EDGEが手掛けた世界で1台のボディパーツをまとうグランドチェロキー

SUV

ジープ

岐阜県

アメマガ2020年6月号

エッジカスタムズ

アメ車で傾け

グランドチェロキー

EDGE CUSTOMS

ラグジ

グランドチェロキーSRT8

2006 JEEP GRAND CHEROKEE SRT8

アメ車で傾け -kabuke-


2006 JEEP GRAND CHEROKEE SRT8

究極の「ONE&ONLY」を目指すため世界に1つだけのパーツでカスタム!

チャレンジャーのカスタムで揺るぎない地位を築きつつ、様々なSUVのオリジナルスタイルを提案し続けるLUXZ。「究極のカスタムとはワンオフに尽きる!」とLUXZ 島澤氏は語るが、それをカタチにしたのがこのSRTだ。

低さとワイドを強調しSRT8の魅力をUP

ジープブランドのフラッグシップ、グランドチェロキー。JEEPの名に相応しい走破性を実現しながら、高級車に匹敵する装備を備えており、ある意味欲張りなクルマと言える。そのラインアップの中で、異端児的な立場として存在するのが、6.4LのHEMIを搭載し、スタンダードモデルよりもローダウンを施し、専用ボンネットやエアロバンパーなどを装着するSRT8だ。

2006 JEEP GRAND CHEROKEE SRT8

事実スポーツカーと同等かそれ以上のパフォーマンスを発揮し、まさに暴力的な加速は、一度知ったら病みつきになるほど。だが、エクステリアは比較的大人し目で、正直物足りなさを感じてしまう。そこでLUXZでは、ひと目見ただけでそのポテンシャルが滲み出せるスタイリングにアレンジ。


ノーマルの前後バンパーは少々丸みを帯びたラインが特徴ではあるが、攻撃性や獰猛さにはどうしても欠けてしまう。そこでフロントにはスポーティなリップスポイラーを追加し、リヤバンパーはディフューザー一体の仕様に変更。最大のポイントは、片側約20cmワイドとなる非常に巨大なオーバーフェンダーを追加。フロントバンパーからラインをつなぐ意味も兼ねてバンパーの両サイドにはカナードも追加し、まるで海のギャングと称される「シャチ」の如き様相を呈していると言えるだろう。


ここまでワイドなフェンダーを装着すれば、当然足元も変更。22インチの1221・R5336にPROXES STⅢを組み合わせ、HEMIのパフォーマンスを最大限に発揮させている。

2006 JEEP GRAND CHEROKEE SRT8 2006 JEEP GRAND CHEROKEE SRT8

前後のバンパーは基本的にはSRT8のオリジナルを使用。フロントはエアロデザインを採用したリップを追加。リヤバンパーにはデュフューザーを追加し、ハイパフォーマンスカーとしての在るべき姿に変更。スポイラーのトップはボディ色に、端面をブラックとすることで、高級感を演出。リヤはカーボンのラッピングを施す。

_N6I5492 _N6I5447

存在感を敢えて強調するために、カナードはマットブラックにペイント。サイドステップもフロントリップと同じカラーリングを採用し、ワルさよりもエレガントさを醸し出す。

ロースタイルオーバーフェンダーをこの1台のためだけに制作!

ロースタイルオーバーフェンダー

このクルマのためだけに制作された、片側20cmワイドのオーバーフェンダー。真横に貼りだすのではなく、外側に向かって傾斜させることで、視覚的に低いフォルムを演出。アイバッハの車高調でダウンさせるが、数値以上に低く見える。

_N6I5462 _N6I5473

モノトーンで上品さを演出しつつ足元は煌びやかな色で強調する。

ホイールは1221のR5336の22インチをチョイス。左右非対称のデザインを採用し、疾走感を強調する。スポークとリムは繋がっておらず、3ピース構造でありながらワイルドではなく非常にスタイリッシュなデザインを実現する。TOYO?PROXES STⅢ(295/35R22)をセットし、ホイールのカラーに合わせゴールドのタイヤレターを追加。

1221のR5336の22インチをチョイス_N6I5596


Special Thanks:LUXZ【ラグジ】

TEL:058-259-3922
URL:https://luxz.jp/
Photo:浅井岳男
Text:空野稜
アメ車マガジン 2020年 6月号掲載

最新記事


2024/09/13

【1995y シボレーサバーバン】外装だけでなくエンジンや足回りもアレンジしたい

SUV

シボレー

アメ車専門店のスタッフはどんな愛車を所有しているのだろう?そんな素朴な疑問からスタートしたこのコーナー。チャレンジャー専門店でカスタムやメンテナンスを担当する上原さんに話を聞いてみた。

2024/09/12

愛車復活の儀式フロアカーペットの交換!!防音断熱材も貼って快適車内空間へ生まれ変わる

メンテナンス

経年劣化が進むのは、外装だけじゃなく内装も進行していく。中でも年数と共に汚れが目立ち、悪臭の原因となるのがフロアカーペット。頑張って掃除をしても限界があるため、そんな時は、思い切って張り替えも選択肢。豊富なカラーから選ぶこともでき、車内の雰囲気は一気に変わっていくぞ!

2024/09/11

カスタムのセオリーが別次元、奥深きコルベットC8カスタムの世界

クーペ

シボレー

ミッドシップ化によってC7以前とは勝手が異なり、スーパーカーとしての装いが映える個体へと進化したC8。まだモデルケースの少ないC8カスタムシーンの中でオートメッセ出展を果たした、最旬スタイルに迫る!

2024/09/10

アメ車マガジン主催による2024年三度目のイベント「アメ車ファンミーティング in Aichi」が開催!

アメマガミーティング

イベントレポート

アメ車マガジン主催による2024年三度目のイベント「アメ車ファンミーティング in 愛知」が9月8日(日)、名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場で開催された。アメ車マガジンの愛知でのイベントは2023年5月スカイエキスポで開催のamZ以来の1年ぶり。

ランキング


2021/06/11

史上初の200mph超えを果たした伝説の「快鳥」【プリマス・スーパーバード】

クーペ

ビンテージ

プリマス

1970 PLYMOUTH SUPERBIRD

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2018/03/06

ファースト後期型マスタングはダックテールを取り入れた独創的なフォルム

クーペ

ビンテージ

フォード

歴代マスタングの中でもスポーツルーフのイメージが強いファーストジェネレーション後期型こそ、クーペとしての魅力にあふれる「グランデ」。ダックテールを取り入れた独創的なフォルムには当時のFoMoCoのアイデンティティーが詰まっている!

2021/03/15

【注目のアメリカン雑貨】大阪の老舗ブランド、アンダーウッドが同業者の買い付け地に!

ショップ

大阪府吹田市の閑静な住宅街にあるユニークなショップ「アンダーウッドブランド」。ヴィンテージカーやオートバイからアパレル、多肉植物など幅広いアメリカンアイテムが豊富。同店はヴィンテージ・アイテムの素晴らしいコレクションを展示するだけでなく、カスタムカーやオートバイのレストアなど様々なサービスも提供しており、一度は訪れるべきショップ!
UNDERWOOD BRAND【アンダーウッドブランド】