426HEMI搭載のワイルドなプリマスベルベディア
VINTAGE MOPAR FANATICS
1965 PLYMOUTH BELVEDERE
1965 PLYMOUTH BELVEDERE

矍鑠たるビンテージ・モパー
フォードもいい、GMもいい、しかし、もっとも「アメ車らしく」、エキゾチックなのはMOPARだろう。コアなファンの多いMOPARだが、今回は矍鑠(かくしゃく)としている…年月が経っても元気に凛としている「ビンテージ・モパー」にスポットを当てることにした。一度ハマってしまったら逃れることのできない、魅力的なMOPARの世界へようこそ。

今回紹介するベルベディアは、1965年型。モデルとしてはセカンドジェネレーションとなる。初代はフルサイズクラスであったが、1962年モデルからはインターミディエイトにダウンサイジングを実施。このモデルは2ドアハードトップだが、他にも2ドアセダン/コンバーチブル、4ドアハードトップ&セダン、ステーションワゴンと、非常に多彩なバリエーションが用意されていた。

オリジナルのベルベディアは、マッスルらしさは微塵もなく、フツーのクルマのように見えなくもない。だがトップグレードには426(7ℓ)HEMIが設定されていた。もちろん
東海カーズ
のベルベディアは、V8 HEMIを搭載。ストック状態でなく、これをドラッグ仕様にモディファイしており、スタイリングこそシンプルだが、インテリアからメカニズムに至るまで手が加えられているというもの。まさに走る楽しさを追求している仕様だ。

フロントから見ただけでは、エンジンフードやボンピンの変更ぐらいしか気付かず、スポーティさとは無縁な雰囲気。だが、後方から見ると、ナロードデフに変更したことで、315の極太タイヤをノーマルフェンダーに収めている。無闇に挑発すると、返り討ちにあいそうだ。

エンジンは426HEMIを搭載。高回転域まで回せるように、電気系のチューニングを実施。オイルクーラーもグリルの奥にさりげなく見える。ミッションそのものはノーマルの3ATだが、ドラッグシフターに変更しクイックなギアチョイスを実現。



ドラッグ仕様らしく、フロントは細身の29×7.5R15を装着。それに対し、リヤは315/60R15をチョイス。ノーマルフェンダーのままでこのタイヤを装着するために、ダナのナロードデフに変更。なお、フロントブレーキを敢えてディスクからドラムに変更するなど、細かなこだわりも盛り込む。






ストック風のエクステリアに対し、インテリアは違った意味でシンプル。インパネ中央にはオートメーターを追加し、シフターに変更。後席は完全にレスにし、2人乗りすることで軽量化も実施。ロールケージも追加されており、本気で走りたい人向けだと言える。万が一の事態を考慮して、キルスイッチはリヤコンビの内側に設置。その関係で、バッテリーをトランクルーム内に移設している。
Tokai Cars
Location:愛知県豊川市東名町1-25
Phone:0533-86-8890
E-mail:info@car-s-mm.com
Photo:Takeo Asai
Text:Ryo Sorano
アメ車マガジン 2019年 6月号掲載
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