ニュースタイルローライダー シボレーカマロ /カスタムは実用性重視!シボレーK1500【グレイスキャブ】

オープン

SUV

ローライダー

シボレー

ラッピング&ペイント

カマロ

グレイスキャブ

K1500

フォージアート

ミッキートンプソン

愛知県

EXTREME AMERICAN

11年型シボレーカマロをベースにしてローライダーテイストを注入。/96年型シボレーK1500、見た目も重要だが、一番の優先順位は実用性。

EXTREME AMERICAN


魅惑のボディワークを駆使したニュースタイルローライダー

2011y CHEVROLET CAMARO

EXTREME AMERICAN

昨年末のクロスファイブファイナルでアワードを獲得し、注目を集める11年型カマロ。現行モデルをベースにしてローライダーテイストを注入する、ニュースタイルローライダーというジャンルを作り上げた!強化ダンパーによって大きく跳ね上がったチルトボンネットに描かれるミューラル。長い歴史のあるカマロ、強い女性という要素をもとにして描かれている。

ミューラル&ゴールドリーフは特殊技法を取り入れる

2011y CHEVROLET CAMARO バックスタイル

キャンディアップルレッドの妖艶なボディカラーに、ミューラルとゴールドリーフが入るカマロに釘付けになった昨年末開催のクロスファイブファイナル。やはりというべきか、セミカスタムクーペ部門でトップアワードを獲得。


ベースとなるのは11年型カマロ。前後バンパーやサイドスカートにトップグレードのZL1ボディキットを移植し、スポイラーなどをワインレッドでペイントしてボディのレッドと差別化。ボディのラインを形成するゴールドリーフは、キャンディの上に施された「焼きリーフ」とキャンディ下に入れる「スピニングリーフ」の2種類を取り入れる。

大きなポイントとなるボンネットのミューラルは「カマロという歴史あるクルマをリスペクト・強い女性」というのがテーマ。ちなみにこのチルトボンネットは強化ダンパーが装着され、同様のタイプとは大きく違う力強さがあるのもポイントだ。

トランクにはこのカマロをモチーフにしたミューラルが描かれているが、通常のミューラルよりもラインを強めにした技法を使った特別な仕様となっている。ホイールはフォージアート F2.09の22インチ(F9J/R10.5J)。ボディ同色でここにもゴールドリーフまで入るこだわりのホイール。他にはダウンサス、社外ウイングが装着される。


インテリアはシート張り替えとパネル類もボディ同色化する。今後は残っている黒パネル部分もペイントしていく予定で、さらなる進化を目指している。

2011y CHEVROLET CAMARO トランクのミューラルにはこのカマロが描かれており、通常よりラインを強めにして描く手法を取り入れている

車高調整はダウンサス。マフラーはワンオフを装着する。リアウイングは社外タイプ。トランクのミューラルにはこのカマロが描かれており、通常よりラインを強めにして描く手法を取り入れている。

2011y CHEVROLET CAMARO ボディに流れるゴールドリーフ

ボディに流れるゴールドリーフは、くっきりと映る焼きリーフと、キャンディの下に入れゴースト的な印象を与えるスピニングリーフを取り入れる。

2011y CHEVROLET CAMARO ZL1の前後バンパー・サイドスカートを移植

ZL1の前後バンパー・サイドスカートを移植。スポイラーとサイドスカートなどをワインレッドにペイントしてカラーに変化を与えている。

2011y CHEVROLET CAMARO シートもレッドを基調に変更し、パネル類もキャンディレッドにペイント

シートもレッドを基調に変更し、パネル類もキャンディレッドにペイント。残るブラックの部分もペイントし、オーディオも追加する予定。

2011y CHEVROLET CAMARO ホイールはフォージアート

ホイールはフォージアート・F2.09のフロント22×9J、リア22×10.5J。ボディ同色になり、ここにもゴールドリーフが追加されている。

2011y CHEVROLET CAMARO オーナー

Loxas CAR CLUB
OWNER◆清水孝廣さん


遊びに本気に取り組むからカスタムは実用性重視!

1996y CHEVROLET K1500

EXTREME AMERICAN

全国各地で今、C/Kトラックブームが起きようとしている。ただ今回登場する長尾さんのK1500は、そんなブームに乗ったからではなく、趣味であるジェットを本気でやるため。カスタムもそれに合わせた実用性を兼ねたものなのだ。

アメリカから取り寄せたトラックベッドロールバー

最新トレンドカスタムを取り入れるショップとして、愛知県でも指折りの存在であるグレイスキャブ。しかし数年前から同ショップが注目しているのが90年代の車両。エスカレードなどでド派手に攻めていたオーナーが、カプリスやC1500に乗り換えているという。カスタムは当時流行ったスタイルをベースに最新ホイールを組み合わせるなどの新旧カスタムのミックスが流行らしい。


ただ、今回の96年型K1500に乗る長尾さんは、その流れに乗って購入したのではなく、趣味であるジェットを本気でやるためにトラックを選択。ジェットを水面に下ろす場所まで行けるようにプロコンプの6インチキットを使ってリフトアップ。

グリルガードやブッシュワーカーの10㎝ワイドフェンダーを装着するこの風貌なら、通常はマッドタイヤを入れたいところだが、オンロードでの走行性を重視してミッキートンプソンのオールテレーンタイヤをチョイス。見た目も重要だが、一番の優先順位は実用性なのだ。


一番こだわったのが、ベッドに取り付けたトラックベッドロールバー。「トラックに乗るならこれを付けたかった」と、長尾さんがワザワザアメリカから取り寄せた一品。しかし正直、こればかりはなんの実用性もないらしい…。撮影前日もジェットに没頭し愛車は泥んこまみれ。慌てて洗車した痕跡が残るが、いっそ泥まみれでもよかったかも?

