【グランドチェロキートラックホーク】モアパワーを求め、北海道から埼玉へ車両持込み

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グランドチェロキー トラックホーク

アメマガ2020年6月号

アメ車で傾け

ミシュラン

2018 JEEP GRAND CHEROKEE TRACKHAWK

アメ車で傾け -kabuke-


2018 JEEP GRAND CHEROKEE TRACKHAWK

アメ車の能力を見くびるな900hpオーバー開眼!

最強スペックを誇るSUVは、ランボルギーニ・ウルスでもレンジローバーでもなく、707hpを誇るジープ・グランドチェロキー・トラックホークだ。そんなハイスペックモデルを所有しても満足できず、北海道から遠く離れた埼玉県まで車両を持ち込み、チューニングを実施したオーナーがいる。900hpオーバーチャレンジがスタートする!

北海道ではアメ車の評価が低い!?

チャレンジャー・ヘルキャットを皮切りに、アメ車のハイスペック化が進む中、欧州車や日本車を含むSUVカテゴリーでトップのスペックを誇るのが、2018年から登場した、チャレンジャー・ヘルキャットと同型エンジンを搭載する、スーパチャージャー付き6.2L V8エンジンの、ジープ・グランドチェロキー・トラックホークだ。ノーマルスペックで、最高出力が707hp、最大トルクが89.25kg-m(4800rpm)となり、0-100mは約2.5トンの巨体ながら3.5秒という驚異的な数値を誇る。登場が話題となったランボルギーニ・ウルスでも650hpだけに、いかにトラックホークが桁違いのスペックを誇っているか分かるだろう。

2018 JEEP GRAND CHEROKEE TRACKHAWK 104

しかしそんな「化け物」を所有していても、「物足りない」と感じるオーナーが北海道にいた。彼曰く「北海道では他の輸入車に比べ、アメ車の評価が低い。それが悔しくて、アメ車の凄さを見せてやろうと、チューニングを決意したんです」。 だが、希望する数値まで引き上げるチューニングを行なうショップが北海道では見つからず、方々探していたところ、関東、関西圏に在住する友人から「埼玉のHPPが一番だ」と情報を得る。


そんな折、アメマガで見たのが、同じトラックホークで900hpとなったグラチェロや、チャレンジャー・ヘルキャット、デーモンなど、数々のハイスペックなチューニングを行なっている埼玉県のHPPだった。「やはりここだ!」。北海道のアメ車のイメージを覆すため、トラックホークは津軽海峡を渡り、埼玉県へ持ち込まれた。

パーツ交換だけじゃないPCM現車セッティング

2018 JEEP GRAND CHEROKEE TRACKHAWK

HPPへトラックホークを持ち込んだオーナーの当初の要望は「800hpオーバー」。しかしHPPとチューニングメニューの打ち合わせを重ねると、車両にダメージを与えることなく、それ以上に引き上げることが可能だということ、何より、HPPが過去にトラックホークで900hpオーバーに引き上げた話を聞いていると、対抗心が湧かないワケがない。数値目標は大幅に引き上げられ、負けじと900hpオーバーを目指すことになった。

2018 JEEP GRAND CHEROKEE TRACKHAWK

HPPが以前のトラックホークで採用したのと同じく、メインメニューとなるのが、スーパーチャージャープーリー径を小さくしブーストアップさせること。しかも今回は改良されたタイプで、プーリー径はさらに小さくなり、ハイブースト仕様となっている。それに付随してテンショナーやアイドラーも変更され、ATIスーパーダンパー、ハイフローインジェクター、ブリスクUSAのレーシングプラグ、ロイヤルパープルのエンジンオイル等、全オイルをパフォーマンス仕様に変更するなど、メニューは多岐にわたる。


パーツ交換だけは誰でもできるメニューだが、PCMセッティングも行なわれ、ディアブロスポーツ・アンロックPCM+i3プラチナムセットを使用し、最終的にPCM現車セッティングが施された。実測数値はまだ未計測だが、過去のメニューから900hpは見込まれる。

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外装はオーナーが車両持込み前に変更したもの。フロントスポイラー ・ワイパーカウル・サイドスカート・テールゲートパネル・リアゲートキャップはSarona design。リアゲートアンダーウイングスポイラーはRenegade design。

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GMS・サーモスタットハウジング&ローテンプサーモスタット、JLT・コールドエアインテークキット、JLT・キャッチカン、Metco・バルブカバーブリーザーなどは、オーナーが実施済み。


HPPが取り入れたチューニングメニューが、プーリー径を小さくすることでブーストアップさせるスーパーチャージャープーリー交換、スーパーチャージャーテンショナー&アイドラーをセラミックベアリング採用のレーシングビレットテンショナー&アイドラーへ交換、スーパーチャージャーアイドラー追加、BRISK USAレーシングプラグ、ATIスーパーダンパー、ハイフローインジェクター交換、ロイヤルパープルエンジンオイル等、全オイルパフォーマンスモデルに交換、PCM交換(Diablosport アンロックPCM)、PCM書き換え(Diablosport i3 プラチナム)、PCM現車セッティングとなる。


もちろん上述した以外にも細かなセッティングや交換がされている。ただパーツを交換しただけでは最大限の能力は発揮できず、車両故障にも繋がるため、PCMセッティングは絶対に必要なメニューだ。これこそが、HPPが選ばれる理由でもある。

ホイールはVelgen Wheels・VMB5 22インチ。タイヤはミシュラン・パイロットスーパースポーツ

ホイールはVelgen Wheels・VMB5 22インチ。タイヤはミシュラン・パイロットスーパースポーツ305/35ZR22。サスペンションはEibach・SPECIAL EDITION PRO-KIT Performance Springsなどで強化され、ブレーキラインやデファレンシャルブレース、リンクにアーム類、ブッシングまでも強化されている。


Special Thanks:HPP High Performance with Precision<>

TEL:048-577-7341
URL:https://www.hpp-jpn.com
Photo:古閑章郎
Text:相馬一丈
アメ車マガジン 2020年 6月号掲載

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