H2を選んだのは、インパクト、見た目、そして他人とカブりたくないという観点から

自分が選んだ初愛車で成人式インパクト
アメ車を愛する若者たち
若い僕たちがアメ車を選んだ理由とは…
American Car Life of YOUNG GUYS
ここ最近よく言われる言葉として「若者のクルマ離れ」がある。果たして本当に若者たちはクルマに興味がないのだろうか?もちろんそういった一面があるのは事実かもしれないが、ここで紹介するのはクルマが好きで、アメ車が好きな若者たちばかり。そんな彼らが何故アメ車を選んだのかをじっくりと聞いてみることにしよう。
2004 Hummer H2
owner:SARUさん
好きなクルマに乗れるのも今のうち納車直前のワクワク感で「とにかく乗りたい」とニッコリ
H2を購入し、納車を翌週に控えているのは19歳の若者。H2らしいインパクトや存在感の大きさも魅力ながら、「こうしたクルマに乗れるのも今のうち」という、妙に達観した人生観も後押し。
自分が選んだ初愛車で成人式インパクト
親から譲られたエルグランドを愛車にしていたSARUさんが、19歳の若さでH2を購入。取材時点では納車直前のタイミングだったが、この翌週には晴れて納車される予定である。つまり取材時点は「このクルマがもうすぐ自分のものになる」というワクワクの絶頂。そして19歳だから成人式が近い。
彼は「もちろんこれで」とニッコリ笑う。真っ白なH2で会場を訪れ、同級生のド肝を抜く様子が目に浮かぶ。H2以上のインパクトはそうそうあるまい。彼がH2を選んだのは、インパクト、見た目、そして他人とカブりたくないという観点から。それから「どうせ結婚したらミニバンとかファミリーカーになるのだから、今のうちに好きなクルマに乗って、後悔したくない」とも。
ついでに言えば、友人がFJクルーザーを先に購入したそうで「差をつけたい」という気持ちもあるらしい。
H2を中古車情報サイトで探し、愛知県一宮市のライオンハートに良さそうな1台を見つけた。すでにクルマを持っていたとは言え、自分で購入するのは初のこと。そして、アメ車に触れるのも初。
壊れるんじゃないかと、初心者が感じる不安をたくさん抱えていたが、それらをショップにぶつけると、親切丁寧に教えてくれたという。「気さくに本当のことを話してくれて、いろいろ話しやすかった」と、SARUさんはそのやりとりを振り返る。その後は数日だけ検討の時間を作り、結局購入を決心したというわけだ。
納車後は通勤から遊びまで、とにかく乗りまくりたいというのが今の気持ち。また、SARUさんはスノボやジェットスキーも趣味にしているそうで、そうしたレジャーの相棒としても、新しい愛車の活躍に夢を広げている。
現状のカスタム具合は、社外ホイール、LEDマーカー、ガナドールの4本出しマフラー、リクライニングキットなど。SARUさんは「もう少しインチアップして、ゴツいタイヤをはきたい」と未来をイメージする。納車後は通勤をはじめ日常のアシとしてガンガン使っていくつもりだという。
SARUさんは「物心ついたときからクルマ好き」と話す。他のクルマにはないデザインに惹かれてハマーに興味があったそうで、しかもブラックはたまに見かけることからホワイトが良いとセレクト。
■取材協力/LIONHEART
電話:0586-67-1711
HP:https://www.lionheart2005.com/
■写真&文/加藤山往(ハチメガプロダクション)
アメ車マガジン 2019年 1月号掲載
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