キャデラックブロアムに一目惚れして初のアメ車を手に入れた

彼女たち流のアメ車との付き合い方
CADILLAC BROUGHAM
CADILLAC BROUGHAM
キュートな女の子が乗る愛車!初のアメ車は一目惚れで手に入れたブロアム
OWNER:SHINOSUKEさん
年式相応の少しヤレた雰囲気の黒いブロアム。クルマの雰囲気から、女性が乗っているようには思えないのだが、ドライバーズシートから降りてきたのはハタチの女の子であった。ブロアムとのギャップが印象的!
クルマを買いに行ったらブロアムに一目惚れ!
小柄な女の子が、なぜブロアムに?というのが正直な感想なのだが、本人曰く「お兄ちゃんがアメ車(ユーコン・デナリ)に乗っていたこともあって、アメ車も良いなあって思っていて。そこで愛車を探していた時に店で見付けたのが、このブロアムだったの?」とのこと。
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事前にブロアムが欲しくて、それを探していたという話なら分からなくもない。けれど、彼女の場合はブロアムが展示してあったというクルマ屋さんに偶然足を運んで、そこでブロアムに一目惚れして購入に至ったというのが実に衝撃的。さらに、そのブロアムは商談中だったようなのだが、何とか頼み込んで譲ってもらったという惚れ込みよう。 愛車の95年型ブロアムは純正グリルで、あえてのコンチなし仕様でノーマルのスタイルをキープ。
そのため、派手な雰囲気は一切なく、実に質素な感じ。それでもブロアム自身が持つ独特のオーラは十分。むしろノーマルに近いスタイルなので、存在感が逆に際立っているようにも感じる。
フロントグリルはクラシックタイプに変えるユーザーが多いなかで、純正グリルがお気に入りなのでそのままに。さらに車内のシフトノブはラットフィンクに。このあたりのセレクトは女の子らしさを感じさせてくれるポイントだ。
ブロアムに乗るようになって間もなく1年が経つのだが、休日のドライブはもちろんのこと、彼女は毎日通勤にもブロアムを使っているという。新車時から数えると20年が経過したクルマだけに、普段もちょっとしたトラブルに遭遇するようで…。
「通勤の際コンビニに寄ったら、そこでエンジンが掛からなくなったこともあります。すぐに壊れるけれど楽しいクルマ」と笑って応えてくれた。
普通の女の子であれば、愛車のトラブルに「もう無理!」って感じで投げ出しそうなものだが彼女は違う様子。ブロアムに一目惚れして乗り始めただけあって、少しのトラブルも含めて、すべてに惚れ込んでいるのだ。
ブロアムを通して、同じアメ車に乗る仲間とも親しくなり、少しの不便も気にならなくなったことも大きいみたい。これからもブロアムは彼女にとって大切な存在として乗り続けていくことだろう。
1995年型のブロアム。リアにスペアタイヤを背負ったコンチネンタルスタイルではなく、あえてのノーマルスタイル。さらにフロントグリルも純正グリルをキープしてノーマルっぽさを追求。足回りにはハイドロが組み込まれ、14インチ・デイトンワイヤーホイールで華麗な雰囲気を醸し出している。
アメ車マガジン 2016年1月号掲載
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