目立つスポーティなクルマでカマロを選ぶが、今ではアメ車の魅力を満喫中
他人と被らないという理由でアメ車を選ぶ人は多いが、今回紹介するオーナーさんもその1人。パーツをただ追加するのでなくアレンジも施している。
AMERICAN CUSTOM COOL RIDES
理想の形を実現するため19インチ&エアロを加工
'11 CHEVROLET CAMARO WIDEBODY
「カマロとケイマンだったら、どっちが目立つ!?」。そんな理由でカマロを選んだ橘さん。購入当初はカスタムする予定はまったくなかったが、いざ乗ってみるとその魅力の虜となり、さらに個性を追求したくなってLions-kit のボディキットを装着し、大胆なフォルムを実現している。
メーカーとしては20インチホイールの装着を想定しているようだが、橘さん的には小さい方が好みなので19インチをチョイス。しかもエアサスで車高を下げた際、タイヤとエアロが当たるようにフェンダーアーチを下側に延長。ただパーツを組み合わせたカスタムではなく、「創りたいスタイル」を明確にイメージしてカスタムを行っていることがよく分かる。
ここまで大胆なカスタムを施すと、様々なコンテストにも出したくなるもの。そこでフェンダリストやスタンスネーションにエントリーするが、アメ車は何となくアウェイ感が否めなかったそう。それに対し年末に開催されたX5はアメ車がメインなので非常に心地良く、今後もエントリーを計画しているそうだ。
今後の計画としては内装やオーディオを詰めていきたいと語るが、2年前にはキャデラック・ブロアムも増車。見事にアメ車の魅力に取り憑かれており、充実したアメ車ライフを楽しんでいるようだ。
ヘッドライトはLEDに変更。イエローと抜群の相性と言えるブラックで、ボトムとトップを引き締める。ベースはLTだがV8モデルのボンネットを装着。リアスポイラーは敢えてコンパクトなサイズとし、シンプル&スポーティなスタイルだ。
ボディパーツはLions-kitをチョイス。ふくよかなボディラインを実現しており、コルベットのコークラインを彷彿とさせる。フェンダーアーチとタイヤの隙間を詰めることで、より低さを強調しているのがポイント。
車高調はメーガンレーシング。エアサスタンクとコンプレッサ―はトランクに置くが、ディスプレイ方法も要検討課題と語る。
OWNER : YUYA TACHIBANA
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2024年3月号掲載
最新記事
2024/09/13
【1995y シボレーサバーバン】外装だけでなくエンジンや足回りもアレンジしたい
アメ車専門店のスタッフはどんな愛車を所有しているのだろう?そんな素朴な疑問からスタートしたこのコーナー。チャレンジャー専門店でカスタムやメンテナンスを担当する上原さんに話を聞いてみた。
2024/09/12
愛車復活の儀式フロアカーペットの交換!!防音断熱材も貼って快適車内空間へ生まれ変わる
経年劣化が進むのは、外装だけじゃなく内装も進行していく。中でも年数と共に汚れが目立ち、悪臭の原因となるのがフロアカーペット。頑張って掃除をしても限界があるため、そんな時は、思い切って張り替えも選択肢。豊富なカラーから選ぶこともでき、車内の雰囲気は一気に変わっていくぞ!
2024/09/11
カスタムのセオリーが別次元、奥深きコルベットC8カスタムの世界
ミッドシップ化によってC7以前とは勝手が異なり、スーパーカーとしての装いが映える個体へと進化したC8。まだモデルケースの少ないC8カスタムシーンの中でオートメッセ出展を果たした、最旬スタイルに迫る!
2024/09/10
アメ車マガジン主催による2024年三度目のイベント「アメ車ファンミーティング in Aichi」が開催!
アメ車マガジン主催による2024年三度目のイベント「アメ車ファンミーティング in 愛知」が9月8日(日)、名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場で開催された。アメ車マガジンの愛知でのイベントは2023年5月スカイエキスポで開催のamZ以来の1年ぶり。