ワンオフ加工で個性を最大限に引き出す【ジェットシティ】

オープン

シボレー

アメマガ2024年3月号

カマロ

ジェットシティ

広島県

AMERICAN CUSTOM COOL RIDES

フォージアート

トゥルースパイク

個性的なカスタムを世に送り出すジェットシティには、オーナー自らが持ち込むパーツ装着の依頼も多い。時には他車種のパーツもあるのだが、それすらも違和感なくフィッティングさせるのがジェット流。

AMERICAN CUSTOM COOL RIDES


国産ドリ車のウイングを拡張加工で取り付け

'15 CHEVROLET CAMARO

マスタングでSEMAショー出展、2024年の東京オートサロンでも新作マスタングを披露するなど、益々マスタング推しが浸透してきている広島のジェットシティ。それでも同ショップの売れ筋はカマロであり、カスタムの依頼が多いのもやはりカマロだ。

 

初めての愛車として、7年前の20才の時にカマロを購入したKAIさんは、そんな「カマロ好き」のジェットシティを訪れカスタムを依頼。ケロベロスのサイドエアロは、誰も装着している人がいないと言う理由でKAIさん自らが取り寄せたもので、それにマッチするようにZ28ルックフロントスポイラーを加工装着し、大型ウイングは国産ドリ車用のウイングを拡張して取り付ける。

なお、KAIさんが九州在住であることから、加工はジェットシティが信頼する福岡のASJにお願いした。その間ジェットシティは、オリジナルマフラーとして今後販売も検討するチタン出口の4本出しマフラーを製作し、さらにシートなどの張り替えを行なった。

 

オーナー持ち込みのパーツは、お世辞にもパーツの品質精度が良いとは言えず、拡張加工に加えて様々な加工調整もされている。その手間を考えれば、他店では断られることもあるだろう。もしかしたら、無理やり装着して終わらせる可能性もある。だがジェットシティは、そうしたパーツともしっかり向き合い加工調整を施していく。見た目の派手さばかりがフィーチャーされるが、そうした見えない部分の拘りもジェットシティの魅力だ。

 

因みに、KAIさんの彼女もカマロ乗り。もしかしたらいずれ、二人での登場もあるかも?

オーナーのKAIさんが購入し持ち込んだケロベロス・サイドエアロ。それに合わせZ28ルックフロントスポイラーを装着し、ウイングは国産ドリ車用を拡張加工して取り付ける。マフラーは、ジェットシティが販売を検討している4本出しオリジナルマフラーのプロトタイプ(今後変更予定)。

ホイールはフォージアートの22インチで、トゥルースパイクを組み合わせる。サスペンションは車高調に変更。

ボディに合わせてレッド×ブラックのコンビシートに張り替え。外装だけではなく、インテリア改装もジェットシティの得意とする部分だ。

OWNER KAIさん


SpecialThanks:ASJ
TEL:092-410-3668


JET CITY
HP:https://jetcity-motoring.com


PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2024年3月号掲載


関連記事

RELATED


【フォードマスタング】マッスルではなくエレガント、流れるようなシルエットに一目惚れ

2023年10月に開催のカーショー「SLS」で、USクーペ部門1位となったマスタング。ボリュームあるボディや統一されたカラーリングが拘りだが、それを日常の足として使うのもオーナーさんの大きな拘りだ。

WORKも認める品質に加え豊富なバリエーションを展開【EKROW WXW C1M】

愛車の個性を引き出すために、必要不可欠なアイテムと言えばアルミホイールが最有力候補。国産ホイールメーカーの雄、WORKでは自社製品以外も扱っており、それがここで紹介するEKROWだ。

ザク・グリーンに似合うマフラーを手に入れる【シボレーカマロ】

ノーマルで購入した念願のカマロ。ドライブで視線を感じることに快感を覚え、もっともっと注目を浴びるために着手したのがカスタムだ。大胆に変化を遂げたカマロだが、オーナーさんは更なる快感を得るためにジェットシティを訪れる。

目立つスポーティなクルマでカマロを選ぶが、今ではアメ車の魅力を満喫中

他人と被らないという理由でアメ車を選ぶ人は多いが、今回紹介するオーナーさんもその1人。パーツをただ追加するのでなくアレンジも施している。

学生時代に黄色いバンブルビーの活躍を見てカマロに憧れた

「自分みたいなアメ車初心者が行っても大丈夫?」。敷居が高いと思い、行くことを躊躇していたジェットシティ。だが勇気をもって訪れたショップは、とてもフレンドリー。徐々にカスタムにも目覚め、パーツオーダーして意気揚々な矢先、オーナーさんに悲劇が訪れる。

 

最新記事


2025/02/17

【XTREME-J XJ07】コンケイブスタイルで魅せる タフさとエレガントさの両立

ホイール

日本で初めてビードロックテイストのデザインを採用したのが、MLJが展開するブランド「XTREME-J」である。

2025/02/15

【WORK ZEAST STX】押し出し感と迫力が倍増、ツーモーションコンケイブ

ホイール

2025/02/14

インパラ=ローライダーの常識を覆すモンスター!【シボレーインパラ】

クーペ

ビンテージ

シボレー

59年モデルを筆頭に、60年代前半までのインパラといえばローライダーが主流。なので世間一般的にはそっちのイメージが強い。だが、その常識を覆すモンスター級のマッスルカーがここに!

2025/02/12

【SEMA SHOW 2024】アイディアの宝庫から探る進化するアメ車カスタム

イベントレポート

会場のスケール、出展ブース、車両台数、クオリティ、 バリエーションetc.……すべてにおいて世界最大規模を誇るカスタムカーの祭典、SEMA SHOW 2024がネバダ州ラスベガスで開催された。

ランキング


2025/02/17

【XTREME-J XJ07】コンケイブスタイルで魅せる タフさとエレガントさの両立

ホイール

日本で初めてビードロックテイストのデザインを採用したのが、MLJが展開するブランド「XTREME-J」である。

2025/02/14

インパラ=ローライダーの常識を覆すモンスター!【シボレーインパラ】

クーペ

ビンテージ

シボレー

59年モデルを筆頭に、60年代前半までのインパラといえばローライダーが主流。なので世間一般的にはそっちのイメージが強い。だが、その常識を覆すモンスター級のマッスルカーがここに!

2025/02/15

【WORK ZEAST STX】押し出し感と迫力が倍増、ツーモーションコンケイブ

ホイール

2021/10/13

ライバル達が生産終了するなかエクスプレスは今も現役販売される

バン

シボレー

2017 Chevrolet Express 2500 LONG EXPLORER CONVERSION