もっとも完成度の高い70年型「クーダ」大人が乗るに相応しいマッスルカー

THE GREAT PLYMOUTH
1970 Plymouth Barracuda 'Cuda 340
1970 Plymouth Barracuda 'Cuda 340
THE GREAT PLYMOUTH
華麗なるプリマス
オリジナルをキープした抜群なコンディションのハリウッドスター級にクールでセレブな「クーダ」にして、スーパーニッチなカラーリングや機関の仕様によって、国民的アイドル並みにフレンドリーで好感度大な超希少車!
ニッチな仕様で出荷されたオリジナル
1964年のデビューから、3世代にわたり74年までラインナップされた 「バラクーダ」 。その中でも、コンパクトかつポニーなパーソナル・クーペに生まれ変わった3世代目がスタイリングの美しさと、ポテンシャルの高さで、人気を博している。モデルイヤーごとにデザインや仕様が異なるが、なにはさておき、70年型の完成度が高く、ダントツの人気とあって、モパー・マッスルきってのコレクタブルな存在となっている。
70年型には、モパー・マッスルを象徴する、ピンク、バイオレット、ライムといったハイインパクトカラーがオプションで設定されたことも人気に大きく貢献している。特にクーダは、スタイリングやキャラクター的にもそうしたラウドなカラーが最も似合うモデルでもある。
その内容を求めるなら、エコノミーなスタンダードか、ラグジュアリーなグランクーペなどなら珍しくはないのだが、
バラクーダ
ではなく、あくまでもハイパフォーマンス仕様である、「クーダ」というのがニクイ。また、搭載エンジンがスモールブロック340ciというのが奥ゆかしくて好感が持てる。
ブレーキにおいても、フロントディスが定番の中、チープなドラムをチョイス。そんな仕様から、低い予算の中で、自分の好みにこだわって、対応することができた当時のオプションの豊富さを象徴するような個体。数年前にアメリカで売りに出た際に、国内に輸入し、現オーナーが入手したことで外装は同色でリペイントした。
ダブルバブルの愛称のスクープが二つあるフードは、も'Cudaパッケージ車専用パーツ。ロッカーパネルのエラ状の化粧パネル、グリルのペイントがガンメタリック、フォグランプの装備も全て、'Cuda ならでは。好感度も含め、総合的に完璧な個体なので、いやらしくツッコんで見ると、右ミラーが70年型限定で激レアオプションではなく、71~74年用というトリビア級。
ベンチシートもダークグリーンの内装パーツも、リプロダクションされていないだけに、この激シブな仕様を真似するのはかなり厳しい。ステアリングも、ダッシュのスタイルも、スタンダード仕様なのが全体のイメージにマッチしていてむしろステキだ。
エンジンは、Cudaならではのハイパフォーマンス仕様として設定された340ci。4バレルキャブで275hpを発生するが、シボレーの350に比べると、トルクが細いので、パンチに欠けるが、高回転まで速やかに吹け上がり、高速クルーズ向き。トランスミッションは、3速AT、TF727。
最新記事

2023/05/30
マグナム&300Cをベースにするフェイスリフト。
ガレージジョーカーで今、プロジェクトが進行中だ。それが、マグナム&300Cをベースにするフェイスリフト。手始めにお互いのフェイスを入れ替えたモデルを披露するが、最終的にあの人気モデルのフェイスを移植する予定だ。

2023/05/29
好天下での開催となったアメ車マガジンミーティングZ 2023 in Aichi Sky Expo
Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)での開催は2022年9月に続いて2回目となるアメ車マガジン主催のイベントアメ車マガジンミーティングZ2023が5月29日(日)に行なわれた。

2023/05/29
グラインダータトゥーを皮切りに、巧みなカスタムペイントで世界中から注目を集めるROHAN
グラインダータトゥーを皮切りに、巧みなカスタムペイントで日本を飛び込え世界中から注目を集める巨匠井澤氏率いるROHAN。その井澤氏が考案するラインワークを生かした独創的なエアロパーツブランドが紹介する「130DESIGN」だ

2023/05/26
ファームD10は多彩なスタイルのボトムスを絶妙に彩る主役級の名脇役として人気を博す!
一昔前までは大口径こそアメリカンSUVの大本命だったが、昨今は17インチが再びブームの兆し。中でもどんなスタイルにも映える万能性に秀でたD10は多彩なスタイルのボトムスを絶妙に彩る主役級の名脇役として人気を博す!