参加資格はトラック・バン・ワゴン、本当に使えるクルマが勢ぞろい【T.V.W LO-CALJAM】

会場を埋め尽くすトラック・バン・ワゴン。アメリカで働くクルマをコンセプトに掲げ、マニアなファンが集まるTVW。一般的なイベントとはまた違った雰囲気を感じられるので、これは絶対にお勧めのイベントだ。
働くアメ車ってカッコイイよね
T.V.W LO-CALJAM
アメリカで「働くクルマ」として使われる、トラック・バン・ワゴンだけにスポットを当てるイベントTVWが、2023年10月15日(日)に静岡県福田漁港ふくっぱイベント広場で開催された。今回で9回目の開催となり、2023年は8月に福岡県でも開催され、対象となるオーナーにとっては外せないイベントになっている。


会場を埋め尽くすトラック・バン・ワゴンは、ピカピカに磨き上げたモデルも多いが、「外装の錆や傷は勲章」とも言える、まさに使い込まれたモデルばかり。さらにエントリー車だけではなく、ケータリングのキッチンカーもイベントの趣旨に沿ったアメ車ばかりで見どころ満載。
イベントは入場無料。物販エリアもかなり充実しており、見るだけではなく買い物もタップリ楽しめるイベントだ。


1964年型GMCサバーバン。こんな超レアモデルを25年所有し、最近2度目のレストアを終了させたと語るオーナーの佐藤さん。エンジンはコルベットのLS1に乗せ換えコイルオーバーに換装。しかもラインロックやノンスリまで入れバーンアウトも可能。牽引するトレーラーボックスの他、キャンピングカーも所有と聞けば、ご自宅に行くしかないでしょ!


極太31サイズのタイヤを履きケツ上げのスタイルにも驚いたが、DIYで1ヶ月掛けてアメリカンビンテージ風に仕上げたインテリアを見てさらに驚いた。オーナーの鈴木さんは、7年前に「もっと目立つクルマが欲しい」と、ハイエースからこの88年型シェビーバンに乗り換えたとか。インテリアの作りこみはハンパないので、しっかり連絡先聞いて今後の取材候補に決定!


お隣の鈴木さんは友人と言う山口さんの90年型シェビーバンは、インテリアをアメリカンバーをイメージしDIY。インパネカバーも自ら製作って凄すぎる。


2022年3月号で紹介されたエクスプレス・カットアウェイ・シャトルバス。実は2023年8月に新潟で空調設備工事等を行なう星さんにクルマが渡り、それに合わせて車内をリニューアル。キャビン側は休憩・事務所スペースとなり、後方は仕事道具や装置を置くスペースにDIYで製作。つまり、これに乗って現場に向かっているのだ。
実は一番の見どころ? ケータリングのキッチンカーたち


一般的なイベントのケータリングゾーンは当然ながら飲食が目的だが、TVWはケータリングのキッチンカー自体も見どころのひとつ。提供するメニューも当然アメリカンだ。
雑貨・アパレルブースも豊富で買い物もかなり楽しめる


各地のイベントに取材に行くが、これほど物販エリアが充実しているイベントは数少ない。開始1時間後に会場に着いたのだが、大量の雑貨を手にして歩く来場者もチラホラ。掘り出し物も多そうなので、買い物するなら早めの入場が吉。
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2024年1月号掲載
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