多くのユーザーに支えられアメフェスも31回目
30th Jul 2023
IKURA'S アメリカンフェスティバル2023
@ FUJI SPEEDWAY
アメ車乗りにとって、夏に欠かせないもの。それはやっぱりアメフェス!2023年も富士スピードウェイで開催された31回目のアメフェス。まさにイクラさんのライフワークと言うべきイベントだ。
世代を超えて受け継がれるアメ車カルチャーの集大成
「今回でアメフェスも31回目。人生の半分以上をこのイベントに費やして来たことになるね。最初は親に連れて来たけど、今回は自分の子供を連れて来ました!というお客さんの声を聞けて、とても嬉しかったね!」というイクラさんのトークで始まった今回のアメフェス。まさに真夏の祭典に相応しく、強烈な日差しが照りつける中、今回も富士スピードウェイで開催された。
近年は新型コロナの関係でやや制限を設けた開催であったが、今回は今まで通りのスタイルにほぼカムバック。ライブはもちろん、タイム計測こそ行わなかったが、トップフューエルやファニーカーが疾走するデモランも開催。さらに今回は新たな試みとして、ローライダーイベントの「スラムドソサエティ」も同時開催。アメ車を見るだけでなく、そのサウンドを体感し、多くのユーザーがアメ車の魅力にどっぷり浸かったり、友との再会を楽しんで、充実した1日を過ごしていた。
Car Show & Swap Meet and more
メイン会場には、例年同様多くのユーザーカーがエントリー。またそれを取り囲むように、アメ車のカスタムショップやアメリカン雑貨店などのブースが並び、富士スピードウェイがこの日だけのアメリカンマーケットに大変身。見るだけでなく買うこともできるのもアメフェスの楽しみと言える。大人から子供まで、参加者全員が楽しめるイベントだからこそ31回という歴史を重ねて来と言えるだろう。
DRAG RACE
メインコースでは、恒例と言えるバイクのパレードランを開催。また2023年は久しぶりにドラッグカーのデモランも開催。市販されているマシンをドラッグ仕様にカスタムした車両だけでなく、強烈な爆音と共に疾走するトップフューエルや、ドライバーが乗り込んでからカウルを下ろすファニーカーも疾走。普段お目にかかれないマシンの姿はもちろん、そのサウンドを多くの観客が楽しんだ。
Special Guest
今回のスペシャルゲストは、岩城晃一さんとテリー伊藤さん。岩城さんは骨折の痛みを押してアメフェスに参加。イクラさんを交えての3人によるトークショーはテレビなどでは絶対に聞けない内容で、大盛り上がり。これを見るだけでもアメフェスに来る価値がある。
Special Live
イベントの締めくくりは、イクラさんのライブ。これがなくっちゃやっぱり締まらない。今回のライブゲストは、横浜銀蠅の翔さん。炎天下の下であったが、多くの参加者が翔さんのライブを見ようと、最後まで集まりアメフェスはまさに最高潮のまま今年も無事終了した。
SLAMMED SOCIETY
日本のローライダーカルチャーを広く発信するスラムドソサエティ。2023年は日本にもたらされてちょうど10年という節目に当たり、それを記念してアメフェスとのコラボが遂に実現した。
KICKER SOUND MEETING
メイン会場の隣では、2023年もKICKERサウンドミーティングを開催。RIGID JAPANのブースには、新型タンドラに早くもLED をインストールしたデモカーを展示。ハウジングとセットになっており、非常にスマートだ。
SCAJ SPRINT ROAD RACE
ショートコースでは、2023年もアメ車やビンテージカーによるスプリントレースを開催。午前中に予選、午後に決勝が行われたが、最大の懸念事項は、高すぎる外気温とドライバーの体力だったようだ。
主催:I.A.F.事務局
http://amefes.jp/
PHOTO:浅井岳男 ★TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2023年11月号掲載
最新記事
2024/04/27
目指す方向性やスタイルは様々そのベストを尽くす!【ジェットシティ】
SEMAに出展したマスタングをキッカケに、日本国内はもちろん世界各国からも熱い視線を浴びる様になった広島県のジェットシティ。「高嶺の花? 敷居が高い!?」そんな声も年々増加してきた昨今だからこそ、気になる本音を徹底リポート!
2024/04/26
ガレージジョーカーのオールペンといえば、やはりパープル。【GMCソノマ】
「自分が好きな色」と言う理由から、ガレージジョーカーではパープルにオールペンされたモデルが幾つか存在する。だが今回のソノマは、さらに妖艶さを追求して、ベットライナーをレッドにし、さらにインテリアもレッド化に
2024/04/25
LUXZとWORKが奏でる 究極のハーモニー
チャレンジャーの魅力をさらに引き出し、独自のスタイルを産み出したLUXZ。オリジナルのボディキットの存在感はまさに圧倒的だが、そのスタイルを完成させるために必要不可欠なパートナーがWORKだ。
2024/04/24
17インチのサイズ感で“ビンテージ”な装いを色濃く表現
PCD100の5穴、センターハブ57.1mmのPTクルーザー。社外ホイールも多少はリリースされているが、満足するデザインのホイールが存在しない。ワンオフでデザインできる鍛造ホイールメーカー「FAMOUS FORGED」なら、狙い通りのボトムスが叶う!