アメリカンって何?そんな僕たちがオープンハウスで一目惚れ

HOUSE

アメマガ2023年7月号

アメリカンハウス

アメリカンライフ

ジェネラルアメリカンホーム

Let's AMERICAN HOME

地元の友人がアメリカンな住宅を建てる。話だけを聞くとカッコイイと思うけど、そもそも「アメリカンって何?」。そんな半信半疑のオーナーさん夫婦が、ジェネラルアメリカンホームのオープンハウスに行ったらアメリカン住宅に一目惚れ。僕たちもこんな住宅に住みたい!

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相談する回数分だけ住宅は良くなっていく

半田の春祭りで賑わう半田市。2023年は5年に一度、市内31輌の山車が集結する「はんだ山車まつり」が開催されるとあって、各地区の引き手達はより熱を帯びている。この半田の祭りが好きで、絶対に地元から離れないという人達も多いようだが、ジェネラルアメリカンホームによってリアルアメリカンの住宅を建築した木村さんも、半田の祭りをこよなく愛する引き手の一人だ。

 

結婚後アパート暮らしをしていた木村さん夫婦は、「いつかはマイホーム」という思いを持っていたが、金銭的な不安もあって中々きっかけを掴めずにいた。そんな折、飲み会の席でお祭り仲間の友人が注文住宅でマイホームの建築をすることを聞く。友人の熱いトークもあって飲み会の席はマイホーム話で盛り上がり、酒の勢いで「じゃ俺も!」となったのが、木村さんのマイホーム計画のスタートだ。

友人の住宅は、聞いたことのないハウスメーカーで、デザインはアメリカンスタイルになるという。そのデザインの凄さを熱弁され、少しだけアメリカンな住宅に興味を持った木村さんは、そのまま奥様に報告。しかし「カッコイイと思うけど、私は興味なし。そもそも、アメリカンって何?」と、サラリと受け流されてしまう。その為、計画の第一歩は「普通のモダンな住宅」を求めて某ハウスメーカーを訪れるのだった。だが訪問した住宅展示場では夫婦共にピンとくるデザインはなく、営業マンの事務的なトークにもウンザリ。「後日、気になる事を聞こうとしても『いついつに来てください』とだけ言われたり、質問の答えを聞くだけでも大変でした」。

 

そんなハウスメーカー選びで苦労する木村さんに、先の友人から「俺らが建てるハウスメーカーの、オープンハウスに一緒に行こう」と連絡が入る。友人からアメリカンについて話は聞いていたものの、木村さんもいまいちイメージが掴めずにいたため、せっかくなら一度は見てみようと参加を決めるのだった。そして訪れた住宅を見て、「何これ! マジでカッコイイ!」。真っ先に声を上げたのは奥様だ。まさに映画で見るアメリカの住宅そのもので、住宅内に入れば自分が海外に来たように錯覚するほど。「これがアメリカン…」。夫婦はジェネラルアメリカンホームのデザインに一目惚れし、ハウスメーカー選びも今日で終止符にすることを決意。

建築する上で木村さんの絶対条件は、お祭りの地区を離れないこと。実はジェネラルと出会う前のハウスメーカーでも土地を探してもらっていたが、ジェネラルの土地探しのレスポンスは段違いだったと木村さんは語る。「こんな土地があるよ。交渉してみるね。など、とにかく行動が速い。僕らの下見が逆に遅いぐらい(笑)」。そうして見付けて貰った土地は108坪の土地で、例の友人のご近所という好立地。今では頻繁にお互いの住宅でBBQをするのも恒例になっているようだ。

 

住宅デザインに関しての要望はそれほど多くなく、外観ではポーチと広い庭を要望したのみで、基本デザインはジェネラルにお任せ。間取りに関しては、奥様の主婦ならではの要望が強く出され、キッチン、パントリー、ランドリールーム、バスルームが一直線に並ぶ導線を確保。また、ランドリールームで乾かした洋服は、畳まずそのまま寝室のウォーキングクローゼットに吊るす方式を取り、クローゼットはアパレルショップのような雰囲気。

