ヤフオクで購入したボロボロのカマロがここまで化ける!?

クーペ

シボレー

アメマガ2023年11月号

カマロ

カマロZ28

大阪府

ナオキモータービルド

ディスカバリーチャンネルの人気番組でお馴染みのガス・モンキー・ガレージ。錆びだらけで朽ち果てる寸前のクラシックカーを買い取り、レストアやカスタムを施して極上車へと仕上げるあの場面。まさにそんなヒストリーがナオキモータービルドに実在した。

AMERICAN SPORTS


「名車改造! ファスト&ラウド」さながらの蘇生術!!

1979 CHEVROLET CAMARO Z/28

当時物の純正品にこだわって丁寧に仕上げていくことがレストアの定義だとすれば、今回紹介するカマロは純正品か否かに関係なく、想いのままにカッコいいを貫き、走りに徹した仕様へとアップデートを施すレストモッド的なコンセプトを感じさせる個体。

 

話を伺うと、ナオキモータービルドの宮田氏が自分で乗ろうと軽い気持ちでヤフオクに60万円で出品されていたものを落札。当初はボロボロのダッシュボードと車種不明のシート以外何もついていない状態で、部品取りに近い状態だったとか。しかしフレームの状態は良好で蘇生すれば良いクルマに仕上がると確信した宮田氏だったが、入庫してすぐに現在従業員で当時はお客さんだったショウゴ氏に売ってほしいと懇願されて託すこととなった。

フロアパネルを交換してカーペットやルーフライナー、ドアパネル、ピラーカバー、ダッシュボードを新調してTMIシートを導入。エンジンは350センターボルトにヘッドマンヘダース、エーデルキャブ換装。

ATは700R4の4速に強化してノンスリデフを装着。そのパフォーマンスに相応しいストイックな足を求めてホチキスサスペンション、サブフレームコネクターによるフレーム補強に加え、現在カウルインダクションフードと新調したフロントフェンダーのサイドダクトの到着待ちだそうで、到着すればより一層スパルタンなカマロへと進化を遂げることは間違いない。

80年代初期のワルそうなアメ車を彷彿させる立ち上がり強めのダックテールやフェンダーアーチから一体感のあるフロントリップスポイラーなど、当時のアメリカンスポーツは良い意味で尖っていた。そんなフォルムに見合うホッチキスの足周りやUSマグのホイールによるボトムもエモい。左右新調したフェンダーパネルには近日中にサイドダクトを新調する予定。カウルインダクションフードボンネットも同時装着するとのことで実に楽しみだ。

350センターボルトにヘッドマンのヘダース、エーデルブロックのキャブレターで構築されたエンジンルーム。700R4の4速ATに強化してノンスリデフ換装。ウィルウッドブレーキマスターシリンダーとフロント6ポッド、リア4ポッドのブレーキシステムで制動力強化を施し、ホチキスのサブフレームコネクターでフレーム補強を加えながら、前後ホチキスのサスペンションを装着したスパルタンな仕立ては、街中からハイウェイまで心地良い走り。終始ドライバーをご機嫌にさせてくれる。

内装は、フロアパネルを交換後にカーペットやドア内張り、天上にダッシュボードまですべてを新調。車種不明の簡易的なシートを取り去ってTMIへと換装してHURSTのビレットシフターをインストール。ステアリングはビレットスペシャリティーズでダコタデジタルメーターやバッフルを介してインチアップされたスピーカーなど、快適仕様へのアップデートが満載。ちなみにエアコンはVINTAGE AIRを導入しており、ここ最近の酷暑も快適そのものだ。


THANKS:NaokiMotorBuild
TEL:072-236-7300
https://naoki-mb.co.jp/


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2023年11月号掲載


関連記事

RELATED


レアなビンテージアメリカンだが東海カーズなら選んで購入可能!

アメ車の中でも、とくにビンテージモデルを数多く取り揃える東海カーズ。屋内保管された在庫車は、常時始動できることをモットーとしている。今回はノーマル然としたカマロとチャージャーを採り上げてみよう。

サービスカーとプロジェクトカーどちらも思い入れの強い一生モノ!【6DEGREES】

「旧車になればなるほど部品で困るのは致命傷。そんな部品の供給が未だに充実していることがGM車の魅力だ」と語る6ディグリーズの石堂さん。若かりし頃の想い出が詰まった愛車と一緒に時を刻める喜びは格別だ。

インパラ=ローライダーの常識を覆すモンスター!【シボレーインパラ】

59年モデルを筆頭に、60年代前半までのインパラといえばローライダーが主流。なので世間一般的にはそっちのイメージが強い。だが、その常識を覆すモンスター級のマッスルカーがここに!

半世紀の時を経て熟成された、魅力を放つファーストカマロ

アメリカンビンテージマッスルの中でもっとも知名度の高いメジャーモデルであるカマロ。その初代モデル最終である1969年型をベースとしながらも、絶妙に現代版へとアップデート!

【シェビーⅡノバ】製作途中のまま10年間寝かせていた車両を1年かけて蘇生

旧車道楽とは面白いもので、長い間放置していた個体が原石の様に映ることも多々ある。手つかずのまま放置され続けた個体は、目覚めるキッカケを静かに待ちわびていたかの様に再び息吹を吹き込み、颯爽と駆け抜ける。

 

最新記事


2025/12/30

【NITTO】リッジ・グラップラーが描くカスタムジープの現在地

タイヤ

NITTO RIDGE GRAPPLER
【ニットー リッジ・グラップラー】

2025/12/25

【レネキャン】レネゲード10周年!変わらぬ絆、広がる輪

イベントレポート

Rene Camp in Lake Saiko

2025/12/25

チューニングパーツメーカー「HKS」がコルベット用サスペンションを開発

足回り

HKS HIPERMAX TOURING
HKS HIPERMAX S

2025/12/23

【キャデラック エスカレード EXT】地味すぎず奇抜すぎない、絶妙なバランスを意識!

ピックアップトラック

キャデラック

ショップ

株式会社プルーヴ
愛知県一宮市

ランキング


2025/12/30

【NITTO】リッジ・グラップラーが描くカスタムジープの現在地

タイヤ

NITTO RIDGE GRAPPLER
【ニットー リッジ・グラップラー】

2024/03/22

1997年の新車購入から四半世紀を経てフルリメイクを敢行!【1997 シボレー サバーバン】

SUV

シボレー

OBSを語る上で新車からずっと乗り続けているオーナーは非常に興味深い。それがスラムドサバーバン界の重鎮且つ、ショーカーで普段使いまでこなす強者となればなおさらだ。そこで濱田さんに登場頂いた次第だ。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2024/09/18

フルサイズの頂点にして唯一無二の存在感を誇るハマーH1の魅力!

SUV

ハマー

ハマーと言えばH2を連想するほどにH2がアメ車のカスタムシーンを賑わせてきたが、H2や弟分のH3とは一線を画す本気の軍用車ライクなモデルが紹介するH1。乗用モデルに媚びない硬派に徹した威風堂々のスタイルはまさに唯一無二の存在感!