MSTに集う若きアメ車オーナーたち コルベット&H2

「クルマがないと人生つまらない
American Car Life of YOUNG GUYS
アメ車を愛する若者たち
若い僕たちがアメ車を選んだ理由とは…
ここ最近よく言われる言葉として「若者のクルマ離れ」がある。果たして本当に若者たちはクルマに興味がないのだろうか?
もちろんそういった一面があるのは事実かもしれないが、ここで紹介するのはクルマが好きで、アメ車が好きな若者たちばかり。そんな彼らが何故アメ車を選んだのかをじっくりと聞いてみることにしよう。
Chevrolet Corvette&Hummer H2
クルマなしの生活は考えられないと力説

Chevrolet Corvette owner:翔太さん @boil0521
Hummer H2 owner:永遠さん @towa_nc42
人生を楽しくするにはアメ車が欠かせない
東京都足立区のMSTオートモーティブ。新車・中古車の販売をメインに、カスタムから修理まで幅広く業務を行なっている同ショップを訪れるユーザーは数多いが、ここ最近とくに多いのが20代前半の若年層だというのだ。またいつもの軽いノリで言ってんじゃないの~なんて冗談を言いつつ、それを検証するために二人のオーナーさんに集まってもらった。
まずはコルベットC5のオーナーである翔太さんは21歳。それにH2のオーナーである永遠さんはさらに若く19歳。「この二人以外にも若い子がもっといるよ」とはMSTオートモーティブの日向さん談。
まずは翔太さん。愛車を購入したのは2018年の5月。それまではローライダーが好きだったこともあって1993年型のブロアムを所有。しかし調子が悪くなって乗り換えを決意。
当初はピックアップ(C‐1500)かコンバーチブル(カマロZ28)かで迷っていたが、決めきれないため友達とじゃんけんしてどちらにするかを決めたとか。結論からいくとコンバーチブルでカマロZ28のハズが、ショップにコルベットが在庫車両として置いてあり、これもコンバーチブルだからと選んだという。
夜でもひと際主張するボトムスはサヴィーニホイールのブラックディフォルツア・BM12。カラーにはハイポリッシュゴールドを取り入れて個性的なフォルムを演出。ルーフはベージュカラーへと張り替えられている。
そして永遠さんはというと、H2を撮影日の数日前に納車したばかり。H2が初のアメ車なのかと思いきや、その前には300Cを所有していたとか。結局300Cはもらい事故やミッション不調もあったことで今回乗り換えるに至っている。
ちなみに永遠さんがアメ車に興味を抱く様になったキッカケは、高校時代に友人の親が300Cで送り迎えしているのを見て。そして、それまでとは一転してゴツいSUVの代表格であるH2を選んだのは、もちろん好きという理由のほかに、サバイバルゲームを趣味としていることも要因。
ヘッドライト&フォグライトが消耗していたこともあって納車に合わせてLEDタイプへと交換。ボトムスはフューエルオフロード・オクタンにニットー・マッドグラップラーの組み合わせでオフロードテイストを演出。
撮影後に何気なく会話をしていた時に二人が発した「クルマがないと人生つまらない」という言葉を聞いた時に、まだまだ捨てたもんじゃないと実感したのだった。
取材協力:M・S・T AUTOMOTIVE
TEL:03-5851-8701
HP:http://www.mst-automotive.com
■Photo&Text:編集部
アメ車マガジン 2019年 1月号掲載
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