【CSベースカスタムズ】社長自らがカスタムの第一線で楽しむ姿勢が魅力の素
カスタムを主軸とするショップにとって、デモンストレーション的に自社がどのジャンルのどんなカスタムに秀でているかを伝えることは何よりも大事。その要素を存分に取り入れつつもショーカー、デモカーとして、さらに自らの愛車として楽しむ姿勢はリアリティに溢れる。
SOUL OF MOPAR -我らを魅了して止まないモパー-
社長自らがカスタムの第一線で楽しむ姿勢が魅力の素
'12 DODGE CHARGER SRT8 Super Bee
モパーマッスルだけに関わらず、カスタムシーンの最先端は常に進化しており、ひと昔前に新たなジャンルが加わったかと思えば、既に呼び方が変わっているなんてことも珍しくない。目まぐるしく変化を続ける中で、アメ車だけにとらわれず国産車のカスタムにも意欲的な大阪のCSベースカスタムズ代表の高橋氏は、このチャージャーに乗ってアメ車オンリーのイベントやミーティングだけではなく、国産車主体や他ジャンルの集いにも意欲的であり、そこで培ってきたテクニックや魅せ方を日々アレンジして取り入れている。
また、2022年末のクロスファイブファイナルに向けて一度仕上がったかに見えたデモカーをわずか数カ月でエアサスインストールしつつ、並行してお客さんのC8を短い期間でショーカーとして仕上げて展示する姿勢も特筆物。
同社初となるオートメッセ単独ブース出展ではガラガラ抽選会やキャンギャル、そして正式発表された1ピース、2ピース、3ピース対応のオリジナルデザインオーダー鍛造ホイールブランドの「フェイマスフォージド」で大盛況。そのデモンストレーションとして高橋氏自らデザインしたF-ZEROは、他社ホイールメーカーからもその独創的なデザインを評価するほど。ホイールを主軸に思い描くイメージを可能な限りカタチにしていく姿勢は、まさにカスタムショップの鏡だ。
こちらのページからの 大きな変更点はエンジンヘッドカバーの塗り分けだ。エクステリア&インテリアがイエロー×ブラックベースのカラーコントラストが際立つだけに、エンジンルームも同色に。こうしたボンネットを開けなければ見えない部分にまでこだわる部分もまた、自らが本気でカスタムカルチャーを楽しむ“プレイヤー” ならでは。
思い描くデザインを可能な限りカタチにして、オリジナルをオーダーできるフェイマスフォージド。既製品ではマッチングが難しいワイドボディに合わせたこだわりのサイズオーダーはもちろん、カスタムの方向性やスタイリングを加味しながらイメージ通りのボトムスを整えていく上で、細かい部分までオーダーできる点が最大のメリットだ。
CS BASE CUSTOMS
TEL:080-5335-7427
https://csbase-customs.com/
Photo&Text:石井秋良
アメ車マガジン 2023年5月号掲載
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