485hpを出力する6.4L V8のチャージャーを堪能せよ!!

2016 DODGE CHARGER R/T SCATPACK
MODERN MUSCLECARS
TO THE LIMIT!!
過激さへの挑戦に終わりはない
2016 DODGE CHARGER R/T SCATPACK
R/Tよりもワンランク上のR/Tスキャットパックという選択肢
チャージャーはチャレンジャーとプラットフォームを共有しているためグレード展開も似通っており、いずれにもイカしたネーミングが与えられたり、ホットなエンジンを搭載したりしているため選択に迷う。そこでオススメしたいのがR/Tスキャットパック。5.7ℓではなく6.4ℓの魅力を存分に味わってほしい!!
ダッジの人気を牽引しているのは紛れもなくチャレンジャーだ。その勢いは加速するばかりといった状況だが、ダッジにはプラットフォームを共有する兄弟車のチャージャーが存在する。チャージャーといえば、映画「ワイルドスピード」の劇中でカーチェイスを繰り広げた先代モデルの知名度が圧倒的に高いが、現行モデルは2015年にフルモデルチェンジを行ない、すべてを刷新。
2018年モデルのグレードのトップは707hpを出力するエンジンを搭載したヘルキャットで、以下はSRT392、デイトナ392、R/Tスキャットパック、デイトナ、GTプラス、R/T、GT、SXTと続き、全9グレードを展開している。筆者的にぜひオススメしたいのが、R/Tスキャットパックである。
ナゼかと言うと、通常R/Tには5.7ℓ V8エンジンが搭載されているわけだが、同じR/Tでもスキャットパックには6.4ℓ V8エンジンが搭載されているからだ。排気量の差はたった0.7しか違わないにもかかわらず、最高出力は115hpも違うのだ。ちなみに本国販売価格も4500ドルの差。
対して同じ6.4ℓ V8エンジンを搭載するSRT392とデイトナ392とを比較してみても、SRT392とは11150ドル、デイトナ392であれば5000ドルも安価で手に入れられるのだ。
もちろんその価格分だけ装備が異なるとはいえ、ここまでの上位グレードの装備ともなれば申し分ないレベルが揃っている。その後は自身で味付けしていけばいいのだから。
他車を睨み付ける威嚇的なルックス。ダッジと言えば十字のクロスヘアグリルだが、メッシュタイプとすることでイメージを高めている。ボディカラーは落ち着きのあるシルバー色の「Billet」。
R/Tスキャットパックが搭載するエンジンは6.4ℓV8HEMI。デイトナ392とSRT392も同エンジンを搭載。最高出力は485hp、最大トルクは65.6㎏-mを発揮する。
ホイールはツインタイプの5スポークデザインでサイズは20×9J。組み合すタイヤは275/40ZR20。その奥にはブレンボのハイパフォーマンスブレーキシステムを装着。キャリパーは4ピストンタイプ。SRT392&デイトナ392は6ピストンタイプがスタンダード。
チャレンジャーはドライバーを包むようなインテリアデザインとなっているが、それに比べるとチャージャーは平面的なデザインを採用している。メーターパネルの中央にディスプレイを配置するのは今時のモデルでは当たり前で、エンジン始動時には専用ウェルカム・スクリーンを表示。8.4インチのタッチスクリーンディスプレイにはアップルカープレイなどのデバイスが搭載され、快適性も高められている。
フロントにはスポーツタイプのシートが配置され、インテリアはルビーレッド×ブラックのツートーンカラーでコーディネイトされている。ルーフには電動サンルーフを装備するほか、BeatsAudioのプレミアムサウンドシステムを搭載。
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■Photo&Text:編集部
アメ車マガジン 2019年 4月号掲載
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