ROUSH402エンジンを搭載し500馬力を発揮するランチェロ

1972 Ford Ranchero
1972 Ford Ranchero
ROUSH402エンジン搭載、500馬力を発揮するドラッグ仕様
現行モデルを中心に車両販売する ライオンハート だが、時折とんでもない車両を展示する。現在その“とんでもない車両”が、ROUSH402エンジンを搭載し500馬力を発揮する ランチェロ だ。
TCI製4速ミッションに変更し、コラムからフロアシフト化
愛知県一宮市にあるアメ車専門店 「ライオンハート」 は、現行モデルを中心とする車両を販売し、ノーマルから一歩進んだカスタムや、メーカーオプション装備を多く取り入れたモデルを展開することで、他店と差別化している。そうした車両展開をする ライオンハート だが、現行モデル達に混じって、異端児ともいえるモデルが突然並ぶことがある。
今回のその異端児は、話題の JLラングラー ・ グラディエーター 、2019年型デュランゴが並ぶ列に、1972年型フォード・ランチェロが鎮座している。商売として現行モデルを扱うが、代表の小山内氏は実は旧車ファン。「目の保養として、1台ぐらいは旧車を起きたくなるんだよね」と笑うが、この ランチェロ 、お飾りの目の保養というレベルの仕様ではない。
なんと、シェルビー/サリーンと並びフォード車のチューニングモデルを製作するラウシュの402コンプリートエンジンを搭載し、500馬力を発揮するモンスターモデル。アルミラジエター、TCI4速ミッション、B&Mフロアシフト、ラインロック、バケットシートも加わり、ホイールはWELD15インチ、タイヤはミッキートンプソンと、ドラッグレース仕様となっている。
リアが軽くこのパワーでは、街乗りだと持て余すかもしれないが、数ある現行モデルの500馬力と比べると、ある意味走りのワクワク感は半端ない。こんなモデルをしれ~っと並べる ライオンハート 、恐るべし。他にも黄色い特殊車両も気になるところだが、それはまた次回のお楽しみ!
ランチェロ
の中でも人気の高い、フォード・グラントリノと同じフェイスを持つ1972年型。ワゴンモデルのルーフを切った斬新なスタイルは、数あるアメ車の中でも特別な存在だ。アルミラジエター、ラウシュ・パフォーマンス製の402コンプリートエンジン(6.6ℓ)を搭載(載せ替え後3000km走行)。500馬力を発揮する。
ベースグレードではベンチシートのコラムシフトだが、TCI製4速ミッションに変更し、シフトはB&Mのフロアシフト。シートはバケットシートの2人乗りとなっている。
ホイールはWELDレーシングの15インチ。タイヤはミッキートンプソン。
Thanks:LION HEAT【ライオンハート】
TEL:0586-67-1711
URL:http://www.lionheart2005.com
PHOTO&TEXT:編集部
アメ車マガジン 2020年 1月号掲載
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