久しぶりのアメ車マガジン登場(笑)、今回の作業はリアブレーキを一新!【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

REFRESH PROJECT

アイトーンカーズ

アメマガ2020年3月号

REFRESH PROJECT


CHEVROLET TAHOE
REFRESH PROJECT!!

前回行なった内容を忘れるほど久しぶりに登場!!

いや~、自分でも驚いた。実に1年ぶりの誌面登場(笑)。正確には1年1カ月ぶりだけど。こんなにも長いこと月日が経過していたなんて…。ご無沙汰している間に誌面の大きさも変わっているため「前のデータ、そのまま使えないやんけ!!」ってことで新たに作り直すことになったけれど、そこら辺はささっと調整して早速本題と行きますか!


相棒のタホですが、1年前とほぼ変わっていない。変わったところといえばブルバーを取り外したってことぐらい。これまで10年以上連載してきたけれど、この1年はまったくと言っていいほど相棒をカマっていなかったのでこんな有り様です。


ちなみに休んでいた間ももちろんタホに乗って取材に行くわけで、となれば何かしら起きたりするもの。この間に起きたトラブルはというと、ラジエーターからの水漏れ。これが地方に出掛けた先で発生したもんだからど~しようとなったけれど、近隣にあるパーツショップに問い合わせたらストックがあり、そして交換場所&作業を手伝ってくれた仲間もいたことで事なきを得て無事翌日には帰宅できたことはある意味幸運だった。で、それ以外はというとまったくのノントラブルで実に優秀。


というわけで、今回の内容はというと、前回行なった作業の続き。実はこれ、撮り溜めてあったんだよね。なのにこんな状況で報告できずってな具合。掲載がないので心配してくれた人もいたけれど、ご安心を。でも、次はまたいつ掲載できるかは不明。できる限り頑張ります!!

長いこと時間が空いてしまったので、まずは前回掲載した内容をおさらい。何をチェックしていたかというと、鳴きが気になっていたリアブレーキ。一昨年の酷暑でだいぶ消耗が進行したようだ。早速ドラムを開けてみると、案の定シューがすり減っていたいただけでなく、ドラムの内側にも段付きが見られた。さらに予想外にもシューを固定するワイヤーが折れていることも発見した次第。また、アクスルシャフトオイルシールの劣化によるオイル漏れも判明。しかし、前回の作業では交換用の部品までは用意していなかったため、次回はこの続きをということで終了。

そして、ここからが新たな作業。上の写真は今回の作業のために用意した部品。ドラム本体をはじめ、シューにホイールシリンダー、シューをバックプレートに固定するための各種部材の一式を用意してリアブレーキを一新させる。さらにオイル漏れも発見してしまったので、この作業に併せてアクスルシャフトオイルシールも交換してしまうことにした。

まずはディファレンシャルオイルを抜くことから作業はスタート。カバーにはお決まりのごとく鉄粉がビッシリと付着。そうしたらアクスルシャフトの引き抜き。抜いてみると思っていた以上に細いなぁっていうのが率直な感想。シールはオイルにまみれてドロドロ。シールを剥がしたところでついでにベアリングも確認。当初は予定していなかったけれど、せっかくだからとコイツも交換しておくことに。取り外しは専用工具で引き抜くんだけれど、固着していてなかなか抜けず…。同じ動作をひたすら繰り返してようやく抜けたのとは対照的に入れるのはすんなり(笑)。

アクスルシャフトベアリングとオイルシールの組み付けを終えたところで、今度はメインであるドラムブレーキの組み付け作業。交換前はダストまみれで真っ黒だった部材だけど、新品はかなりカラフル。そしてシャフトも差し込み直してドラムを被せれば組み付けは終了。あとはディファレンシャルオイル、ブレーキフルードを注いで、すべての作業が終了した。


取材協力◆アイトーンカーズ

TEL:048-920-6055
HP:http://aithon.jp


Text & Photos:まちゃ
アメ車マガジン 2020年 3月号掲載


最新記事


2025/11/06

統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】

クーペ

ビンテージ

シボレー

ショップ

ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。

2025/11/04

【FIELD STYLE JAPAN 2025】450社以上が出展するアジア最大級のアソビの祭典

イベントレポート

FIELDSTYLE JAPAN 2025
AICHI SKY EXPO(愛知国際展示場)

2025/10/30

【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち

イベントレポート

MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場

2025/10/28

夫婦でアメ車!しかもマッスルカー2台という贅沢な選択肢【チャレンジャー&マスタング】

クーペ

ダッジ

フォード

一台はマッスルカーやトラック、そしてもう一台はミニバンやSUVと、夫婦でアメ車2台を所有する方たちの大半はどちらか一方がファミリーカーとして成立するパターンが多い。そんな中、どちらも2ドアクーペのマッスルカー2台を所有する強者夫婦を発掘!

ランキング


2025/11/04

【FIELD STYLE JAPAN 2025】450社以上が出展するアジア最大級のアソビの祭典

イベントレポート

FIELDSTYLE JAPAN 2025
AICHI SKY EXPO(愛知国際展示場)

2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。

2018/03/05

BOSS302カムを搭載したフォードトリノGT / マリーナブルーのシボレーインパラコンバーチブル

クーペ

オープン

ビンテージ

シボレー

フォード

日本のビンテージアメリカンと言うと、どうしてもマッスルカーやスーパースポーツのイメージが強い傾向がある。だが、おおらかで大陸的な走りを体感できる大衆車こそ、アメリカの空気を感じるには最適。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger