激レアなプリマスロードランナー・コンバーチブル

オープン

ビンテージ

プリマス

ロードランナー

アメマガ2020年1月号

INITIAL P

オートレイド

1969 Plymouth Road Runner

INITIAL P PONTIAC & PLYMOUTH


1969 Plymouth Road Runner

383標準のロードランナーは、最もメジャーな69年型にして激レアなコンバーチブル。440が標準のGTXは、ハードコアなMoparファンが好むいぶし銀な68年型。そして70年型ダスターもプリマスを語る上ではマストなクルマだ。


歴代ロードランナーにおいて、最も幅広い層から人気があるのが69年型。デビューの68年型とは、わずかなディテールの違いしかないものの、69年型の方が、キャッチーで親しみやすい。ロードランナー とコヨーテのイラストが、エアークリーナーなどに、よりキャッチーに採用されているのもポイントだ。


そして、69年にはラインナップされていなかった、コンバーチブルが登場。クーペ&ハードトップの合計が約4万7000台なのに対して、コンバーチブルは僅か1890台しか出荷されていない激レアな存在。その数はスーパーバード以下なので、いかに希少かが分かる。

1969 Plymouth Road Runner、1969 プリマス ロードランナー

おそらく国内には、この1台と思われる。タフなマッスルカーという性質や、プリマス・ユーザーには実質剛健ありきで求めるユーザーが多いことなども影響して、マッスルパッケージのコンバーチブルは特に希少なのだ。

1969 Plymouth Road Runner、1969 プリマス ロードランナー

そもそも長いリアオーバーハングが、コンバーチブルではより強調される。ハードトップでのCピラーの付け根部分のM時形状が、そのまま活かされた独特のデザイン。ドア前方とトランク部のロードランナーのステッカーはオリジナル。

1969 Plymouth Road Runner、1969 プリマス ロードランナー

ロードランナーではベンチシートが標準。そのため、AT車ではコラムシフトも多い。ダッシュ部に吹き出し口のあるファクトリー・エアコン車。

標準の383エンジンは、ハイパフォーマンスな4バレルで335hpを発生。トランスミッションは、3速ATのTF727。リアエンドは純正では最大級の8.75にLSD を組み込んだ“ シュアグリップ” が設定される。

Mopar純正の14インチ・マグナムホイール

カップ形状のセンターキャップである「ブルズアイ」とトリムリングが特徴的なMopar純正の14インチ・マグナムホイール。タイヤは定番のBFG(F:225/60R14、R:245/60R14)。


Special Thanks ◆ Auto Raid

tel:0766-52-8830
HP:http://www.auto-raid.com/


Photo ◆ Hiroshi Nose
Text ◆ Hideki Ishibashi
アメ車マガジン 2020年 1月号掲載


最新記事


2024/04/25

LUXZとWORKが奏でる 究極のハーモニー

クーペ

ダッジ

ホイール

チャレンジャーの魅力をさらに引き出し、独自のスタイルを産み出したLUXZ。オリジナルのボディキットの存在感はまさに圧倒的だが、そのスタイルを完成させるために必要不可欠なパートナーがWORKだ。

2024/04/24

17インチのサイズ感で“ビンテージ”な装いを色濃く表現

セダン

クライスラー

ホイール

PCD100の5穴、センターハブ57.1mmのPTクルーザー。社外ホイールも多少はリリースされているが、満足するデザインのホイールが存在しない。ワンオフでデザインできる鍛造ホイールメーカー「FAMOUS FORGED」なら、狙い通りのボトムスが叶う!

2024/04/23

伸びやかなロングノーズ、引き締めるロングテール、隙のないそのフォルム【インパラ コンバーチブル】

オープン

ビンテージ

シボレー

2024/04/22

荒れ地こそ進む道 デザート仕様【1996 シボレー S10 ブレイザー】

SUV

シボレー

車両のイメージを劇的に変えたカスタム。それがオールペン。千葉県のガレージジョーカーは、様々なモデルをオールペンによって変化させ、個性的なスタイルを生み出している。そのひとつが、艶消しサンドベージュになったS10ブレイザーだ。

ランキング


2024/04/24

17インチのサイズ感で“ビンテージ”な装いを色濃く表現

セダン

クライスラー

ホイール

PCD100の5穴、センターハブ57.1mmのPTクルーザー。社外ホイールも多少はリリースされているが、満足するデザインのホイールが存在しない。ワンオフでデザインできる鍛造ホイールメーカー「FAMOUS FORGED」なら、狙い通りのボトムスが叶う!

2024/04/23

伸びやかなロングノーズ、引き締めるロングテール、隙のないそのフォルム【インパラ コンバーチブル】

オープン

ビンテージ

シボレー

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2024/04/22

荒れ地こそ進む道 デザート仕様【1996 シボレー S10 ブレイザー】

SUV

シボレー

車両のイメージを劇的に変えたカスタム。それがオールペン。千葉県のガレージジョーカーは、様々なモデルをオールペンによって変化させ、個性的なスタイルを生み出している。そのひとつが、艶消しサンドベージュになったS10ブレイザーだ。