アメリカンSUVらしく大らかに乗って楽しむブロンコ

SUV

フォード

ブロンコ

ホールショット

愛知県

アメマガ2020年9月号

House of American SUVs -アメリカンSUVに魅せられて-

1984 FORD BRONCO

House of American SUVs -アメリカンSUVに魅せられて-


1984 FORD BRONCO

エッジの効いたボディデザイン、すべてが緩やかな操作系、ゆったりとしたモケットシートとインストルメントパネル、そして存在感のあるエギゾーストノートと、芯があってずっしり回るV8エンジンが魅力のアメリカンSUV…あの頃憧れていた大らかで自由な時代のフォード・ブロンコがいいのである。

「ブロンコのある生活」をゆったりとエンジョイする

オフロードイベントの会場で良く見かけるこのフォード・ブロンコ。このブロンコのオーナーの「キタさん」は、自らもオフロードやロッククローリングを楽しむのはもちろん、最近ではご夫婦(奥様がドライバーでキタさんがスポッター!)でロッククローリングの大会に出場して楽しんでいる。


そんなキタさんのブロンコは84年型で、V8 351が載ったモデル。今から10年程前に、免許取り立て当時に街を走る大きなアメ車に憧れていた事をふと思い出し、この年式のブロンコを探し出して購入。遠く九州からキタさんの元にやってきた。

1984 FORD BRONCO

それから10年、これくらいの年代のアメ車にありがちなトラブルは一通り経験し、今は絶好調なブロンコ。まず足回りは、オフロードも楽しめるように四駆ショップ「ホールショット」にてプロコンプのキットをベースにセッティング。さすがにこのブロンコではロックセクションは走らないけれど、黒井沢のオフロードは充分に楽しむ事が出来るようになったそうだ。


エンジンも普段使えることを重視し、エーデルブロックのキャブやデスビ、コイルなどの点火系はMSDを使いリフレッシュしている。 最近全塗装を施し、ついでに外したモール類も自ら磨きたおして外装をリフレッシュし新車の様なコンディションに。ふとしたきっかけで手に入れたブロンコだが、手を入れた分だけ愛着が湧き、もう手放す予定は全くないそうだ。そんなキタさんは、ゆったりと「ブロンコのある生活」を楽しんでいるのだ。

1984 FORD BRONCO

紺とホワイトのツートンは純正カラー。オーバフェンダーに深リム&ポリッシュのセンターラインのコンボプロ2がマッシブで力強く良く似合っている。

20200624KD00016820200624KD000181

細いハンドル、コラムシフト、ゆったりとしたモケットのシート、あの時代の雰囲気を醸し出すインパネ、スイッチの一つをとってみても良い感じV8のである。

20200624KD000205

オフロード走行も楽しめるようにホールショットでプロコンプのキットをベースに4インチほどリフトアップ。

20200624KD000213

エンジンは84年型からハイアウトプット化された351 V8を搭載。日常での普段の使い勝手を考えてホールショットで若干手を加えているのでキャブ車ながら乗りやすい。ずっしりと回るV8が心地良いのである。


Cooperations:HallShot【ホールショット】

TEL:0568-33-4900
HP:http://www.hallshot.jp/
Photo & Text ◆キサキデザイン
アメ車マガジン 2020年 9月号掲載

関連記事

RELATED


【ブロンコ愛】ヴィンテージSUVの魅力と運転の楽しさを語る

1980年型フォード・ブロンコを所有し、大型アメ車、特にSUVに情熱を燃やすオーナーを取材。ヴィンテージカーを所有する友人たちの影響で、現代のクルマにはない個性のあるクルマに乗りたい!と感じ、エクスプローラーに乗り換え、最終的にブロンコに落ち着いた。愛車であるブロンコについてや、運転する喜び、満足感について紹介している。

JEEPを駆逐するためのFORDの刺客それがブロンコに課せられた使命!

悍馬(かんば:あばれ馬と言う意味)と言う名を授けられ、1966年に登場した初代ブロンコ。当初からJEEPのライバルとして誕生しており、今回復活した6代目には、明らかにそのDNAが受け継がれている。

コンパクトで扱いやすいボディサイズを持つブロンコスポーツ。

2021年に復活を果たしたフォードのブロンコは、同時にコンパクトなエントリーモデルであるブロンコスポーツを発表。新生ブロンコのアイデンティティを引き継ぐエクステリアデザインにコンパクトで扱いやすいボディサイズを持つブロンコスポーツ。今ならカーズスパークで購入できる。

【GMCサバーバン2500】オフロードでも心置きなく遊ぶ為にリジットアクスルの足回りを移植。

1996 GMC SUBURBAN 2500

インディゴブルーの2ドアタホを見つけて、馴染みの深いスターキーズ経由で見に行くと一目惚れ。

2ドアのショートなボディに魅せられて
1996 Chevrolet Tahoe

 

最新記事


2025/06/13

【2008 トヨタ セコイア プラチナム】逆輸入車を代表するプレミアムSUVの大本命

SUV

OTHER

かつては逆輸入車のムック本が発行されるなど一世を風靡した逆輸入車。中でもセコイアは当時のSUVシーンにおいてエスカレードやナビゲーターと肩を並べるプレミアムSUVの大本命だった。

2025/06/11

【WORK VS XV】圧倒的な多交点メッシュによる最新トレンドとクラシカルの融合

セダン

ダッジ

ホイール

2025/06/09

【CROSS FIVE OSAKA】小春日和の晴天に恵まれた大阪ライトミーティング

イベントレポート

CROSS FIVE OSAKA
23th Mar 2025
北港マリーナ

2025/06/06

【フォードマスタングGT】派手さの中に垣間見える、繊細な拘りも見逃せない

クーペ

フォード

日本のカスタム技術をフルに取り入れ、SEMA SHOW出展を果たしたジェットシティのマスタング。その雄姿に触発され、「世界基準」のマスタングに乗るべくジェットにカスタムを依頼したオーナーさん。その全貌が遂に公開された!

ランキング


2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2025/06/13

【2008 トヨタ セコイア プラチナム】逆輸入車を代表するプレミアムSUVの大本命

SUV

OTHER

かつては逆輸入車のムック本が発行されるなど一世を風靡した逆輸入車。中でもセコイアは当時のSUVシーンにおいてエスカレードやナビゲーターと肩を並べるプレミアムSUVの大本命だった。

2019/04/11

カスタム次第でこれほど見違える 現行カマロ×プロスピード

クーペ

シボレー

ノーマルは物足りない主張のできるカスタム

2021/03/15

【注目のアメリカン雑貨】大阪の老舗ブランド、アンダーウッドが同業者の買い付け地に!

ショップ

大阪府吹田市の閑静な住宅街にあるユニークなショップ「アンダーウッドブランド」。ヴィンテージカーやオートバイからアパレル、多肉植物など幅広いアメリカンアイテムが豊富。同店はヴィンテージ・アイテムの素晴らしいコレクションを展示するだけでなく、カスタムカーやオートバイのレストアなど様々なサービスも提供しており、一度は訪れるべきショップ!