MOPERが後追いするほどの先進性を感じさせるラグジのM-LINE

EDGE CUSTOMS M LINE DODGE CHALLENGER
不動のDODGE ダッジの魂に魅了される
EDGE CUSTOMS M LINE DODGE CHALLENGER
2008年のデビュー以来、異例と言えるロングセラーを続けるチャレンジャー。無駄を省いたシンプルなボディラインだが、少々物足りなさも感じる。そこでLUXZが選んだのは、オーバーフェンダーの追加によるワイド化だ。
よりグラマラスになり躍動感溢れるスタイル
デビューから10年以上が経過しているにも関わらず、今なお高い人気を維持し続けるチャレンジャー。歴代SRTシリーズも十分魅力的ではあったが、やはりヘルキャットやデーモンの存在が非常に大きいと言えるだろう。今でこそデーモンやヘルキャットワイドと言ったオーバーフェンダーを追加したスタイルが存在しているが、ダッジがリリースするよりも早く、ラグジではM‐LINEと言うシリーズで、ワイド化を実現。特にチャレンジャーのサイドは比較的平坦な印象が強く、オーバーフェンダーの追加は非常に立体感あふれるスタイルとなり、ノーマルとの差別化には非常に効果的だ。
オーバーフェンダーの追加で、タイヤ&ホイールサイズも一新。ホイールはWORK・エモーションCR3Pで、サイズは前後共20インチ。フロントのリム幅は10J、リヤは12Jをチョイス。タイヤはNITTO INVOで、フロントが275/リヤが315となり、まさに圧巻と呼ぶのが相応しい姿。リムはつや消しブラックのアルマイトで、ディスクはマットブラック。敢えてクルマ全体をブラックで統一することで、タイヤペイントを際立たせる効果を狙う。
また、ROHANとのコラボによって、ボンネットには深紅のグラインダータトゥーを実施。ボンネットダクトがさながら瞳のように見え、グラインダーのラインがさながらヒョウの毛並みのように見えなくもない。単なるカスタムではなく、今まさに獲物に飛びかかろうとする、そんな躍動感さえも与えられていると言えるだろう。
ROHANとのコラボによって、このチャレンジャーMのボンネットにはグラインダータトゥーを施す。光が当たる角度によっては、あたかもネコ科の動物のような顔に見えなくもない。
前後のオーバーフェンダーはラグジのEDGE CUSTOMSのM-LINEをチョイス。マッスルカーらしさを引き出すデザインが最大の特徴となる。トランクスポイラーはチャレンジャーSの物を装着。マフラーはマグナフローで、マットブラックのホイールと相まって、非常にスポーティな雰囲気を漂わせる。
ホイールは、WORKのエモーションCR3P。3ピース構造を採用することで、オーバーフェンダーを追加した車両でも、ホイールスペーサーを使用しないトンピシャなサイズを設定可能。ディスク、リム、さらにはピアスボルトまでもブラックで統一されているので、スリットローターやタイヤステッカーがより一層際立つ。
LUXZ【ラグジ】
TEL:058-259-3922
URL:https://luxz.jp/
写真/浅井岳男
文/空野稜
アメ車マガジン 2020年 3月号掲載
最新記事

2025/06/13
【2008 トヨタ セコイア プラチナム】逆輸入車を代表するプレミアムSUVの大本命
かつては逆輸入車のムック本が発行されるなど一世を風靡した逆輸入車。中でもセコイアは当時のSUVシーンにおいてエスカレードやナビゲーターと肩を並べるプレミアムSUVの大本命だった。

2025/06/06
【フォードマスタングGT】派手さの中に垣間見える、繊細な拘りも見逃せない
日本のカスタム技術をフルに取り入れ、SEMA SHOW出展を果たしたジェットシティのマスタング。その雄姿に触発され、「世界基準」のマスタングに乗るべくジェットにカスタムを依頼したオーナーさん。その全貌が遂に公開された!