
■取材協力 BUFFALO DESIGNS
「ボディカラーをチェンジして雰囲気を変えたい!!」という思いとは裏腹に「元に戻したい」なんて思いも…。何てワガママな要求だろうか。しかし、それを可能にするのがカーラッピングというマジック。

「ボディカラーをチェンジして雰囲気を変えたい!!」という思いとは裏腹に「元に戻したい」なんて思いも…。何てワガママな要求だろうか。しかし、それを可能にするのがカーラッピングというマジック。とはいえ「本当に元どおりになるのか心配…」という疑問も。ならば実際に剥がしてみて実証だ!!

「純正のボディカラーに飽きてしまった」「クリアが剥げてしまったボディをどうにかしたい」などといった場合、これまではペイントで好きなカラーリングだったり、さらには模様を入れたりするしか手段がなかった。しかし、ここ最近は専用のフィルムでクルマを丸ごと包んでしまうカーラッピングが頭角を現し、人気を博している。
しかも最新はペイント同様に吹き付けるけれど乾いたら剥がせるという、ペイントとラッピングを掛け合わせたスプレーラッピングというハイブリッドタイプまで出現していたりする。フィルムタイプにしろ、スプレータイプにしろ、注目を集めている一番の理由としては「剥がせば元に戻せること」だろう。

ペイントではこれは不可能。そんな手軽さが受け入れられて取り入れている人たちが増えている状況。 だが、元に戻すことができるというのが売りの一つではあるけれど、果たして本当に元に戻せるのかが気になっている人も多いのではないだろうか。フィルムを剥がすと同時にクリアまで一緒にベリベリと剥がれてしまうんではないだろうかと…。
ちなみに、マットブラック化したC7コルベットもラッピングによってカラーチェンジ。しかもセンターストライプはツヤありブラックでアクセントを付けるアレンジが施されている。しかしコチラは施工したばかりで、しかもこれから納車といった状況であったため、さすがにコレに手を出すわけにはいかない。

そこで今回はラッピングを担当したバッファローデザインに、頃合い的には剥がすデモンストレーションに最適なスタッフの愛車で実証実験を行なうことに。果たして本当に元どおりの姿に戻るのか?
ラッピングを剥がす実験車両がコチラのラム。スタッフである永井さんの愛車でデモカーとして活躍。ちなみにラッピングを施工したのは約二年前。果たして剥がせば元どおりの姿に戻るのか? 検証スタート!!
どうせ剥がすのであれば思いっ切りやって欲しいというコチラのリクエストに応えて、バリバリとラッピングを剥がす永井さん。すると元々のカラーが姿を現し、剥がした箇所をじっくりと確認してみたが、ノリの跡は一切なく、クリアが共に剥がれてしまうということもなかった。
しかし、ラッピングを施工する前のボディの状態(クリアが剥がれている)次第によっては、剥がす際にクリアも一緒に剥がれてしまうこともあるとのことなので、それを考慮したうえで施工することが大事だ。

フルラッピングすれば愛車の印象を大きく変えられるが、そこまでではなくワンポイントで変化を付けたいというリクエストにも柔軟に対応。しかも要望を伝えれば直ぐさま施工してくれる。というわけで、アメマガ号にもワンポイントでスカルマークを施工してもらった。







さらにオリジナルのナンバーフレームの施工も可能ということで、コチラも製作してもらった。アメマガオリジナルアイテムとして販売しようかなぁ(笑)。

■取材協力 BUFFALO DESIGNS
■photo&text :アメ車マガジン
アメ車マガジン 2018年1月号掲載
最新記事
2025/11/20
【1970 ダッジ チャレンジャー】オリジナルストックがそそるモパーマッスルの大本命!
バニシングポイントなど、劇中車としてもその人気を博する1970年型ダッジ・チャレンジャー。半世紀以上の時を経て、コンディションの良い個体は激レアとなりつつある昨今、バーニーズでお宝を発掘!
2025/11/14
【ジープファンミーティング2025】夏から秋へ、ジープファンミ新時代!快適さと熱気が共存した
日本最大級のジープイベント『ジープファンミーティング2025』