2度目の注文住宅はもう後悔はしたくない将来と趣味を考えた設計へ

HOUSE

アメマガ2023年6月号

アメリカンハウス

アメリカンライフ

ジェネラルアメリカンホーム

Let's AMERICAN HOME

夢のマイホームを建築するも、住んでみると自分たちのライフスタイルに合わず不満が蓄積。本当に自分たちが住みたい家ってどんな姿だろう…。そんな思いを抱くなか、理想の住宅建築に向けて出会ったのがジェネラルアメリカンホームだった。

Let’s AMERICAN HOME


家族を常に感じられる平屋を希望

2023年1月にジェネラルアメリカンホームでデザイン・建築し完成した、3人と3匹の愛犬が暮らす馬渡さん邸。120坪の土地に、アメリカの郊外に建つ平屋をイメージした5LDK+ガレージ&趣味部屋の間取りとなる。

 

実は馬渡さん、今回が2度目の注文住宅での建築。1度目の住宅は、とりあえず有名なハウスメーカーを訪れ夢の注文住宅に挑んだが、現実はパッケージされたデザインの中から粛々とデザインを決めての建築となった。完成した当時こそ満足の仕上がりだったものの、夫婦共に多趣味だったことから家の中は荷物で溢れ、馬渡さんの趣味の一つであるクルマイジリの工具は外に積み重なる状態だったと言う。そして奥様が一番不満を感じた部分が、家族と愛犬が常に感じられない一般的な2階建て構造。「2階建てだと、どうしても家族や愛犬が分断される時間が増えがちで、私は、リビングを中心にみんなが集まる時間を大切にしたかったんです」。

 

今思えば、もっと自分たちのライフスタイルに沿ったデザインを取り入れて建築すればよかった…。そんな思いを夫婦共に抱きながら5年。改めて自分たちが住みたい住宅を考えたとき、奥様が真っ先に思い描いたのが、高校時代にアメリカへホームステイ留学した時の住宅だ。「平屋の造りだったその住宅は、リビングを中心に常に家族を感じられて、広い庭で愛犬が走り回る姿も印象的でした」。一方の馬渡さんも、大好きな映画鑑賞からアメリカンカルチャーにハマり、いつかは乗りたいクルマもアメ車になるなど、ガレージがあるアメリカン住宅は憧れだった。

二人の理想と憧れはアメリカン住宅。だが、既に住宅を建築したこともあり金銭的な不安もある。さらに、「そもそも、そんな住宅に住んでいる人っているのかな?」。そんな疑問を持ちインスタグラムで検索すると、現れたのがジェネラルアメリカンホームというハウスメーカーで建てた住宅たち。「見た瞬間にワクワクしました。アメリカで住んでいたような平屋の住宅もあり、ダメもとでDMを送ったんです。建てたいけど、既に建てた住宅があること、そして私たち二人のことを」。

 

馬渡さん夫婦は、共に耳が聴こえない。相手が手話が出来なければ、筆談やアプリを使った会話になるのだが、簡単な話ならともかく住宅のような大きな話ともなれば、密な時間を要する。それが面倒かもしれないと、夫婦は危惧したのだ。だが、ジェネラル代表・杉山氏やスタッフは、初めての打ち合わせから会話をする体制を整え、じっくり時間を掛けて対応。「余り言いたくはないですが、前のハウスメーカーは、細かいことはメールで質問してくださいと言われたり…。でもジェネラルの皆さんは、気になったらいつでも来て質問してと。とにかくアットホームで打ち合わせが本当に楽しかったですね」。

 

金銭的な不安も解消され、自分たちの理想と憧れをしっかり聞いてくれるジェネラルで2度目の住宅建築を決めた馬渡さん。当然ながら、もう絶対に後悔はしたくないと、細かい部分までデザインを吟味。そのデザインをリードしたのは奥様で、馬渡さんは将来的にアメ車を置けるガレージの広さと、趣味部屋の確保を要望したのみ。

