素朴なスタイリングのなんかイイカンジな奴 プリマスヴァリアント
VINTAGE MOPAR FANATICS
1968 PLYMOUTH VALIANT
1968 PLYMOUTH VALIANT

矍鑠たるビンテージ・モパー
フォードもいい、GMもいい、しかし、もっとも「アメ車らしく」、エキゾチックなのはMOPARだろう。コアなファンの多いMOPARだが、今回は矍鑠(かくしゃく)としている…年月が経っても元気に凛としている「ビンテージ・モパー」にスポットを当てることにした。一度ハマってしまったら逃れることのできない、魅力的なMOPARの世界へようこそ。
北米だけでなく南米や豪州、アフリカ、欧州と非常に広範囲でリリースされた、今で言う世界戦略車というべき存在のバリアント。今回紹介する1968年型は2ドアでありながらセダンという、一風変わったスタイリングが特徴で、マッスルカーのような攻撃的なオーラは皆無。

ある意味素朴なスタイリングが魅力で、
東海カーズ
の細井さんもその魅力にすぐには気づかず何度か見るうちに「カッコいいかもしれない…」と思うようになったとか。日本の道路事情にちょうど良いサイズで、カブらないクルマが欲しい人に最適な1台だ。
2ドアでありながらセダンという、ゆるふわな雰囲気がこのクルマの魅力の1つ。エッジの効いたシャープなボディラインは控えめだがさりげなく主張。例えて言うなら、幼馴染の女子の魅力に今さら気づいたような…、そんなテイストを感じさせる。



ベンチシート&コラムという、当時のオーソドックスなスタイルで、6人乗車が可能。直線基調で横方向に広がるインパネは、往時のスタンダードな雰囲気を十二分に感じさせてくれる。トランクは深くはないが、非常に広々としているので、実用性は高い。

エンジンは225ci(3.7ℓ)の直列6気筒を搭載。V8のような独特なサウンドはないものの、非常にスムーズ。コラムの3AT も扱いやすく、今回取り上げたクルマの中では、一番気楽に街乗りができると言える。


フロントは独立懸架で、リヤはリーフリジッド式サスペンションを採用。タイヤは205/70R14と今では考えられないようなサイズだが、当時ではごく普通のサイズ。ホワイトリボンにすることで、往年のスタイルを演出する。
Tokai Cars
Location:愛知県豊川市東名町1-25
Phone:0533-86-8890
E-mail:info@car-s-mm.com
Photo:Takeo Asai
Text:Ryo Sorano
アメ車マガジン 2019年 6月号掲載
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