ニッチなルセーバーをムーンアイズが、オーセンティックなカスタムとしてブラッシュアップ

クーペ

ビンテージ

ビュイック

GORGEOUS 60's

アメマガ2019年10月号

ルセーバー

MOONEYES

絢爛たる60年代
1961 Buick LeSabre “Moonblessing”


1961 Buick LeSabre “Moonblessing”

GORGEOUS 60’s 絢爛たる60年代

仮想未来感溢れる美しいスタイリングのバブルトップ車は、コレクタブルな存在ながら、なぜかニッチな「ルセーバー」。高級ブランドであるビュイックならではのキャラクターにマッチしたエレガントな仕上がりや、オーセンティックなカスタムの秀作としても注目!

オールドスクールスタイルを貫いた秀作

1961 Buick LeSabre “Moonblessing”、ビュイック ルセーバー

折れてしまいそうなほど、か細いピラーが特徴の「バブルトップ」ことクーペは、ガラス面積を最大限に稼ぎながら、大胆にラウンドしたキャノピー形状の美しいシルエットが魅力的。 シボレー・インパラ をはじめ、同じBプラットフォームを共有するポンティアック、オールズモビル、ビュイック の各ブランドの上級グレードのクーペとしてラインナップされた。


新車当時はともかく、現代においては、とにかく シボレー・インパラ がダントツの人気。カスタム、ローライダー、ホットロッドと、多方面で人気が高いため、近年では完全にコレクタブルカーとして手の届きにくい存在となっている。他のブランドのモデルにおいても、バブルトップありきでニーズが高いのだが、中でもビュイック は最もニッチな存在となっている。

1961 Buick LeSabre “Moonblessing”、ビュイック ルセーバー

ビュイックはGM内の立ち位置では、キャデラックに継ぐ高級ブランドなだけに、新車時の価格では最も高額ながら、現在の市場においては、最も入手しやすい存在だったりする。ムーンアイズ としても、バブルトップありきでルセーバーを入手。モデルのキャラクターを活かして、オーセンティックなカスタムとして磨き上げた。

リバース・リムのクレーガーSSホイール&ホワイトリボンタイヤが絶妙に似合う、オールドスクールなスタイルを貫いた、いそうでいないお手本的な秀作。ボディは基本的にストックを活かし、仮想未来感のある独特なスタイリングが、フェードペイントと、絶妙なピンストライプによって際立っている。

真っ白のインタリアや、シンプルにまとめたエンジンルームまで、見事なショークオリティでフィニッシュ。ショップのガレージに展示中なので、その美しさを実際にチェックしていただきたい!

1961 Buick LeSabre “Moonblessing”、ビュイック ルセーバー
1961年型は、50'sとの過渡期ならではの一癖あるスタイリングで賛否が割れるが、仮想未来感のある当時ならではのスタイリングが魅力大。ポピュラーな シボレー・インパラ に対して、ビュイック・ルセーバーは高級志向とあって、よりエレガントなスタイリングとなっている。前後ともに、先の尖ったスタイリングが採用され、姉妹車の中でも最もシャープな印象。

絶妙にフェードするペイントと、完璧なピンストライプによって、持ち前のスタイリングの美しさが、最大限に引き出されている。そのさじ加減にこそ、高いセンスが要求される。シンプルで誠実な仕上げのクオリティは、まさにショーカーレベルながら、その素晴らしさは写真ではなかなか伝えきれない。ルセーバーにおいてこれほど美しい個体は、アメリカでも目にすることは稀。この個体を通して61年型ルセーバーの魅力を思い知らされた。


ミラーマジック
1961 Buick LeSabre “Moonblessing”、ビュイック ルセーバー
1961 Buick LeSabre “Moonblessing”、ビュイック ルセーバー
“ミラーマジック” と呼ばれる鏡に反射させる独自のメーター。鏡はダイヤル式に稼働するため、着座位置が異なるあらゆるドライバーにも対応する高級車ならではのギミック。定番のタック& ロールで仕立てた内張&シートのクオリティも見事。


Cragar SSホイールは、14×6リバースオフセット、ホワイトリボンのUS Royalタイヤとの組み合わせ

オールドスクールなカスタムとして、エアーサスペンションなどのシステムは採用せず、ストックのメカニズムを活かして、スプリングのアレンジなどでロワード。お馴染みのCragar SSホイールは、14x6リバースオフセットというサイズが要。ホワイトリボンのUS Royalタイヤとの組み合わせによって、王道的なマイルドカスタムとしてのキャラクターをアピール。


ネイルヘッド364ci
独特な形状が目を引くエンジンは、ビュイック独自のネイルヘッド364ci。バルブカバー&エアークリーナーは、アルミ製のムーンアイズ・オリジナル製品。ファイヤーウォールのスムーシングなど、センス良くディテーリングされたエンジンルームも外装と同様にフェードペイント。


1200台がエントリーした“ストカー”日本のアメ車シーンはここにアリ!! ムーンアイズ ストリートカーナショナルズ


MOONEYES
Tel:045-623-5959
HP:http://www.mooneyes.co.jp/


Photo ◆ Hiroshi Nose Text ◆ Hideki Ishibashi
アメ車マガジン 2019年 10月号掲載


最新記事


2026/07/17

【SAGISAKA.SPL】同じモデルをベースとしつつ、巧みな技巧で魅せる2つの世界

SUV

シボレー

2026/07/14

【BIG BLOCK / SMALL BLOCK】リッチなトルクをダイレクトに味わえる大排気量V8こそアメリカ車最大の魅力!

メンテナンス

排気量と出力は大きいほど良いとされていた排気ガス規制前のモデルには、7Lを超えるビッグブロックエンジンがラインナップ! 大径ボアによる物理的な大きさがもたらすマッシヴなパフォーマンスを一度は体感すべし!

2026/07/10

【ワッツ】高級モーターホームだけでなく、スタンダードなアメ車も得意!

クーペ

ピックアップトラック

シボレー

ポンティアック

バスのように大きなモーターホームを扱う、熊本のWOT'S。近年はそんなイメージがすっかり定着しているが、ビンテージアメリカンも、まだまだ積極的に取り扱い中だ。

2026/07/07

【bond PROTECTION & WRAPPING】塗装に匹敵する美しさをbondなら実現可能

ラッピング&ペイント

塗装は元に戻せないけれど、ラッピングはいざとなれば剥がせる。でも紫外線からガードできても、飛び石などは守れない。その2つの願いを1つでかなえるのが、bondのフルカラーPPFだ。

ランキング


2026/07/17

【SAGISAKA.SPL】同じモデルをベースとしつつ、巧みな技巧で魅せる2つの世界

SUV

シボレー

2026/04/03

【テスラ モデル3】キャブ車とは対極的なテスラのカスタムも開始

セダン

OTHER

ローロッドスタイルを得意とするKRZ。2025年の夏から新たなジャンルをスタートさせた。それが何と「テスラ」のカスタム!もちろんエアサス&ホイールをセットし、新たな世界を提案する。

2022/06/16

海をしっかり感じさせるサーファーズハウス

HOUSE

2026/07/14

【BIG BLOCK / SMALL BLOCK】リッチなトルクをダイレクトに味わえる大排気量V8こそアメリカ車最大の魅力!

メンテナンス

排気量と出力は大きいほど良いとされていた排気ガス規制前のモデルには、7Lを超えるビッグブロックエンジンがラインナップ! 大径ボアによる物理的な大きさがもたらすマッシヴなパフォーマンスを一度は体感すべし!