【2017 フォード マスタング】眺めて楽しむだけでなく、乗って楽しめるクルマ!

トップグレードのマッスルカーが欲しいが、乗りこなせなければ本末転倒。そこでオススメしたいのが、LOOKSがプロデュースしたこのマスタングGTだ
乗って楽しいマスタング
エンジンやシフトからも、走りの余裕を感じられる
'17 FORD MUSTANG GT Performance Packages SHELBY GT500 STYLE CUSTOM
アメ車の魅力の1つ、それは豊富なグレード展開といえる。特にマッスルカーの場合、装備だけでなくエンジンも違いがあり、エントリーモデルとトップグレードを比較すると、価格差が倍ということも珍しくない。もちろん最上級グレードに憧れる人は多いが、価格もさることながら手に余る運動性能は、運転しているのかさせられているのか分からなくなる。そこで福岡のLOOKSが提案するのが、このGT500ルックだ。
ベースとなるのは5.0L V8を搭載するGTのパフォーマンスパッケージで、6MT車。スタイル重視のカスタムであればエントリーグレードをベースにする場合が多いものの、LOOKSでは運動性能も重視。エクステリアパーツ以外はオリジナルのままだが、運転していて「とにかく楽しいし、人馬一体がハンパない」と思わせてくれる。
フロントセクションと比較すると、リア周りは少々控えめなスタイルとなっているが、ウイングの追加やマフラー交換など、まだまだ手を加える余地が残されているのもGOOD。リアのハーフスポイラーは大口径なマフラーを装着できるデザインとなっている。これをベースに、自分の理想のスタイルに仕上げることで、さらに愛着が湧くし、マッスルカーは見て楽しむだけでなく、やっぱり走って楽しみたいものだ。




フロントマスク全体をGT500タイプに変更。サイドステップやリアのハーフスポイラーもGT500と同一のデザインを採用したものを装着。4本出しのマフラーまで装着できるように、エアロは少々ゆとりを持たせた形状となっている。グリル部分のランプが、非常に象徴的で、ノーマルのGTよりも「圧」を感じさせる。


5.0ℓV8の奏でるエンジンサウンドは野性味が溢れるもの。だからと言ってじゃじゃ馬ではなく、非常に乗りやすい。ホイールは敢えてノーマルを装着し、カスタム色を控えめにしているのもポイントだ。


シフトフィールは抜群で、シンクロの余裕すら感じさせてくれる。シートはノーマルだがホールド感も良好。GT500の様にレカロに変更するのもアリだが、肩肘張って乗りたくないなら、この仕様がベストだ。
THANKS:LOOK'S
TEL:092-611-1362
HP:http://www.looks.co.jp/
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2024年10月号掲載
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