18才の時に初のアメ車としてデュランゴを購入した長尾さん。しかしジェットにハマって牽引や作業に便利なK1500に乗り換え。

ツヤ消しのマットブラックグリルガード、ビレッドグリルを装着。基本的に見た目は気にしないらしいが、この辺はしっかり手を入れる。

リフトアップモデルには欠かせないワイドフェンダーはブッシュワーカー製。ワイド幅は約10㎝。ボディ同色でまとめ上げた。

K1500に乗ると決めた際、長尾さんが必ず付けたかったというトラックベッドロールバー。重量もあり使い道はないが、唯一の見た目重視パーツ。

河原にも入るしこの風貌にマッチするのはマッドタイヤだが、普段乗りを考慮して15インチのミッキートンプソン・オールテレーンタイヤ。

プロコンプの6インチキットによりリフトアップ。この高さは水面にジェットを下ろすには丁度いいらしい。前日ジェットで遊んできたということで、下回りは泥んこまみれなのはご愛敬だ。

OWNER◆長尾政弥さん


■取材協力:グレイスキャブ
http://gracecab.jp


■Text & Photos|アメ車MAGAZINE


関連記事

RELATED


オフセットも細かく調整したフォージアート22インチを装着したC1500ローライダー

1993y CHEVROLET C1500
【グレイスキャブ】

【フォードマスタング】マッスルではなくエレガント、流れるようなシルエットに一目惚れ

2023年10月に開催のカーショー「SLS」で、USクーペ部門1位となったマスタング。ボリュームあるボディや統一されたカラーリングが拘りだが、それを日常の足として使うのもオーナーさんの大きな拘りだ。

【1969年型 シボレーカマロ】絶品コンディションのベビーカマロ

官能のビンテージアメリカン Vintage Ecstasy オリジナルブランドを展開し、エスカレードなど高級SUVカスタムを提案するAZRことアズールモータリング。しかし同店の魅力は、こうしたヴィンテージカーの扱いにもある。

1969 Chevrolet Camaro RS
1969 Chevrolet Camaro Convertible

すべて呑み込むブラック体躯 完成された洗練の「魅せる技術」シボレーサバーバン【ライオンハート】

アメリカンSUVの代表格として長い人気を誇るサバーバンには様々なカスタムスタイルが展開されて、多くのオーナーとショップが試行錯誤を繰り返している。ライオンハートの提案を紹介!

Gボディーが醸し出す独特の存在感に、トレンドカスタムをミックスさせた87yモンテカルロの魅力に迫る!【AZZURE MOTORING】

アメリカンヴィンテージのセカンドジェネレーションとして、現在80年代のアメ車が注目を集めている。大き過ぎず、小さ過ぎずの程よいミドルサイズボディーにスクエアな4灯ヘッドライト。Gボディーが醸し出す独特の存在感に、トレンドカスタムをミックスさせた87yモンテの魅力に迫る!

 

最新記事


2024/10/12

キリっと引き締まった新顔がチャームポイントの新型モデル【ジープラングラー】

SUV

ジープ

アメリカ本国ではすでに発表されていた新型モデルを、2024年5月10日から全国のジープ正規ディーラーで販売を開始した。今回はあまり大きな変更は実施されていないものの、アイデンティティであるグリルをデザインしなおしていることが一番のトピックだ。

2024/10/11

カリフォルニアハウスには国産車よりも断然アメ車が似合う!【1978y シボレーC-10】

ピックアップトラック

ビンテージ

シボレー

赤いC-1500で一度本誌にも登場したことのあるオーナーさん。実はその後ハイエースへと乗り換えて数年間は便利で快適なカーライフに身を置いていた。しかし、自宅に停めたその雰囲気がシックリこない。セカンドカーのジムニーでも何か違う。ってことでC-10を停めてみたら完璧!

2024/10/10

直線基調のロングホイールベースで魅せる【カプリスワゴン】

ステーションワゴン

ビンテージ

シボレー

故きを温ね新しきを知る。いわゆる“温故知新”ということわざがあるが、若者たちのアメ車事情は新しきを知ってから古きを知るという逆転現象も珍しくない。2000年以降に生まれた若者たちを魅了してやまない80's Classicに迫る!

2024/10/09

VW TYPEⅡの対抗馬に相応しいCalでVintageなルックスを継承【フォードエコノライン】

バン

フォード

61年にファルコンをベースに誕生した初代エコノラインは、エンジンを床下にレイアウトしたキャブオーバーワンボックスバン。当時のVWタイプⅡに対抗すべくリリースされたとの噂。その二代目となるのが68年よりモデルチェンジを果たしたこちらの個体だ。

ランキング


2024/10/11

カリフォルニアハウスには国産車よりも断然アメ車が似合う!【1978y シボレーC-10】

ピックアップトラック

ビンテージ

シボレー

赤いC-1500で一度本誌にも登場したことのあるオーナーさん。実はその後ハイエースへと乗り換えて数年間は便利で快適なカーライフに身を置いていた。しかし、自宅に停めたその雰囲気がシックリこない。セカンドカーのジムニーでも何か違う。ってことでC-10を停めてみたら完璧!

2024/10/10

直線基調のロングホイールベースで魅せる【カプリスワゴン】

ステーションワゴン

ビンテージ

シボレー

故きを温ね新しきを知る。いわゆる“温故知新”ということわざがあるが、若者たちのアメ車事情は新しきを知ってから古きを知るという逆転現象も珍しくない。2000年以降に生まれた若者たちを魅了してやまない80's Classicに迫る!

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2016/12/08

ただでさえ渋いポンティアック中でもカタリナは最上級の渋さ!!

セダン

ビンテージ

ポンティアック

1965y PONTIAC CATALINA
マルセロ