憧れのデザインを白紙にし自分らしさを盛り込んだロサンゼルススタイルへ

HOUSE

アメマガ2023年5月号

アメリカンハウス

アメリカンライフ

ジェネラルアメリカンホーム

Let's AMERICAN HOME

サーフィンが趣味のオーナーさんの理想の住宅はサーファーズハウス。ジェネラルアメリカンホームのオープンハウスに欠かさず通い計画は順調に進んでいくも、海外出張を転機に思いは一転。やっぱりロサンゼルススタイルにする!

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ジェネラルアメリカンホームのアフターケアは奥様の夢もサポート

東海エリアでリアルアメリカの住宅を建築デザインするジェネラルアメリカンホームでは、定期的に完成住宅の内覧会であるオープンハウスを開催する。そのオープンハウスに、1年間欠かさず訪れていたのが竹内さん夫婦だ。

 

結婚後、マイホームは賃貸ではなく自由設計の一軒家を夢見ていた二人。「せっかく建てるなら、自分達らしい個性的な住宅にしたい」との思いがあり、まずは近隣の某大手ハウスメーカーの住宅展示場を訪れ、自由設計と言われる住宅を見学。しかし二人の感想は「面白味のない、ありきたりなデザインばかり」と期待外れに終わってしまう。

 

そこで改めて、自分がどんな住宅に住みたいかを考えた竹内さん。真っ先に思い浮かんだのが、趣味のサーフィンで訪れる海岸沿いに建つサーファーズハウス。愛読する雑誌にも、そうしたサーファーズハウスに住むオーナーが紹介され、そんな住宅で暮らすことに憧れを持っていた。しかし「サーファーズハウスって、どこで建ててくれるの?」という素朴な疑問が浮かび、思い切って雑誌に掲載されていたハウスメーカーにアポを取ろうとするも、施工が関東エリア限定だったため、インスタグラムで「#愛知県#サーファーズハウス」と検索。すると、ジェネラルアメリカンホームというハウスメーカーが建築デザインしているサーファーズハウスがアップされてきた。さらに、住宅を見学できるオープンハウスも開催しており、迷わず訪問することを決めたのである。

実際に見たジェネラルの住宅は、細かい住宅の知識が無かった竹内さんでも、色使いや建具・装飾などに「一般的な住宅との違い」を感じ、「純粋にこんな家に住みたい」と、ジェネラルのリアルアメリカ住宅デザインに一目惚れ。それに加え「スタッフさんや杉山さん(ジェネラル代表)の、丁寧でフレンドリーな対応にも感動しました」。初めての訪問で緊張していたようだが、決して押し売りすることもない距離感が嬉しかったようだ。

 

その後、竹内さん夫婦はオープンハウスに欠かさず通いジェネラルで建築することを決め、120坪の土地もすんなり見つかり購入。あとは、念願のサーファーズハウス建築に向けて、ジックリ図面を作成していく…はずだった。しかしなんと、そんなタイミングで、竹内さんのメキシコ単身赴任が決まってしまう。しかも期間は2年。「前々からそんな話はあったんですが、まさかこのタイミングとは(笑)」。計画は一旦ストップすることになるが、ストップしなかったのは、恒例のオープンハウス通い。奥様は小さい息子さんを連れて足を運び、竹内さんの帰国を待つことに。だが1年後、世界中でコロナが蔓延したことにより、竹内さんは帰国するのであった。

1年ぶりに動き出した計画だが、奥様とジェネラルも驚く竹内さんの決断が下される。それが、あれほど憧れていたサーファーズハウスを止めて、ロサンゼルススタイルのデザインにすることだ。「この1年の間、ジェネラルでサーファーズハウスを建築したオーナーさんが多いと聞いて、だったら違うデザインにしたいと思うようになったんです」。

 

2022年5月に完成した竹内さん邸は、外観の全体的なデザインはジェネラルにお任せし、竹内さんは、広い吹き抜け、自分の趣味部屋とサーフボードを置く棚を要望。一方奥様が拘ったのは、長年の夢だった自身が経営するプライベートエステサロンルームの確保とデザイン。そのエリアを十分確保した上で、広いキッチン&パントリー、ウォークインクローゼットを要望。