インテリアカラーは、ライトグレー、ホワイトを基調にする落ち着いた配色で、遊び心はパントリーなど個別エリアに取り入れる。ひと部屋は畳の部屋が欲しかったため、ダイニング脇に3.5畳の部屋を配置。なおここに、木村さんのお祭り関連の品が置かれる床の間もあるのだが、実は奥様に内緒で大工さんにお願いしたもの。このような、大工さんと気軽にやり取りができるのもジェネラルの大きな魅力で、木村さん邸もTV上に棚の配置、ランドリールームの棚の高さ調整、キッチンカウンターの高さをテーブルに合わせるなど、図面上にはない細かい部分を現場で決めている。

 

 「ジェネラルは、自由設計過ぎて正直大変です(笑)。でも、僕らの提案を良いものは良い、悪いものは悪いとハッキリ言ってくれて、ダメな物でも『これはどう?』と対案をすぐに出してくれる。質問もLINEに送ればすぐに返事をくれるし、あの頃は奥さん以上にジェネラルとLINEのやり取りをしたかも(笑)。これから建築を検討している人には、とにかくオープンハウスに行くこと。それと、たくさん打ち合わせすること。打ち合わせをした回数だけ住宅の仕上がりが良くなると思います」。

 

因みに木村さん、アメ車は一度は乗ってみたい憧れのクルマのようだ。その話を横で聞く奥様は、「アメ車って、カッコイイけど壊れやすいって聞くからチョット心配。でも絶対、私の方がアメ車は似合う」と笑う。いつか、奥様のクルマがアメ車になる日も来る…かも?

モノトーンで統一したインテリアは誰もが落ち着いた気持ちになる

リアルアメリカンがウリのジェネラルだが、畳み部屋の要望にももちろん応えてくれる。クローゼット脇にある床の間は当初の図面には無かったが、木村さんが奥様に内緒で建築中に大工さんにお願いして施工してもらったもの。

ジェネラルらしいカラフルな壁紙も検討したが、落ち着きある空間を目指してライトグレーの壁紙を選択。このライトグレーも色合いが複数あり、一番苦労した部分がこの壁紙の選択だったと言う。リビング階段はオープンハウスに行って、オーナーさんの意見を聞いて取り入れたもの。オープンハウスにたくさん通い、気になることは遠慮せず質問することが重要だと木村さん夫婦は語る。

ランドリールームで干された洋服の多くは、畳まず寝室のウォーキングクローゼットに収納できるように広いスペースを確保。これも主婦目線の要望だ。洗濯物の畳み方で怒られることが無くなったと、木村さんは笑う。

毎日の家事を少しでも楽にするため、キッチン、パントリー、ランドリールーム、バスルームの導線を一直線にしている。ランドリールームの棚は、一般的なカラーボックスの高さに合わせて大工さんが施工。各エリアの壁紙はバラエティーに飛んでおり、リビングとはまた違った雰囲気を演出。

半田市のお祭りが大好きで、建築する際の絶対条件は地元から離れない土地であること。そんな土地もジェネラルアメリカンホームが一生懸命探してくれたそうだ。敷地は108坪で間取りは4LDK。外観デザインはジェネラルにお任せで、BBQできる広い庭とポーチを要望。現在夫婦の愛車は国産車だが、いつかはアメ車に乗りたいようだ。購入をためらうのは、壊れやすいという噂を聞いているため。決してそんなことは無いので、是非ご検討を!

木村さん夫婦の共通の趣味はバスケットボール。シューズクローゼットには、コレクションのバスケシューズがズラリと並ぶ。ご夫婦と8ヶ月の琉叶(るか)ちゃんの撮影も、お揃いのシューズでコーディネート。オーナーの趣味やコレクションをしっかり聞いて、間取りを設計してくれるのもジェネラルの魅力。ナンバーフレームの壁紙も自慢のひとつだ。


OWNER:木村さん夫婦


General American Home【ジェネラルアメリカンホーム】

所在地:愛知県刈谷市東境町登り坂100
TEL:0566-91-3007
URL:http://g-a-h.sakura.ne.jp/wp


PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン2023年7月号掲載


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