AWDのチャレンジャーGTなら季節を選ばずマッスルを楽しめる!

2017 DODGE CHALLENGER GT AWD
DODGE CHALLENGER GT AWD
MODERN MUSCLECARS
TO THE LIMIT!!
過激さへの挑戦に終わりはない
マッスルカーが欲しいけれど、冬の雪道のことを考えると…。そんな悩みを抱えるオーナーはきっと多いことだろう。だからこそ諸君に言いたい! 「AWDのチャレンジャーGT」があると!AWD+スタッドレスで雪道を普通に走行可能!
暴力的な加速で、一度その味を知ってしまうと決して忘れられなくなるマッスルカー。往年のビンテージマッスルと比較すると、現在発売中のモダンマッスルはいささかジェントル気味なパフォーマンスではある。だが、スリッピーな路面でラフなアクセルワークを行なうと、いとも簡単にスピンしてしまう。そう考えると北国の人にとって「マッスルカーは憧れの存在」で終わってしまうのだろうか? 答えは「否」だ。
もちろん、セカンドカーや冬用のクルマがある人は問題ないが、1台ですべてをまかないたい…という人に最適なのが、ここで紹介するAWDのチャレンジャーだ。AWDとはALL WHEEL DRIVEの略で、日本では4WDという名称の方が一般的。早い話、四輪駆動モデルが
チャレンジャー
のグレードにラインアップされている。ダッジのHPを見てみると「あらゆる天候に対応した性能を誇る!」と豪語するほどだ。
そんな、ある意味レアな車両をアメリカから直輸入したのは、マッスルカーだけでなくトラックやSUVなど、幅広い車種を取り扱う札幌のダイレクトイグニッション 。今回自社輸入を行なったのは、2017年型のチャレンジャーGT。搭載エンジンはV6・3.6ℓで、トランスミッションは8ATを組み合わせる。
ちなみにこのチャレンジャーGTのオーナーさん、アメ車にハマったのは御多分に洩れず、映画の影響。まさに映画「バニシングポイント」を見たことで
チャレンジャー
に憧れるが、さすがにFRを1年中北海道で乗るのは現実的ではない。そこで、1971年型をオマージュした2017年型をチョイスした訳だ。
基本的にフルノーマル状態で、真冬なのでスタッドレスタイヤを装着。組み合わせるスチールホイールは、本物のハイウェイパトロールと同じ物で、あえてタイヤサイズを1サイズ変更。サイドウォールの厚みを持たせることで、ファーストジェネレーションらしさを醸し出している。
特別な装備はほぼ皆無。変更点は僅かにフェンダーのGTエンブレムが加わるだけ。 ヘルキャット や デーモン と比べたら非常にシンプルだ。ちなみにチャレンジャーのAWDはこのGTにしか設定されていなかったのだが、2019年型からはSXTにもAWDを追加。またGTはFRも選択できるようになっている。
走りを楽しむマッスルカーを、季節を問わず楽しめるのは、ある意味GTの特権。ダイレクトイグニッションでは、チャレンジャーGTのオーダーを随時受付中。パフォーマンスだけでなく、機動力も重視したマッスルカーに乗りたい人は、一度相談してみよう。
インテリアの造形はスタンダードグレードと同一。8ATを採用しており、経済性も期待できる。寒冷地での使用を前提とした装備が標準で備わっており、フロントのシートヒーターやレザーシート&ステアリングを標準で装備する。また、ハンマーカードンのサウンドシステムや、オートワイパー&ハイビームといったテクノロジーグループのオプションも装着可能。自分の使い方に合った仕様をオーダー可能だ。
エンジンはV6・3.6ℓのペンタスターエンジン一択となる。5.7ℓのHEMIでも雪道では扱いにくいので、6.2ℓ&6.4ℓでは言うまでもない。意外なのは、エンジンブロックヒーターがオプション装備となる。冷え込みが厳しい環境下で使う人は、追加しておいたほうが賢明だと言えるだろう。
ハイウェイパトロールと同じスチールホイールをチョイスし、バニシングポイント風なスタイルを演出。タイヤはBSのSUV用 DM-V2(235/60R18)を装着し、最低地上高を拡大。ちなみにFRモデルと比べると、車高が若干高く、ワンサイズ大きなタイヤも問題なく装着可能だ。
フェンダーのエンブレムが、GTの外観上の違いとなる。ボンネットダクトやフェンダー、トランクには、オーナーの手でさらにエンブレムを追加。個人的にはもう少しAWDを強調する特別なエンブレムがあっても良いのでは? と思ってしまう。
FRでは走行不可能な状況でも、非常に安定した性能を発揮する
Presented by:D.I.D / Direct Ignition
TEL:011-776-0001
URL:http://d-ignition.xyz
■Photo:浅井岳男
■ Text:空野稜
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