究極の高速オフロード性能とパフォーマンスを実現した「グラディエーター・モハベ」

SUV

ジープ

アメマガ2025年1月号

オートギャラリー東京

東京都

グラディエーター

グラディエーターモハベ

アメマガリコメンド

アメリカ文化を象徴するモデルであるピックアップトラック。その系譜は脈々と受け継がれ、最新モデルの進化の度合は凄まじいなか、オートギャラリー東京にジープ・グラディエーターが入庫。しかも砂漠やダート走行に特化した「MOJAVE(モハベ)」だ。

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ジープブランドでは初となる「デザートレイテッド」

'21 JEEP GLADIATOR MOJAVE

ジープ・ラングラーの派生モデルであるグラディエーター。日本でも正規輸入されたことで注目されているピックアップトラックだ。ちなみに現行モデルは2代目で、初代は1963年にデビューしてから20年以上に渡り生産されたモデルで、ワゴニアのプラットフォームをベースとしていた。この生い立ちを知らない人からすると「なぜ?」と不思議に思っていたかもしれないが、ピックアップトラック大国のアメリカだけに、ジープブランドからも製造されていたというわけだ。

そして今回伺ったオートギャラリー東京に入庫していたのが2021年型グラディエーター・モハベ。日本で正規販売されているグレードはルビコンのみであるため、本国からインポートしたのである。このモハベというグレードは、砂漠やダート走行に特化した新基準「デザートレイテッド」の冠を受けるジープ初のモデルであり、エンジンはルビコンと同型ながら特製FOXサスペンションや強固な4WDシステムを備えたタフネスさが売り。さらにエクステリアの特徴としては、ダクト付き専用パフォーマンスボンネットや前後トウフック、ロゴの縁カラーがオレンジ(ルビコン・レッド)でスキットプレートを備えている。

純正のフロントバンパーはタイヤハウスにまで届く横長タイプであるが、この車両にはLEDバーを内蔵したSMITTYBILT製バンパーに交換されている。さらにボンネットはモハベ専用のダクト付きパフォーマンスフードを備えてフロント周りを逞しく形成。サイドステップもチューブタイプを装備する。

ピックアップトラックだけにしっかりとベッドを備え、積載した荷物を汚れや盗難から守るためにモパー製のトノカバー(3分割タイプ)も装備。

標準のルーフはハードトップであるが、この車両にはフリップトップが装着されているため、ワンタッチで解放感のある雰囲気を楽しめる。

サスペンションには高性能FOX2.5インチインターナルバイパスショックとリザーバーを装備し、フロントは1インチリフトアップすることでトラベル量を確保。タイヤは33インチ外径に17インチホイールを組み合せる。

パワートレインは3.6ℓペンタスターV6エンジンを搭載して、最高出力285hp、最大トルク260lb-ftを発揮。標準のトランスミッションは6速MTだが、この車両はオプションの8速ATを搭載しているため、乗り味はとても滑らか。

モハベの専用デザインとして、エアコン吹き出し口、シートステッチなどがオレンジとなる。さらにドアノブやスピーカーなどにもオレンジを取り入れてアレンジ。ルビコンとのインパネの違いは、フロントスウェイバーを切り離すディスコネクトシステムスイッチ(ルビコン標準装備)が設置されていないこと。

アメ車を強化買取中!

今回伺ったオートギャラリー東京では現在、アメ車を強化買取中。中でも1990年~2000年前半のモデルに注力しているということなので、他店で査定して金額に納得ができなかったという人は、ぜひ相談してみてほしい。


Thanks/オートギャラリー東京
TEL:042-799-5222
HP:https://www.autogallery.co.jp


Photo&Text:編集部
アメ車マガジン2025年1月号掲載


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