【F150ラプター】迫力とパフォーマンスでピックアップの頂点を極めるラグジュアリーワークホース

ピックアップトラック

フォード

アメマガ2023年7月号

ビークルライン

福島県

F150ラプター

華麗なるフォード

ピックアップトラッカーの永遠の憧れとしてタンドラとともに双璧をなすF-150。そのパフォーマンスラインに君臨するのがF-150ラプターである。その2023年モデルの新車が福島県のビークルラインに入庫したぞ!

華麗なるフォード


上質とタフネスが息づく、孤高の存在感を味わう

ALL NEW 2023 FORD F-150 RAPTOR

車とショップについて詳しく知る

福島県の会津に店を構えるビークルライン。国内外の新車&輸入車の販売だけでなく、カスタムにメンテナンス、鈑金塗装なども手掛けるショップだ。とくにSUV系を得意としており、フォードやシボレー、USトヨタまで幅広い車種を取り扱っている。そんなビークルラインに入庫したのが2023年型フォード・F-150の中でも最上位グレードであるラプター。フォードのトラックの中でもハイエンドモデル。しかもアメリカでも入手困難な1台である。

ベースは2020年にフルモデルチェンジしたF-150。ラプターはこのF-150にさらなるオフロードパフォーマンスとコンフォート性能をプラスしたモデル。ボディカラーは新色のアバランチグレー。パワートレインは3.5ℓ V6。両バンクにターボを装備するツインターボ・エコブーストを搭載して450hpと510lb-ftの怪力で巨体を軽々と走らせる。エキゾーストは可変バルブを装備しクワイエットからバハまで4つのパワーモードを選べる。

 

外装ではフォードロゴのグリルとリアゲートがラプターの証。またヘッドライト内部やリアゲートにラプターのロゴが散りばめられている。カーゴベッドはオプションのスプレーベッドライナーで保護済み。さらにテールゲートは電動化されており、キーレスのスイッチで開閉が可能。なおオプションのトノカバーも装着されている。

内装はシックなブラック。上質なレザーシートは電動のメモリー機能付き。足もとが前後ともに広いのは当然だが、ツインパネルムーンルーフもあるので頭上の解放感も抜群。またカーボンファイバーパッケージも装備されており、グローブボックスやドアハンドルなどをスポーティーに演出する。

 

このほかにラプター専用装備となるのがサスペンション。ラプター以外のリアサスペンションはリーフリジットなのに対し、ラプターでは5リンク式リジットサスペンションに変更される。

 

トレーディングアームやラテラルロッドもオフロードに最適化されており、高いトラクションと走行安定性を確保。ダンパーはFOXのレーシングショックを搭載。減衰力は可変式となっており、ステアリングスイッチで3モードのコントロールが可能となっているなど、ハイエンドモデルに相応しい機能を装備する。

 

なお、ビークルラインなら追加のカスタムも可能。全国への納車も対応。FAIAにも加盟しているから万が一のトラブルも安心だ。このラプター、在庫限りなので欲しい人は今すぐ問い合わせよう。

グリルやリアゲートのFORDロゴがラプターの証。当然ながらライト類はLEDを採用。LEDフォグも装備するほか、アンバーのポジションランプが存在感をより一層際立たせてくれる。

リアゲートは電動で開閉。ドアハンドルのほか運転席やキーレスでの開閉も可能だ。LED照明や電源を装備するベッドにはスプレーライニングでガード。またラフカントリー製のトノカバーも装着する。

オフロード専用モデルとして、ボトムスには17インチのビードロックホイールにBFグッドリッチ・オールテレーンT/A KO2(LT315/70R17)を組み合わせて、タフな走りにもしっかりと対応する。

前後ともにラプター専用のサスペンションとなる足回り。とくにリアサスはスタンダードのF150はリーフスプリングだが、5リンク式のコイルスプリングに変更されており、オフロードでの走破性や乗り心地を高めている。なおFOXのレーシングダンパーは車内から減衰力を調整することが可能となっている。

エンジンはハイアウトプットの3.5ℓV6 EcoBoostを搭載。スタンダードの3.5ℓV6 EcoBoostに対して50hp、10lbの出力アップが図られており、スペックは450hpと510lb-ftを誇る。またエキゾーストに可変バルブを装備する。

ルーフには大きな開口部をもつムーンルーフを装備し、解放感を味わえる。またパワーシートやワイヤレス充電パッドなど、ハイエンドかつ最新モデルらしい快適装備も充実している。

ラグジュアリーな雰囲気の内装。ヒート&ベンチレーションを装備するレザーとファブリックコンビのシートにはラプターロゴが入る。またシフトノブを格納することでテーブルとして使えるなど、ワークホースらしい機能もある。


VEHICLELINE【ビークルライン会津坂下店】

TEL:0242-83-1935
HP: https://vehicle-line.jp/

磐越道の会津若松ICから10分ほどにあるビークルライン。SUVを中心に国内外の車両を扱う。敷地内に塗装ブースもあるのでカスタムやメンテナンスから鈑金までのすべてをワンストップで行なうことができる。またFAIA(外国自動車輸入協同組合)に加盟しており、購入した車両は全国の加盟店で対応してくれる。なお、ビークルラインでもGMやフォードの診断ツールを所有しているので、もしものトラブルでも安心だ。それにカスタム事例やアウトドアギアの紹介、クルマにまつわる色々な情報を公式ユーチューブ(@user-he6nr3ys4o)で発信しているのでぜひ一度ご覧あれ!


Photo:Tomo's PHOTO
Text:石上智章
アメ車マガジン2023年7月号掲載


関連記事

RELATED


マニアックなF150SVTライトニングの初代と2代目が琵琶湖湖畔でコラボ!

もはや絶滅危惧種と言えるレベルで滅多にお目にかかれない初代ライトニング。そしてライトニングと言えばこのモデルとばかりに、ワイルドスピード劇中で赤いライトニングを乗りこなす姿を見てファンになったという人も多い2代目。EV中心の現行車両とは別次元の“良き時代”の名車はオーラが凄まじい。

F‐150をベースに、ラプターマスクにチェンジ!

FORD F-150 RAPTOR STYLE CUSTOM

スタイルも実用性も高く丁度良いサイズのピックアップトラック【F-150】

ピックアップからマッスルカーまで、様々なアメ車を取り扱うトップスピード。どちらかというと現行型が多い様に思えるが、実はちょい古めのクルマも販売中。ビンテージとまでは行かないが、ちょい古モデルのF-150を紹介しよう。

攻めの姿勢を貫くモンスターマシンシェルビーGT500の魅力とは

2014年モデルを最後にシェルビーGT500のリリースが一旦は途絶えたものの、6年間の空白を経て復活を遂げた最高峰モデル。攻めの姿勢を貫くモンスターマシンの魅力とは?

GMC シエラ1500 AT4Xは、オンロードだけでなくオフロード性能も追求したモデル

様々なブランドを展開するGMグループ。日本ではキャデラックとシボレーが圧倒的な知名度を誇る。それに対しGMCは些か地味な印象を感じるが、加飾を排し、クルマの機能を追求したブランドと言える。

 

最新記事


2023/06/02

-フリースタイルで行こう- #26 1/24ダイキャストモデルの世界

コラム

2023/06/01

北海道BUBUが展開するジープ札幌東は、クルマを購入するだけのお店ではない。

ジープ

ショップ

SUVは色々あるけれど、やっぱり四駆の代名詞と言えばジープ。そんなユーザーが日に日に増加しているが、北海道ブブが展開するジープ札幌東は、クルマを購入するだけのお店ではない。

2023/05/31

攻めの姿勢を貫くモンスターマシンシェルビーGT500の魅力とは

クーペ

フォード

2014年モデルを最後にシェルビーGT500のリリースが一旦は途絶えたものの、6年間の空白を経て復活を遂げた最高峰モデル。攻めの姿勢を貫くモンスターマシンの魅力とは?

2023/05/30

マグナム&300Cをベースにするフェイスリフト。

ボディワーク

ガレージジョーカーで今、プロジェクトが進行中だ。それが、マグナム&300Cをベースにするフェイスリフト。手始めにお互いのフェイスを入れ替えたモデルを披露するが、最終的にあの人気モデルのフェイスを移植する予定だ。

ランキング


2023/06/01

北海道BUBUが展開するジープ札幌東は、クルマを購入するだけのお店ではない。

ジープ

ショップ

SUVは色々あるけれど、やっぱり四駆の代名詞と言えばジープ。そんなユーザーが日に日に増加しているが、北海道ブブが展開するジープ札幌東は、クルマを購入するだけのお店ではない。

2023/05/31

攻めの姿勢を貫くモンスターマシンシェルビーGT500の魅力とは

クーペ

フォード

2014年モデルを最後にシェルビーGT500のリリースが一旦は途絶えたものの、6年間の空白を経て復活を遂げた最高峰モデル。攻めの姿勢を貫くモンスターマシンの魅力とは?

2020/08/12

ずっと憧れていた65年型リヴィエラをネットで発見し、現車を見ずに購入

クーペ

ビンテージ

ビュイック

1965 Buick Riviera

2022/07/14

チャレンジャーとチャージャー、実はこの2台は双子の様な存在と言える。

セダン

クーペ

ダッジ

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK WIDEBODY[SUBLIME]
2018 DODGE CHARGER DAYTONA392[YELLOWJACKET]