インテリアカラーはホワイトを基調にするが、単調な雰囲気にならないように壁紙はライトグレーを選択。アクセントを与えるリビングのワインレッドの壁は、完成入居時は他と同じくライトグレーだったが、杉山氏の「もう少しインパクト欲しくない?」の提案を受け変更したもの。「他のオーナーさんも言ってますが、ジェネラルは本当に完全自由設計。誰よりもオープンハウスに行って、色んなデザインを見てきたつもりだけど、いざ自分たちが建てるとなると、正直迷います。『廻り縁のデザインはどうする?』とか、細かい部分まで自由なので。中でも一番驚いたのは、『玄関の上がり框の高さはどうする?』ですかね。高さまで指定できるのかって驚きました(笑)。これから建てるオーナーさんにアドバイスするとすれば、オープンハウスに行く時は何を見るかを決めてから行くことも大事。あとは、メジャーを持参(笑)」。

 

エステサロンについても、経営者目線で杉山氏から様々なアドバイスを貰うなど、住宅を建てて終わりではなく、新しくスタートする生活のサポートもしてくれるのが頼もしいと奥様は語る。今後はウッドデッキをDIYで設置することも検討し、将来的にはガレージ建築も夢見る竹内さん。アメ車にずっと憧れているようだが、そのガレージにアメ車が置かれる日が来ることを期待しよう。

全体カラーはホワイトを基調にして遊び心は趣味部屋とトイレに限定

外観と同じくインテリアのカラーもホワイトを基調にする。だが壁紙は、腰壁や廻り縁と同じホワイトではなく、ホワイトに近いライトグレーにすることで単調な雰囲気にならないようにコーディネート。

ワインレッドの壁は、ジェネラルの杉山代表からの提案で入居後に変更。入居後の変更はレアケースだが、図面で決めたものを建築途中で変更することに対し、ジェネラルは柔軟に対応してくれる。家具はジェネラルオーナーではお馴染みのアシュレイで統一。

リビングなどがホワイトを基調にするなか、カラーリングで遊び心を取り入れたのが、1階にある竹内さんの趣味部屋とトイレ。ただこれも、膨大な壁紙見本から選ぶなど、自由過ぎて逆に大変だったと竹内さん。だからこそ、とても思い入れのある場所のようだ。

荷物は極力収納に収めたい奥様は、大容量の収納棚とパントリーを希望。キッチン・バスルーム・玄関などを回遊できる導線は、オープンハウスで見て取り入れた。キッチン後方のドアは、奥様のプライベートサロンへと繋がっている。

2022年5月に完成した竹内さん邸は、120坪の土地に4LDKの間取りとなる。ホワイトのラップサイディングなど、基本外装デザインはジェネラルアメリカンホームにお任せ。今後裏側の庭に、竹内さんがDIYでウッドデッキ製作を予定。さらに将来的には、ガレージ建築も検討している。アメ車は所有したことはないが、アメ車に乗ってサーフィンに行くことに憧れを持つ。今気になるクルマはエスカレードのようだ。

ジェネラルの完全自由設計の細かさに驚いた竹内さんだが、中でも一番驚いたのが、玄関の上がり框の高さを何センチにするかを聞かれたとき。「オープンハウスで、さすがにその高さまで見てなかったから、これから建築を検討している方は、高さのチェックをすることをおススメします」。


OWNER:竹内さん


ジェネラルの住宅デザインだから決断
独立して夢のプライベートエステサロンをオープン

奥様の夢も実現! 住宅に併設するエステサロン

母屋と併設する形で造られた、奥様が経営するプライベートエステサロン・オパールビオラのサロンルーム。理想としていたサロンのデザインが海外住宅の雰囲気だったため、奥様もジェネラルの住宅デザインを見て一目惚れ。建築する住宅のデザインは夫の竹内さんに任せ、奥様はサロンルームのデザインに没頭。落ち着ける色見やアシュレイの家具・照明など、全てに拘りを持つ。

サロンではエステ・マッサージ・ビオスチームの他、体の中から美容をサポートする美肌健康食のアドバイスも行っている。サロンの詳細や予約方法はインスタグラムopalbiora_ayaka を参照。なおサロンは女性限定なので、男性読者は奥様や彼女を紹介してみよう!

プライベートエステサロン・オパールビオラ
Opal biora

施術の問い合わせはインスタのDMにて!
@opalbiora_ayaka


General American Home【ジェネラルアメリカンホーム】

所在地:愛知県刈谷市東境町登り坂100
TEL:0566-91-3007
URL:http://g-a-h.sakura.ne.jp/wp


PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2023年5月号掲載


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