【2017 フォード マスタング】眺めて楽しむだけでなく、乗って楽しめるクルマ!

クーペ

フォード

アメマガ2024年10月号

ルックス

福岡県

乗って楽しいマスタング

マスタング

マスタングGT パフォーマンスPKG

シェルビーGT500 STYLE CUSTOM

トップグレードのマッスルカーが欲しいが、乗りこなせなければ本末転倒。そこでオススメしたいのが、LOOKSがプロデュースしたこのマスタングGTだ

乗って楽しいマスタング


エンジンやシフトからも、走りの余裕を感じられる

'17 FORD MUSTANG GT Performance Packages SHELBY GT500 STYLE CUSTOM

アメ車の魅力の1つ、それは豊富なグレード展開といえる。特にマッスルカーの場合、装備だけでなくエンジンも違いがあり、エントリーモデルとトップグレードを比較すると、価格差が倍ということも珍しくない。もちろん最上級グレードに憧れる人は多いが、価格もさることながら手に余る運動性能は、運転しているのかさせられているのか分からなくなる。そこで福岡のLOOKSが提案するのが、このGT500ルックだ。

ベースとなるのは5.0L V8を搭載するGTのパフォーマンスパッケージで、6MT車。スタイル重視のカスタムであればエントリーグレードをベースにする場合が多いものの、LOOKSでは運動性能も重視。エクステリアパーツ以外はオリジナルのままだが、運転していて「とにかく楽しいし、人馬一体がハンパない」と思わせてくれる。

フロントセクションと比較すると、リア周りは少々控えめなスタイルとなっているが、ウイングの追加やマフラー交換など、まだまだ手を加える余地が残されているのもGOOD。リアのハーフスポイラーは大口径なマフラーを装着できるデザインとなっている。これをベースに、自分の理想のスタイルに仕上げることで、さらに愛着が湧くし、マッスルカーは見て楽しむだけでなく、やっぱり走って楽しみたいものだ。

フロントマスク全体をGT500タイプに変更。サイドステップやリアのハーフスポイラーもGT500と同一のデザインを採用したものを装着。4本出しのマフラーまで装着できるように、エアロは少々ゆとりを持たせた形状となっている。グリル部分のランプが、非常に象徴的で、ノーマルのGTよりも「圧」を感じさせる。

5.0ℓV8の奏でるエンジンサウンドは野性味が溢れるもの。だからと言ってじゃじゃ馬ではなく、非常に乗りやすい。ホイールは敢えてノーマルを装着し、カスタム色を控えめにしているのもポイントだ。

シフトフィールは抜群で、シンクロの余裕すら感じさせてくれる。シートはノーマルだがホールド感も良好。GT500の様にレカロに変更するのもアリだが、肩肘張って乗りたくないなら、この仕様がベストだ。


THANKS:LOOK'S
TEL:092-611-1362
HP:http://www.looks.co.jp/


PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2024年10月号掲載


関連記事

RELATED


V8+MTで走りを本気で楽しむ【2018 フォード マスタングGT】

「エコブーストを買ったけどV8が欲しくなった」。そんなエコブーストはよく聞く話で、そうしたオーナーの行き着く先はV8・MTモデル。CAR3219上尾タワーでは、マスタングはV8に拘り、更にMTモデルを積極的に導入し、走りを本気で楽しむオーナーを受け入れている。

カスタムもメンテも納車前にお得に実施!【ウイングオート】

愛知県清須市に位置するウイングオート。アメ車を中心とした老舗のプロショップであり、車両販売のみならず、カスタムや整備に関しても強いところ。そのウイングオートが、マスタングに関する新しいサービスメニューを開始した。

2.3Lと侮るなかれ次世代ポニーカーの大本命【フォード マスタング】

生誕50周年記念モデルとしてリリースされた2015年型マスタング。ロングノーズ&ショートデッキを継承しつつも、ダウンサイジング志向な当時の時代背景を反映したエコブーストエンジンを搭載。次世代を担う大本命モデルとしての魅力に迫る!

原点回帰!初代マスタングを色濃く感じさせるデティール

製造から12年の時を経た2012 年型マスタングGTプレミアム。当時ディーラー車として販売されていた個体が一周して魅力倍増!クラシックなテイストでありつつモダンな雰囲気とは裏腹に、V8エンジンのトルクフルな走りなど、その魅力と真相に迫る。

マスタングは人生の原動力、そして人と人の絆も紡ぐ

新しい事を始める時は期待と不安が交錯するが、その一歩を踏み出さないことには、違う世界は見えてこない。この春、初めてアメ車を手にする女性オーナーたちを紹介しよう。

 

最新記事


2025/09/18

【ウイングオート】車両の購入やメンテだけでなく クルマを走らせる楽しさも提供

クーペ

フォード

ショップ

愛車のポテンシャルを引き出して走るは、技術や知識が必要となる。ウイングオートではドライビングアカデミーを開催し、それらを提供する機会と場所を提供する。

2025/09/16

【モーターファンフェスタ 2025】様々なクルマを身近に感じられる日本最大級の「体験・体感」イベント

イベントレポート

MOTOR FAN FESTA 2025
in 富士スピードウェイ
20th Apr 2025

2025/09/11

足利から宇都宮に場所を移したが、変わらずアメ車ファンが押しかけた。【K-Styles × DETERMINATION】

イベントレポート

K-Styles × DETERMINATION
20th Apr 2025
マロニエプラザ

2025/09/09

【1985 シボレーC-10】人気爆上がりの第3世代後期 激レアのディーゼル

ピックアップトラック

ビンテージ

シボレー

シボレー・C/Kモデルの第3世代(1973~1987年)。特に角目4灯に変更された後期型の人気は高く、車両の争奪戦が行なわれている。スカイオートで販売中の85年型C-10は、ディーゼルエンジンを搭載する超激レアモデルだ。

ランキング


2025/09/16

【モーターファンフェスタ 2025】様々なクルマを身近に感じられる日本最大級の「体験・体感」イベント

イベントレポート

MOTOR FAN FESTA 2025
in 富士スピードウェイ
20th Apr 2025

2024/01/30

日本では割とマイナーな68年型ダッジ・コロネット

クーペ

ビンテージ

ダッジ

ビンテージマッスルに魅せられし7人のカーマニアたち【バーニーズ】

2023/09/04

【右ハンドルのマスタングが人気な理由】フォード・マスタング右ハンドルの魅力まとめ

フォード

ショップ

フォード・マスタングといえば、アメリカンマッスルカーの代名詞。力強いパフォーマンスと独自のスタイルが特徴的だ。

そんな多くのファンを持っているキング・オブ・アメ車「フォード・マスタング」に、実は右ハンドルが存在することをご存じだろうか?

今回はそんな右ハンドルのマスタングが、いかに魅力的か、ご紹介していこう。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger