの行きたいところへ連れて行ってくれる。また3列シートを装備するので、大人数での移動やアウトドアレジャーでも活躍すること間違いなし。ブラック基調のインテリアは非常に落ち着いた雰囲気で、走り/機能/装備のすべてが揃った、非常にバランスのとれた1台なので、シングルからファミリーまで、幅広いユーザーに最適だ。


エンジンは横置き型のVQ35ガソリンエンジン。空気を切り裂くかの様な、尖鋭的なスタイルがインフィニティの個性とも言える。「ありきたりなSUVに乗りたくないし、個性的な1台が欲しい!」と言う人に、ピッタリだ。




インフィニティらしい、やや丸みを帯びたインパネを採用。全席レザーシートを装備しており、非常に落ち着いた雰囲気を演出している。ちなみに走行距離は5.2万km。日本国内未登録の車両なので、最初の車検は3年間。iPhone のミラーリング機能も備わっており、何ら不満のないクルマと言えるだろう。
LEXANI ONE PIECE WHEELS
concave sport series WRAITH XL
基本的にフルノーマルで、タイヤ&ホイールのみカスタマイズ。ホイールはLEXANI WRAITH・Full Blackの22インチで、これにLIONHART・LH-FIVE(265/40R22)を組み合わせており、スポーティかつエレガントなスタイルを実現。足もとまでブラックで統一することで、ボディ各部のクロームを強調することができる。
GraceCAB【グレイスキャブ】
TEL:0568-35-7790
http://gracecab.jp
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野陵
アメ車マガジン 2022年10月号掲載
最新記事

2023/10/04
ダッジ・チャレンジャーカスタム実例&カスタム時の確認ポイント!【カスタム総まとめ】
ダッジ・チャレンジャーの人気カスタム&要望をはじめ、カスタムをする際の確認すべき点を紹介。さらに、参考にしたい個性あふれるオーナーたちのカスタムをピックアップ。エクステリアからエンジン回り、足回りと気になるカスタムがきっと見つかる!
2023/10/04
カスタムペイントの常識を覆す、奥深き彫刻アートの世界観【IZAWA ART DESIGN】
マスタングやチャレンジャーなどのグラフィックゴーストペイントに加え、オリジナルエアロパーツの開発でも誌面を賑わせるローハン。その原点にして最高傑作が、この1958年型インパラ。カーカスタムの概念を超え、芸術作品の域と絶賛されるその魅力を紐解く。

2023/10/03
せっかく乗るのなら、踏めるマッスルはいかが?【ガレージトップスピード】
マスタングに乗りたい! 走りを楽しみたい人のために6MTのレアな個体がベースその中でも断然シェルビーに憧れるけれど、こんなじゃじゃ馬を乗りこなせるのか? そう考える人は少なくはない様で、トップスピードではエコブーストをベースに、GT500ルックを提案中だ。

2023/10/02
カーボックス秘蔵のシェルビーをロックオン
以前所有していたGT350は、仲間やカーボックスに止まるGT350と比べるとヤレて故障も多かった。もっと極上なGT350に乗りたい…。そんな折、カーボックスに隠されていた超極上のGT350を発見。それは、カーボックス山西社長が長年大事に保管してきた秘蔵のGT350だった。