奥様がデザインで拘ったのは、壁紙の色やドア形状など、ホームステイ時代のインテリアデザインを再現すること。当時の写真を持ち出して打ち合わせをしたようだが、リアルアメリカンを謳うジェネラルだけに、ドアや装飾に至るまで、奥様の思い描いたデザインに仕上げてもらったようだ。

 

大容量のパントリーも配置し、前の住宅のようにリビングに物が溢れることが無くなったと奥様は笑う。愛犬も大切な家族であるため、愛犬が快適に過ごせる部屋の確保も譲れない部分だったようだ。

リビングダイニングの壁色はホームステイ先と同じライトグレーだが、バスルームや各部屋は遊び心を取り入れて異なった壁紙を配置。自慢の部屋は寝室で、家族が大好きなディ〇ニーシー・ホテルミラコスタの部屋をイメージ。「私の、こんなことをしてみたいと言う案も、否定せずに出来るように考えてくれる。その姿を見て、これが本当の注文住宅なんだって思いました。もっと早くジェネラルに会っていれば良かったですね(笑)」。

 

これから建築を検討する人に向けて馬渡さん夫婦は、「本当に後悔しないように、自分たちのライフスタイルに合わせて妥協せずに拘る部分は拘るべき。あと、オープンハウスは積極的に訪問すべき。私たちもマネして取り入れたものが沢山あります。ジェネラルさんは、気になったことに対してすぐに答えてくれるので、遠慮せずどんどん質問した方が良いと思います」とアドバイスする。

 

最後に、馬渡さん夫婦との会話をサポートしてくれた、小学校入学を控えた息子さんに感謝。

インテリアデザインはアメリカ留学で住んだ住宅を再現

家族を常に感じることができるように平屋を希望し、リビングダイニングのライトグレーやドア形状・装飾は、奥様が留学先で住んだ住宅デザインを再現。家具や照明もアンティークショップなどを巡り取り入れる。

愛犬は家族同然との思いから、ゲージに入れることはせず専用の部屋を設けた。入り口のデザインも拘った部分。

遊び心ある部屋が並ぶなかで、別世界の空間を作るべく特に拘ってデザインしたのが、大好きなディ〇ニーシー・ホテルミラコスタの部屋をイメージした寝室。もちろん実際にホテルで宿泊済み。ぬいぐるみを置くスペースまでしっかりデザイン。

大容量のパントリーも奥様が強く要望したもの。キッチン側の他、玄関側に繋がるドアも設置し、買い物から帰ってダイレクトにパントリーに入ることができる。冷蔵庫も拘りのアメリカ製だ。

息子さんの部屋も含めて、各エリアの壁紙は全て異なる。バスルームは、奥様が大好きだと言うマリメッコ柄。こうした様々な壁紙を使って遊び心を取り入れるのは、ジェネラルアメリカンホームの得意とするところ。

2023年1月に完成した、120坪の土地に建つ5LDK+ガレージ&趣味部屋となる馬渡さん邸。購入した土地はそれほど土地勘のないエリアだったが、近くにガマフォルニア(西浦シーサイドロード)と呼ばれる、カリフォルニアの海岸を思わせる景色があることも決め手となったようだ。平屋は絶対条件で、3匹の愛犬を遊ばせる広い庭も要望のひとつ。ウッドデッキの廃材を使って、収納小屋の製作も検討中。現在の愛車はステップワゴンだが、アメ車の雰囲気を少しでも出すためサンドベージュでペンキ塗装。

いつかはアメ車を所有する夢を持っており、ガレージの広さはアメ車を想定した広さを確保している。クルマイジリが大好きで壁には様々な工具が並べられ、奥には馬渡さんがガレージと共に要望した趣味部屋を配置。キャンプ、釣り、サバイバルゲームが趣味とあって、多くのコレクションやアイテムが並ぶ。


OWNER:馬渡さん


General American Home【ジェネラルアメリカンホーム】

所在地:愛知県刈谷市東境町登り坂100
TEL:0566-91-3007
URL:http://g-a-h.sakura.ne.jp/wp


PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2023年6月号掲載


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